くろきすがやのレビュー一覧

  • 感染領域

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    もし、植物ウィルスが発生して、次々枯らして、人類の食生活に影響を与えたら、大変なことである。

    そして、そのウィルスが故意的にまかれたものだとしたら・・・

    コロナ禍の現在に読んでいて、とても怖くなる話。
    バイオサスペンス、ミステリー、ちょっとコメディの小説。

    続編が「ラストスタンド」

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    2023年07月05日
  • ラストスタンド 感染領域

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    シリーズ、第二弾。
    実は、第一弾を読んでいませんでしたが、充分楽しめました。

    2年前の『スレッドウイルス事件』、あのウイルスの災厄から、世界を救った植物病理学者の安藤 仁。

    突然、農水省の極秘プロジェクトのリーダーに抜擢される。
    水が無くても育つ奇跡のイネ『ラストスタンド』の開発に参加して欲しいと言う。
    もし、成功すれば、世界の穀物市場が大きく変わり、日本が優位に立てることに。

    しかし、研究が進むなか、安藤は何者かに襲われ大怪我を。中国や米国などの影も見え隠れし、大きな利権争いの渦中に投げ込まれる。

    果たして、ラストスタンドの開発の行方は?
    ハラハラドキドキの展開ですね。

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    2021年12月05日
  • 感染領域

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    九州、中国地方を端緒に広がるトマトの異変。アメリカの外資系アグリ企業の遺伝子操作、そして日本市場への進出の影が見え隠れする。これに立ち向かうのが、植物学者とその後輩である農水省の女性キャリア官僚。かつて恋人であった2人である。STAP細胞の事件をヒントにしたような経緯も出てくる。

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    2021年07月06日
  • 感染領域

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    おもしろかった。
    トマトを枯死させる謎のウイルス、熟さないトマト、旧友の死、複数の謎に主人公が迫っていくミステリー。

    しっかりと作り込まれた世界観、ユニークな登場人物、からみあう不可解な謎たち…専門知識がやや難解なところもあったが全体として読みやすく、惹き込まれた。

    私は途中からなんとなく真相や展開が読めたが、それを差し引いても完成度の高い一作だった。

    ラストに向けて若干失速した感じがあって惜しい。

    ☆4.0

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    2024年11月06日
  • ラストスタンド 感染領域

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    トマトの次はお米!
    感染はあんまり関係ない気がしたけど面白かった。後半から怒涛の展開が続いたけど、お米開発の完成は呆気なかった。

    実は外務省の人は…って展開は必要だった?各国の陰謀がてんこ盛りに絡み合って最後にはお腹いっぱい。

    それでも話の展開は早いし、先生はまた危ない目にあって痛そうだし脅されるし、急にモモちゃん登場するし、読み出したら止まらない面白さがあった。

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    2024年04月24日
  • 感染領域

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    まさかのトマトパンデミック。感染モノが好きでたくさん読んでいるがトマトが被害者になるとは…!着眼点が斬新で面白い。

    専門的なところはサラッと読みながら、登場人物に個性があり惹き込まれる。イチオシはモモちゃん。

    続編があるらしいので次はそちらを読む予定。

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    2024年04月23日
  • ラストスタンド 感染領域

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    感染領域でくろきすがやさんを知りました。続編であるラストスタンドも身近にある農作物をとりまく利権によって起こる事件を紐解いていく主人公がいいです!当分このミス大賞シリーズから抜け出せなくなる予感がします(笑)

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    2022年03月26日
  • 感染領域

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    バイオサスペンス×ミステリー。
    中には、難しい単語も出て来ますが、問題なく楽しめます。

    九州地方で、トマトが枯死する事件が発生。
    帝都大学で植物病理学者の安藤 仁は、農水省の要請により、現地調査を開始する。

    そんな時、ある研究所に勤める友人が変死する。
    彼は、熟しも腐りもしない新種のトマト『カグラ』を研究していた。

    まったく別の2つの事件が、奇妙な符合を見せ始める。やがて、見えて来る黒幕の正体とは?
    果たして、安藤は、この謎を解けるのか?

    天才バイオハッカーのモモちゃんが、良い味を出しています。

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    2022年01月08日
  • 感染領域

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    ミステリー・バイオサスペンス・エンターテイメント性、どれも高く楽しめた。
    気になったところもある。普通そこで通行人に助けを求めるだろ?って思うところを そうしなかったり、(事情が事情だからという事はあるのかもしれないが)警察を全く頼りにしていなかったりしたトコロに違和感があった。
    また専門知識が必要そうなところは ホントにそうなるのかな?と感じることがままあった。特に最後の結末は こうだと言われたら そうなのかと受け止めないといけない感じで スッキリ具合は不足だったかな?

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    2022年01月07日
  • 感染領域

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    近年、感染というワードは人間にとりこみゾンビ化するというイメージが定着しているように感じているが、植物にスポットをあててやがて人間にかえってくる展開、聞きなれない専門用語や化学の話もでてきますがラストまでひきつけられるストーリーでした。

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    2021年10月30日
  • 感染領域

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    気持ちとしては星3.5です。

    農業を舞台にしたミステリーは読んだことが無かったので新鮮でした。
    細かい謎が多く仕込んであり、物語中盤から最終盤までどんどんと種明かしされていくのでイッキ読み出来てしまいます。

    ウイルスの解析や、対処の実施などはちょっとご都合主義すぎるかなと思いました。

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    2021年08月10日
  • ラストスタンド 感染領域

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    これシリーズものだったのか…知らないでいきなりこれから読んでしまったけど面白かった。

    かつての研究仲間達、安藤を責めるのおかしくないか…?って思ってしまうんだが、理系のあれこれの知識が全くないので至極真っ当なことなんだろうか。間違っていることを指摘しただけでこんなに恨まれるの?前作を読んだらわかるのかな。
    おいしいお米自分も食べてみたいな〜ばかり思ってた。思えば新しい品種のお米とか果物とか、こういう研究者の人たちのおかげで食べることができるんだよなぁと初めて思った。
    誰も信用できない立場にいる緊張感と敵との対決という図は割と定番であるけど、わかっていてもワクワクしながら読めた。
    研究とかそう

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    2020年12月18日
  • 感染領域

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    ネタバレ

    トマトが枯死するウイルスの調査の話から始まり、世界中の植物を絶滅させかねない大きな話になっていく。
    SFっぽさはなく、専門的な説明で話が進められ、バイオ分野素人的には本当に有り得そうに感じ本当に面白かった。

    話は面白かったものの、主人公が若い女性に持てたり暴漢と果敢に戦ったり、地位は低いが能力は認められていたり、誠に勝手ながら願望のようなものを感じてしまい違和感を感じてしまった。

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    2020年08月11日
  • 感染領域

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    おもしろかった~!

    九州でトマトの病気が流行。
    原因を探るべく調査を開始した帝都大学の安藤と農水省の里中。原因は新種のウイルス!?そんな折、旧友が謎の自殺をし、その研究を引き継ぐことに。それは「熟さないトマト」の原木の調査だった。

    くろきすがやさんって一体どこからこんな専門的な知識を得たんだろ~ってすごく不思議に思ってあとがきを読んで納得。
    さらにユニットというものおもしろかった~。

    ちょっとこの小説はドラマで見たいみたいかも。

    個人的には「モモちゃん」好きだわ~
    ぜひ次回は「モモちゃん」主人公で書いてほしい!

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    2019年10月04日
  • 感染領域

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    トマトが枯死する病気が流行る。
    原因究明のために、農水省から依頼を受けた帝都大の学者安藤。
    彼にはスキャンダルで失脚した過去があった。

    植物学や理系分野に明るくなく、専門用語は苦慮しましたが、ストーリーはとても面白かったです。
    主人公の安藤が魅力的だってことも興味深く読めた一因かも。

    遺伝子操作された植物というのは好ましくないとは思いますが、対策としては仕方が無いのでしょうね。

    科学者の方達の次々出てくる発想に頭が下がる思いでした。

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    2019年01月16日
  • 感染領域

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    企業テロ + バイオハザード的小説。
    サスペンス有り、バイオレンス有り、ミステリ成分もあり、
    一粒で何度も美味しいお得な作品(^ ^

    主人公も周りの登場人物も、面白いキャラが多い(^ ^
    好きになれるかどうかは別として(^ ^;

    でも、農水省とかモモちゃんとか、
    正直ちょっと設定がファンタジー過ぎるかな(^ ^;
    いくらノーベル賞候補者だって、
    もはや「国家プロジェクト」規模のマシンを
    個人の権限で使える訳無いような気も...(^ ^;

    ストーリーは、リアリティがあって素晴らしい(^ ^
    文章も、深みはないが読みやすく分かりやすい。
    が、ちょっと物事が主人公に都合良く進みすぎか。
    すべて

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    2018年12月04日
  • 感染領域

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    遺伝子、しかもトマト!今までだったら、まったく馴染みがない分野でしたが、今年の私はちょっと違います。なぜなら、6月に研修で種苗の勉強してきたからです!まさに、品種改良の話だった。病気と抱き合わせで農薬を売るって言ってたなーと思って。でも、専門内容はほぼわかりませんでした!話は面白かったです。

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    2018年08月04日
  • ラストスタンド 感染領域

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    ネタバレ

    前作が面白かったので続編も読んだ。
    引き続き登場人物が出てくるけど前作がだいぶ昔だったので忘れてしまっていた。
    今回は感染してないので感染領域って感じではない。ラストスタンドっていうお米の話。
    なんかよくわからないけどハッピーエンド。続きも頑張れば書けそうな終わり方だった。
    ラストスタンド品種改良の解決方法があっさりしてて今までのリーダー無能か?と思った。
    私も金持ちと結婚したい。

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    2025年09月04日
  • 感染領域

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    安藤先生はそれで良いのだろうか。汚名を着せられる終わり方だったので疑問…。と思ったが、真実を述べたところで農業テロなんて混乱だけ残して、わからないままに糾弾される気がするので、学者の立場を残すための受け入れだったのかも。(個人的にあの立場で受け入れ先があったのは裏工作ありと思ってます)
    ドライな性格の人物が多く、専門用語が難しい。雰囲気だけで読み進めるタイプの本。
    正体不明のウィルスが解明されていく過程は好き。
    あと好みではないけど、今回の魔性ヒロイン。
    何を考えているのかを知りたいと思わせてくれる系の魔性ヒロイン。

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    2025年08月01日
  • ラストスタンド 感染領域

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    ネタバレ

    前巻よりも読みやすくなった。具体的な実験方針が書いてあると、知ってる人は突っ込みたくなるし知らない人にはちんぷんかんぷんなので、無くなって良かったと思う。
    引き続き、登場人物の感情に共感しにくい。ただ、腹が立った、とか書いてあるだけなので興味が持てない。
    短くまとまってて良い。

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    2024年05月22日