後悔しない時間の使い方

ティボ・ムリス / 弓場隆

もし明日死ぬとしたら、何を後悔するだろうか？
全世界で著作累計80万部の著者が語る、先延ばし癖・退屈な仕事・SNS中毒・動画三昧から抜け出す唯一の思考法

【こんな人におすすめです】
・未処理のタスクが溜まっている
・動画やSNSを見てダラダラ過ごしてしまう
・ついつい「先延ばし」にしてしまう
・集中力が続かない
・本当は叶えたい夢や目標がある
・もっと自分らしい仕事をしたい
・時間の使い方が上手くなりたい

【「はじめに」より一部抜粋】
ふだんの生活について考えてみよう。私たちはともすれば家族や友人との関係をおろそかにしがちである。
「一緒に過ごすのは、あとでいい。感謝を伝えるのも、あとでいい。久しぶりに会うのも、あとでいい」と思っているからだ。
心当たりはないだろうか？
だが、時間は無慈悲である。
すべての瞬間はたった一回きりだからだ。無意味な活動に費やした膨大な時間は、もう取り戻すことはできない。
しかも、あとどれくらいの時間が自分に残されているかは、誰にもわからない。
だが、時間は恵み深いものでもある。
時間は１秒ずつ確実に贈られてくるからだ。しかも、それを有効に使う機会は常にある。
自分の価値観や向上心を反映するような方法で時間を上手に使うことは、誰にとっても可能なのだ。
では、ここで重要な質問をしよう。
できるかぎり有意義な時間を過ごし、なるべく後悔せずに充実した人生を送るにはどうすればいいだろうか？
まさにこれこそが本書のメインテーマである。

【目次】
はじめに
序章 あなたは本当に時間を大切にしているか？
より有意義な人生は誰もが設計できる
お金と時間のどちらをより多く持ちたいか？
貴重な時間を有効活用して、より大きな充実感を得る
PART1 生産性の本質を理解する
PART2 時間に対する認識を改める
PART3 有意義な時間を過ごす
PART4 時間を有効に使う
PART5 驚異的な集中力を養う
おわりに

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / 自己啓発
• 出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン
• 電子版発売日: 2024年02月23日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 4MB

[ブクログ · ★★★★★]

「時間は有限」「時は金なり」など、時間の大切さについての言葉は多くでまわっている。
分かってはいるものの、YoutubeやSNSなど自分の趣味やダラダラしたりと、無意味と言ってもいいことに時間を使ってしまうことも少なくない。

こんな生活を一新したいがどうしたらいい？

必要なのは「目的」×「意識」である。
自分が自分自身の「CEO」であり「COO」であり「従業員」だと再認識する必要がある。

本書は目標設定〜効率の良い実行法まで細分化された本である。
自分が今行っていることに対しての問題提起をさせられた本でした。

[ブクログ · ★★★★★]

時間がどれだけ大切なのかがよくわかった。
そして『時間の使い方が上手くなればできる』と時間術的な本を読みまくってる時間こそが無駄なこともよくわかった。
この本から得た知識を行動に移して、知恵に変えていかなければ時間の無駄だと認識できた。

[ブクログ · ★★★★★]

これは久々に自分にクリーンヒットした気がする。
かなり実践性の高い内容で、Audibleで聴くには拾いきれないくらいの量。
生産性をテーマにした本の良いとこ取り。

[ブクログ · ★★★★☆]

死ぬ時に後悔するとしたら「もっとNetflix観とけばよかったなぁ」や「インスタに投稿もっとしたかったなぁ」ではないこたは確実で、著者の言うようにちゃんと自分で自覚的に時間を使わないと後悔することは目に見えている。にも関わらずとにかくダラダラとスマホを見続けてしまう人類の仕方なさよ…。
こんな時代に生まれたので避けられないと分かりつつも、デジタルデトックスしつつ、どうしたら集中して自分の最も大切なことに時間を投下できるのか、本当に考えなければならない。定期的に読み返してちゃんとムダなスマホ時間は極力なくそうと自分に誓う。

[ブクログ · ★★★★☆]

「過去」に対する考え方が印象的でした。

×過去に起こった事を残念がる/過去にしてしまった事を恥じたり後ろめたく思う…
のように、過去は「終身刑」のように囚われるものではなく「人生の教訓」のように活かすものである。

⚪︎上手く出来たことに意識を向ける。
些細なことでも自分のこれまでの成果を、目標達成のための発奮材料として使う。
⚪︎ネガティブな出来事にポジティブな意味を与える。「そこから何を学んだか？」
⚪︎勇気を出した時の事を思い出す。
恐怖を乗り越えて行動を起こした事を振り返り、自分に誇りを持とう。

[ブクログ · ★★★★☆]

時間が有限であることを認識しよう。
人生の目標を明確にしよう。
その目標に近づくために時間を使えているか都度自省しよう。
...という書籍。

考え方やエクササイズを多数紹介しているので、生活を変えるためのヒントは見つかるかもしれない。

【やってみること】
- 頻繁に期日を設定する
- パーキンソンの法則を利用する

[ブクログ · ★★★★☆]

時間の価値。時間の有意義な過ごし方。
本当にこれはいつもの議題だなぁ。
本当の意味のあることとは。

若くて時間があることは価値があると言っても過ごし方が雑なら、お金のほうが価値ありそうだけど、と思ってしまった。歪んでる？わたし？
90歳の大富豪は何にお金を使うんだろう。

[ブクログ · ★★★★☆]

どこかで聞いたことのある話が多いが、まとまっていて納得感はある
時間が最も価値が高く、有限であることを意識しなければ浪費する
金を貯めることは時間を保存する方法と考える
金で時間を買うことを意識し、非効率に時間を金に変える行動を取ってはいけない
長期的な視点で物事を計画し、一歩一歩実行することが長期的に大きな結果をもたらす

[ブクログ · ★★★★☆]

時間に対する考え方が様々な観点で説明されている本。
お金よりも価値のある時間を、有意義に使えるように、無駄にしないようにするためのメソッドや考え方がまとめられています。

やろうとして何かに取り組んだ際、少し行き詰ると「ちょっと休憩」とスマホに気が向くところがありました。これがいかに無駄な行動だったかに気付くことができました。また、自分なりの目標をもって日々過ごしていくことの大切さも改めて感じました。各セクションの最後に、時間の使い方を見直すためのエクササイズが記載されており、改めて考えることで自分事として捉えることができたと思います。

次の文章はとても心に刺さりました。
■時間は常にどちかに分けられる
　－ 有意義で楽しいことをして目標に近づいている
　－ 無意味で退屈なことをして目標から遠ざかっている

有意義で目標に近づけるような時間の過ごし方を、本書に記載の内容を参考に、心掛けたいと思います。

[ブクログ · ★★★★☆]

やる事を後まわしにしがちだったり、だらだらと時間を無駄にしてしまう。
だらだらしすぎて、やりたいなーと思ってる事も結局できず。
ついスマホやネトフリを見すぎて、なんだか無駄な時間を過ごしてしまったという罪悪感。

そんな、｢わかっちゃいるけどダラダラしちゃう！｣状態を戒めるのに良い本です。