石森愛彦のレビュー一覧

  • 素数ゼミの謎

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    子どもがどうしても読んでほしいというので読みました。わかりやすかったです。まだ小1だったので、ところどころかみ砕いて読んだのですが、最後まで集中して聞いていました。

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    2021年07月18日
  • 素数ゼミの謎

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    これはセミ特有の事象なのだろうか?
    他の生き物でも同じな気がする。
    多数年を土の中で過ごし、短い陸上生活を送る生き物は他にいないか?

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    2020年12月26日
  • 素数ゼミの謎

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    北米の「13年ゼミ」や「17年ゼミ」は知っていましたが、なるほど、素数ゼミとはうまく名付けたし、実際に「素数」であることが意味を持っていることを平易に解き明かしてくれていて、面白く読めました。

    著者の吉村さんは数理生態学が専門とのことなので、実際には様々な数理モデルを駆使して解明したのでしょうが、この本ではうまくかいつまんで説明してくれています。

    私自身は数理生態学が専門ではありませんが、私の出身研究室は数理生態学の分野ではおそらく日本で一番有名なところで、私が在学していた当時の教授も優秀な数理生態学者でした。農学部だったので、害虫の発生予測を数理モデルにして、被害が出る前に対策することが

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    2019年01月20日
  • 素数ゼミの謎

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    数学は苦手だ。はっきり言って算数からダメだった。しかし、この本を読むと数、数学というものの果てしない魅力の一端を知ることが出来る。
    数学は嫌い。でも謎解きは好き。という人にはオススメ。
    こういう、苦手な物の魅力を教えてくれる本に早く出会っていたら、もっと人生の幅が広がっていたかもなぁ…と後出しみたいな感慨もわくのである。

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    2018年03月05日
  • 素数ゼミの謎

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    13年と17年に一度、大量に発生する「素数ゼミ」。
    なぜ同じ場所で繰り返し大量発生するのか、なぜ一定の周期で羽化するのか、なぜこんなに長い間羽化しないのか…
    これらの疑問に「進化」=繁殖と交雑という視点から考察しています。
    中学生くらいでも読める文体と量。
    生命の進化の凄さを感じますが、文末にもあったように、近年の人間による急激な環境の変化に彼等が対応できるか、少し心配です。

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    2016年08月23日
  • 素数ゼミの謎

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    生き残りのための選択肢。知らないセミだけど、彼らは生き残るために自然に選択している、
    あれこれ理屈を捏ね回さなくても、長い時間をかけて自然に進化している。生命ってそして素数って不思議。

    400匹のセミの写真がちょっとだけ気持ち悪い。
    挿し絵もリアル。子供の時はセミは捕まえられるくらい平気だったのに、久しぶりにみたら、絵でもなかなか。

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    2022年05月18日
  • 素数ゼミの謎

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    多分子供向けの本だと思うんですが、ずっと家にあったまま読むこともなかったので思い切って読んでみました。
    夏の苦手なものの1つであるセミの話ですが、かなり興味深かったです。ずっと昔から生き延びてきたセミって凄いなとしみじみ。

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    2021年07月24日
  • 素数ゼミの謎

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    アメリカには、幼虫である期間が13年と17年(どちらも素数年)であるセミがいる。ところが、12、14、15、16年の幼虫期間をもつセミはいない。このなぞに迫ったのがこの本である。実に明快なロジックを使いなぜ、13、17年なのかを解説してみせ、なかなか面白いが、ロジックの破綻ポイントである「なぜ、11年や19年ではないか」にはまったく触れないという二流学者のやり口がちょっと残念。

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    2018年10月23日
  • 素数ゼミの謎

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    一般向けの本がこれが初めてとは思えないほど、やさしくわかりやすい文章。挿絵もなんだか味があるうえに、いい具合に理解の助けになって良し。

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    2018年03月04日
  • 素数ゼミの謎

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    蝉に関する「なぜ」を分かりやすく回答しながら、進化の仕組み・不思議に関する入門書とも言える。生物学に対するとっかかりとして良書かと。

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    2016年05月31日