作品一覧

  • ファック・キャンサー ――愛と科学と免疫療法でがんに立ち向かう
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    「がんは人生最低のギフト!」仕事と子育て真っ最中のNY在住ライターが、ある日突然メラノーマ(皮膚がん)に。がん=命にかかわる厳しい現実に直面…しかし、幼い娘たちとの日常は変わらず、ユーモラスにパワフルに。―親友から届いた「ファック・キャンサー」Tシャツを着て病院へ。―頭の手術痕を膣ブラシと浣腸ボトルで夫に洗浄してもらう日々。―母娘3人、アタマジラミと格闘。―親友もがん罹患、最期の時間と別れ。…ドラマチックなのに平凡で、決して闘いなどではない、治療の日々。胸が張り裂けそうな悲しみと、感謝の気持ちを同時に感じるがん患者のリアルな心の内。最高峰のがんセンターでの手術と、がん治療を変えた免疫療法の治験の実際を含め、ユーモアを交え率直に歯切れよく語る。がんという現実を受けとめ、明るくたくましく、愛を与え合いながら生きる姿に胸を打たれるノンフィクション。
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情
    3.7
    1巻935円 (税込)
    夫婦同姓が法律で強制されているのは今や日本のみ。本書では、夫婦別姓も可能な英国・米国・ドイツ、通称も合法化したフランス、別姓が原則の中国・韓国・ベルギーで実体験を持つ筆者達が各国の歴史や法律から姓と婚姻、家族の実情を考察し「選べる」社会のヒントを探る。そして、一向に法案審議を進めない立法、合憲判断を繰り返す司法、世界を舞台とする経済界の視点を交えて、具体的な実現のために何が必要なのかを率直に議論する。多様性を認める社会の第一歩として、より良き選択的夫婦別姓制度を設計するための必読書。
  • コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿
    4.5
    1巻1,144円 (税込)
    未曽有のパンデミックが世界をのみ込んで1年が過ぎた。各国は感染抑止のため、軒並みロックダウンを実施。多くの国が似たような対策をとってきた。一方で、各国首脳の中には、無根拠な楽観論を振りかざす大統領もいれば、市民の連帯を繰り返し呼びかける首相もいるなど、その言動には大きな違いが。そして、その違いはコロナ禍の行方すら左右していた――。7人の海外在住ジャーナリストが綴るリーダーたちの素顔。

ユーザーレビュー

  • コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿

    Posted by ブクログ

    実に興味深い。コロナ禍で各国のリーダー達は、どう指揮したのか。あの時は外国にまで目がいってなかったので、新たに知れた。

    0
    2025年01月07日
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情

    Posted by ブクログ

    夫婦同性を強要する国は、今や日本だけとなってしまったが、世界各国は家族観や氏制度がどのように捉えらているのか?主要国ごとにまとめられている。

    別姓にも、(絶対に)別姓だったり、創作姓だったり、色んなタイプがあるのだなあと思った。また子どもの名字も考えなければならない点など、制度を変えるとなると考慮する必要があるポイントもたくさんある。

    伝統を継承するといったように曖昧な結論で終わらせるのではなく、時代が進んだ今、多様化する家族観に対して名字はどのように適応していくべきなのか考えていかなければならない。

    0
    2021年11月23日
  • コロナ対策 各国リーダーたちの通信簿

    Posted by ブクログ

    各国の首脳によって対応や姿勢が全く違うのが興味深い。フランスのマクロン大統領は信頼を失った一方で、ドイツのメルケル首相はむしろ支持率を取り戻した。

    他国の事例と比べると、いかに日本政府への信頼感がないかが身に染みてわかる。ドイツやベルギーは感染拡大の押さえ込みに成功していない(ドイツなんて何回もロックダウンしてるし)にもかかわらず、国民が現政権を支持しているのは、リーダーが優れたリーダーシップを発揮できているからだろう。

    quote:ベルギー首相の会見
    日夜この危機の最前線にいる方々のご苦労に感嘆しています。例えば医療関係者のみなさんの。でも彼らだけではないのも知っています。みんなで、連帯

    0
    2021年02月18日
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情

    Posted by ブクログ

    夫婦別姓について、英国、フランス、ドイツ、ベルギー、米国、中国、韓国の状況をその土地で暮らす女性が作成した記事をまとめた本。
    こうなってくると、スペイン・ポルトガルや中南米の国々、インドやアフリカ、ロシアも知りたくなる。
    第II部で夫婦別姓を賛成する司法・国会・経済界のメンバーの座談会があるが、別姓寄りにバイアスがかかった議論に思った。

    とは言え、本書の通りプラグマティック(実務的)に考えるなら、一人に1つの姓が良く、旧姓の通称使用は無駄。結婚による改姓手続きも無駄。
    DX(デジタルトランスフォーメーション)だ、日本人の労働生産性向上だと言うなら、誕生時の姓を使い続ける社会的な効率化を前提に

    0
    2025年07月13日
  • 夫婦別姓 ──家族と多様性の各国事情

    Posted by ブクログ

    これは各国(イギリス、フランス、ドイツ、ベルギー、アメリカ、中国、韓国)の事情や理想や現実をわりと細かく説明していて良書だと思う。

    0
    2024年04月11日

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