【感想・ネタバレ】「ひとりが好きな人」の上手な生き方 内向型が力を発揮するための実践的エクササイズのレビュー

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Posted by ブクログ

「ひとりが好きな人=内向型人間」の特性や、どのように生きたら幸せを感じられるのか、といったことが書かれている本。

私は小さい頃から、ひとりの時間が大好きで、大勢の人が集まる場が苦手。必要に迫られれば明るく社交的にも振る舞うけれど、本当の自分がよく分からなくなり、帰ってからドッと疲れてしまう。静かな環境でのんびり過ごせたら幸せで、寂しいともあまり思わないし、電話にもなるべく出たくない…

そんな自分はちょっと変わっているんだろうと思ってきたし、このままで良いのだろうか?とも考えながら過ごしてきた。でもこの本を読んで、それはおかしなことなのではなく、単に自分が「内向型人間」だからなのだ、ということがはっきり分かって気が楽になった。

内向型か外交型かというのは、単に気持ちの問題なのではなく、その人の持つ神経伝達物質に由来しているらしい。だから内向型の人が、外部からの刺激に弱く、静かに落ち着ける環境やひとりの時間を好んだりすることは自然なことなのだそう。

内向型は孤独を感じにくく、ひとりで集中することが得意。その強みを活かせば社会に大きく貢献することも可能なのだと知り、勇気づけられた。

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2023年11月23日

Posted by ブクログ

帯に書かれたものが全部自分に当てはまっていたので、読んでみました。
読んでみての感想。
長年悩んでいた内向型について、その理由と解決策が書かれていて、内向型であることをそんなに恥じなくていいんだな、と思えました。(それだけでも読む価値あり)

この本の良かったことは、外向型のメリット・デメリットについても軽く触れています。
自分が内向型のせいか、外向型の人をずーーと羨ましく思っていた時期もありました。外向型を無理やり演じていた時期もありました。
今思うとその時期ってめちゃくちゃ疲れたんですよね。その理由も本に書かれていて、腹落ちしました。

この本を読んで、内向型も捨てたもんじゃないな、って思えたのが大きな収穫です。
自分ではない誰かになるよりも、内向型であることを認めて、それと共に生きていく方が人生楽しく・充実した日々を生きれると気持ちの切り替えができました。
(長年生きてきてやっと。。。)

そして、私にとっての大敵、大人数での食事会についての解決策も書かれていました。

”行くかどうか決心がつかない(あるいは行きたくない)パーティーへの適切な対処策は、行かないことだ。これで問題の大半は解決する。”(抜粋)

参加すると大抵後悔するので、参加したくないんですよね。。。とはいえ、参加しないと後々何か不都合が出てくるんじゃないかとか考えると、断れなかったのです。
このフレーズがそんな重い気持ちを軽くしてくれました。

断り方のフレーズは私にはちょっと使いずらい(日本人向きでない?)のですが、予定が入ってると言えば十分じゃないかと思います。
これからは義務感を伴わない食事会・イベントで気乗りしないものは罪悪感を感じることなく断ることが出来そうです。

この本はメンタルが落ち込んだときに読み返したいので、本棚に常備薬的な本として納めておこうと思います。

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2023年09月28日

Posted by ブクログ

「内向性」の定義を示した本。
何となくネガティブな印象のある「内向性」だが、本書では一つの特徴として定義し、社会に貢献する視点を教えてくれる。
内向的だと自分を卑下している人には読んでほしい。

<アンダーライン>
★★★★
内向型の人は世界の人口の約半数を占めているから、あなたはパーティーが苦手な大勢の人たちのひとりにすぎない。

★★★★★
あなたは背が高いことや低いことについて謝るだろうか?男性や女性であることにつていはどうだろうか?もしそれらのことについて謝らないなら、なぜ内向的な性格について謝る必要があるのだろうか?

★★★★★
あなたに欠けているものはない

★★★★
私は自分のエネルギーを誰に与えるかについて、かなり慎重を期している。自分の時間と情熱と心を大切にしているので、誠実な人たちにだけそれをささげたい。

★★★★★
行くかどうか決心がつかないパーティーへの適切な対処策は、行かないことだ。これで問題の大半は解決する。

★★★★★
内向型人間が世界の人口の約半数を占めるのは、私たちが社会で果たすべき役割があるからにほかならない。

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2024年03月06日

Posted by ブクログ

内向性は外向性よりも劣っているわけではない。対等な性質なのだ。
そう言われただけで生きやすく感じる。
自己啓発本特有の読んでいる最中は何でもできる気がするが読後力がしぼんでしまうような私の苦手な感触がなく、とてもあっさりしており読みやすい。
己の内向的な性格は恥ずべきものではない。男か女か(生物学的な意味で)、内向的か外向的か、ただそれだけなのである。

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2024年01月01日

Posted by ブクログ

・内向型にも色んな長所がある事が分かった
・見えにくいけど、社会に結構な割合で存在していることも
・ただ、あんまこーゆー本を読み過ぎると自己正当化に陥りそうだと思ったので、これ系統の本はこの本止まりにしようと思った

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2024年04月29日

Posted by ブクログ

一人好き入門書。全体を見通すには適切だけど、自分が筋金入りの内向的な人間だとわかっている場合はただの復習になる。

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2023年12月22日

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