伊東順子のレビュー一覧

  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情

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    2010年代に、夫婦別姓が選択できない国は日本だけになった。
    2015年最高裁で合憲判断が下された。
    その後もさまざまな論点で訴訟が提起されるが、家裁申し立ては棄却、地裁提訴も棄却となり、司法による解決はなされていない。

    与党自民党の中でも、緩やかな別姓を認容する意見が出ている。
    各新聞社等の調査によっても、やりたい人はやればいい、という意見があるにも関わらず、司法、立法の場では救われていないのが現状である。
    一部強権派が家族の繋がりだとか日本の伝統ということを前面に出し、反対している。

    本書はイギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、アメリカ、中国、韓国の7カ国に居住しているジャーナリストた

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    2022年07月10日
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情

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    “日本では若い女性、また「物申さない」 控えめな女性が好まれていると、里帰りするたびに実感する。科学番組でもドイツなら女性の科学者や司会者がばりばり発言しており、日本のように若い女性が年配男性の解説に「えー、そうなんですか」と相槌を打つだけという光景はほとんど見ない。そのような光景があちこちで繰り返されることで、それが当然という刷り込み が社会全体に広まる。”(p.121)


    “たしかに、「なんでも二択」のような設定は、今の社会には合わないだろう。「姓」にも「性」にも、もっと自由があっていい。現実が牽引する自由に、法制度が追いつけていない。”(p.264)

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    2022年02月12日
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情

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    2021年の衆議院選挙のときに争点のひとつとなった「選択的夫婦別姓」。結果としては、すぐに夫婦別姓を推進するほどの票差ではなく、まだまだ道のりは遠いなと感じました。

    私が20代のころは「あんたが結婚するころには夫婦別姓が選べるようになってる」と言われたのですが、結婚もしなかったけど、夫婦別姓も実現してないですね。

    当時の同級生たちは次々と結婚して名前が変わり、すでに結婚後の苗字のほうが長くなっている人も。彼女たちに葛藤があったのかなかったのかは知りませんが、年賀状とかくるたびに旧姓も書いてくれないと誰が誰だかすぐにはわかんないなと思っておりました。

    そんななかで一人、イギリス人と結

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    2022年01月30日
  • 韓国カルチャー 隣人の素顔と現在

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    「愛の不時着」が面白いらしいという話を聞いて、それでは観てみるかとNetflixに入ったのが運の尽き?
    それ以来すっかり韓国ドラマにハマってしまった。

    もう20年近く前、カミさんがガン見していた「冬のソナタ」大ブームの時は、全く関心がなかったが、今回は韓国ドラマの「沼」にズッポリ両足が沈み込んだ。

    そんな中、書店で偶々手に取った新書が、ドラマを絡めて現在の韓国カルチャー事情を記していたので興味深く読んだ。

    日本では、愛の不時着や梨泰院クラスが人気を誇るが、私の中では「サイコだけど大丈夫」が今のところ一番面白くて心に残った。

    この新書によれば、韓国やアセアン諸国、アフリカ圏では、「サイ

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    2022年01月29日
  • 韓国 現地からの報告 ──セウォル号事件から文在寅政権まで

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    韓国通の日本人というより、殆ど韓国人の目線。
    日本の嫌韓が理解できず、韓国の一般ピーポーは冷静だ的な展開だが、そうだろうな、こんなふうに思ってんだろうなとは思えた。

    ちょっと不愉快。
    こりゃ、当分無理だと思う。

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    2021年01月04日
  • ピビンバの国の女性たち

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    韓国に関するちょっとエロ的な話題を中心にしたコラム集。半島の男はツヨいなんて珍説はその理由に納得してみたくなったり。終わりのほうは硬派な文章もあったり、こういうところが著者の本当の味なのかなと思ったりもした。冬ソナで一気に加熱する韓流ブーム前夜の韓国の様子が見えてくる。一般的な表記「ビビンバ」でなく、「ピビンバ」としたのは著者のこだわり?

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    2011年02月16日