ティボ・ムリスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「内向性」の定義を示した本。
何となくネガティブな印象のある「内向性」だが、本書では一つの特徴として定義し、社会に貢献する視点を教えてくれる。
内向的だと自分を卑下している人には読んでほしい。
<アンダーライン>
★★★★
内向型の人は世界の人口の約半数を占めているから、あなたはパーティーが苦手な大勢の人たちのひとりにすぎない。
★★★★★
あなたは背が高いことや低いことについて謝るだろうか?男性や女性であることにつていはどうだろうか?もしそれらのことについて謝らないなら、なぜ内向的な性格について謝る必要があるのだろうか?
★★★★★
あなたに欠けているものはない
★★★★
私は自分のエネルギーを誰に与えるかについて、かなり慎重を期している。自分の時間と情熱と心を大切にしているので、誠実な人たちにだけそれをささげたい。
★★★★★
行くかどうか決心がつかないパーティーへの適切な対処策は、行かないことだ。これで問題の大半は解決する。
★★★★★
内向型人間が世界の人口の約半数を占めるのは、私たちが社会で果たすべき役割があるからにほかならない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレあらすじ
「いつも時間に追われ、本当にやりたいことに手が回らない」「どれだけ忙しく働いても達成感が残らない」という現代人に向けて、有限な時間を最大限に活かして人生の主導権を取り戻す技術を体系化した一冊。著者は、時間の使い方で後悔する真の原因は意志の弱さではなく、「優先順位が曖昧なまま、重要度の低い作業や他人の要求に反射的に反応していること」にあると喝破する。「成果の8割を生み出す2割の重要タスクを特定する『80対20の法則』の徹底」「『やらないこと』を明確にして誘惑や割り込みを先回りして遮断する環境設計」「スケジュールに意識的な余白(バッファ)を組み込む規律」「目標から逆算して日々の行動を1つの最重要アクションに絞り込む型」など、実践的な原則を提示。効率化の罠に陥らず、自分の価値観に基づいた時間に投資するための再現性の高い型を明快に解説する。
所感・深掘り
「後悔しない時間の使い方とは過密にタスクを処理することではなく、脳のメモリを浪費させる『反射的な対応』や『優先順位の迷い』を先回りして遮断する『注力の極小化と引き算の設計』である」という本質を突きつけられ、日頃の時間配分と注力基準のあり方を根本から引き締め直される一冊だった。
特に深く腑に落ちたのは、「『すべての依頼やタスクに全力で応えよう』とする姿勢そのものが、脳に莫大な認知的負荷を強いている」という構造の罠だ。重要度の低い作業や他人の都合に振り回され、焦燥感のまま動いていれば、思考のメモリは雑務の処理だけで激しくすり減り、自らの意志で重要な成果を生み出す機能は麻痺してしまう。「本当にインパクトをもたらす極小の核心」を客観的な事実として見極め、それ以外を物理的に削ぎ落とす型を持つこと。手放す潔さによって生まれた余白に身を委ねることこそが、精神的な消耗を防ぎ抜く極めて合理的なセルフマネジメントなのだと痛感した。
また、自らが時間に追われる焦りを捨て、現場に計画的な余白と明確な優先順位を手渡す姿勢は、組織を率いる指導者やリーダーにとって不可欠な利他の実践であると感じた。リーダーが過密なタスクに忙殺され、突発的な思いつきで現場を振り回せば、メンバーは「急な割り込み」という不毛な推測コストを強いられ、自発的なエネルギーを奪われてしまう。指導者自らが私心を捨て、組織全体に真に集中すべき核心と安心感の余白を先回りして差し出すこと。リーダーがブレない時間軸の基準を示し続けるからこそ、現場の仲間は安心して自らの役割に没頭でき、組織全体が淀みなく自走するのだと確信させられた。
過密なタスク処理や反射的な対応の迷いを捨て、後悔しない時間の型の実践で日々のノイズを削ぎ落とし、研ぎ澄まされた時間的余白を現場の自立へと還元し抜くこと。
日々の忙しさに忙殺されて手応えを見失いかけているビジネスパーソンはもちろん、時間設計と業務運用の解像度を極限まで研ぎ澄まし、関わるすべての人を迷いなく確かな充実と自立へと導く不動の軸を確立したいすべてのリーダーにとって、常に手元に置いて立ち返るべき時間管理の教科書だ。 -
Posted by ブクログ
内向型人間のために書かれた本。
大人になるにつれ自然にできるようになったことばかりで新鮮味はなかったけれど、内向型について書かれているものを久しぶりに読んだので、改めて自分に出合い直したみたいな気分になった。
外交型と内向型で主に使われる伝達物質が違うと言うのは初めて知ったので面白かった。であれば、コロナ禍でステイホームしていてストレスが溜まってしまった人たちには本当に外に出ることが必要だったんだな。神経伝達物質によるものなら無理もない。
◾️外交型と内向型では優勢な(主に使われる)神経伝達物質が異なる
内向型 アセチルコリン
外向型 ドーパミン
活動量を増やすことと刺激を求めることはアドレナリンを増やす→より多くのドーパミンを生成する
外交型の人は、刺激があまり得られないと、内向型の人より集中力を失いやすく、気分が沈みがちになる。
◾️内向型の人は、外交型の人より外部の刺激を受けやすい
◾️内向型と外交型の間には、両方の性格合わせ持つ「両向型」が存在する
◾️問題を解決するために
内向型は問題は内面化し、物事を自分の中で処理しようとする
外交型は問題を外在化し、他人との交流の中で問題を処理しようとする