大澤正彦のレビュー一覧

  • ドラえもんを本気でつくる

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    ドラえもんを作る上でのロードマップの描き方やHAIというインターフェースの概念がとても興味深かった。
    人との関わりの中でロボットの必要性を作り上げ、将来的には実態としてドラえもんのを実現する。
    自然な流れだと思いました。

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    2025年11月09日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    面白かったけど出版時期が2020年の本だからLLMがこれだけ進化した今、どう方向性が変わったか、あるいは変わっていないのか、アップデートしてほしい。

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    2025年10月13日
  • じぶんの話をしよう。 成功を引き寄せる自己紹介の教科書

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    過去を大切にできる人が、未来を大切にできる。過去を愛しているから、未来を愛せる。過去を憎んでいるから、そのエネルギーを未来にぶつけられる。

    夢がないのではない。一つの夢に決められないから、欲張りなだけなのだ。それでいいと開き直るだけで、たくさんの夢を持てる幸せに気づける。

    自分に現時点で興味がない人にも、関心を持ってもらい、特定の行動を取ってもらうーーーそのために、自己紹介がある。




    面白い着眼点と、人にとって心地よい応援の仕方で、幸せに生きられるようにと、言葉を込めてくれているのが伝わる、すてきな本でございました。

    装甲悪鬼村正・湊斗景明さん、仮面ライダー555・乾巧くんが好

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    2024年06月09日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    以前ラジオで著者が出演されていたので、興味を持ち読んでみた。

    ドラえもんを作りたいと思ったきっかけやドラえもん、ミニドラを作るメリット、HAIについて書かれている。

    技術的なところよりも志的な内容なので、これから進路を決めたりする学生に読んでもらいたいなーという感じだった。

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    2021年11月11日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    子供のころから「ドラえもんをつくりたい」と夢見ていた著者。小学生のころからロボットをつくり始めて大学在学中から本格的に研究を行い、「みんなとドラえもんをつくる」ことを決意する。最新のAIと「人間」を研究し尽くした著者が語る人とロボットの未来論。いつかドラえもんが本当にできるのではないかと思わせてくれます。

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    2021年01月29日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    HAIという技術のことを初めて知った。AIとは違ってロボットと人とがコミュニケーションをとって成立する技術である。その関わりがロボットへの愛着へと変わりドラえもんに近づいていく。

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    2020年10月22日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    誰もが知るロボット、「ドラえもん」を本当に作ろうと奮闘する若手研究者の著書。
    開発技術やディープラーニングなどの理系な話はほとんどなく、これからの社会で求められる、「人と関わりながら、相互の関係性を調整したり感情をフォローしたり、日々の雑務を少しサポートしたりして、生活を豊かにする」こと、まさにのび太を支え助けながら成長してゆくドラえもんのような「あり方」のロボットを作っている現状を説明してくれています。
    AIの分野ではアメリカの後塵を拝する日本ですが、他者との関わりを必要とするHAIの分野では世界をリードしている日本。他者の視線や、自然にも人格を想定する文化が影響しているようです。

    こうい

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    2020年09月29日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    ネタバレ

    HAIのこと。今AIをうたったものが世の中に溢れてきているけど、どこかまのぬけている感があった。ディープラーニングは記憶と計算には優れているけど、人間の深い感情表現は再現できないし、理解でない。そこをあえてまのぬけている感を逆手にとっていこうという発想がうまいなと思った。
    ドラえもんとは何か。ロボットとは何か。
    最終的には道具ではない。友達なんだ。
    攻殻機動隊でいうゴーストの存在がカギ。
    つまり心。心のある人間を育てたいし、心をより豊かにしたい。そういうものに私はなりたい。

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    2020年09月05日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    ネタバレ

    ドラえもんはのび太にとってどのような存在なのかを突き詰めていくと、完璧ではないが、だからこそ
    人に寄り添うことができる(人が身近に感じられる)ロボットであることがわかる。
    人に愛着を持って貰えるようなロボットとはどういうものなのか。
    人とロボット双方の存在について考える過程が記されており、たくさんの考え方を捻りだせる筆者は素直に凄いなと思った。
    明るい展望は人の気持ちを愉快にしてくれる。

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    2020年08月16日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    ドラえもん、それはただの夢じゃない。

    「ドラえもんをつくる」それを言ったことがある人は、結構いるんじゃないだろうか。でも、本気で目指そうとする人は、どれくらいいるのだろうか。

    そもそも、「ドラえもん」とは何なのか。まず、その定義からして改めて考えると難しい。AIとは違うのか。AIが何かというのも簡単に言えることではないと知った。そういうことがすっきり説明されている。読んでいてワクワクしてくる。きっと「ドラえもん」が人間と一緒にいる未来が来る。

    専門ばかりではなく、異なる分野を学び、掛け合わせることで閃くアイデアがある。両方を学んでいる人はいないからリードできる。色々な分野の人が協力するこ

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    2020年08月02日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    書店で目に止まり購入。
    AIに絡んだ本は何冊か見てきたが、HAIという概念はほぼ初体験。ミニドラのような非言語でのコミュニケーションを選択するなど、AIに関して今まで見聞きしたものと違う視点で、非常に興味をそそられた。本に出てくるロボット、自分も触れてみたいと思った。

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    2020年05月15日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    文系人間としてはタイトルから、4次元ポケットをもってるドラえもんをつくるのか!?と予想したけど、違った。理系言葉が次々と使われ、なんのこっちゃとおもうが、読み進めると、著者の考え、ドラえもんに対する熱い思いが分かってくる。人間とコミュニケーションするロボット。人口減少、高齢者の一人暮らし、孤立化する社会にはドラえもんは必要なのかもしれない。

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    2020年04月14日
  • ドラえもんを本気でつくる

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    AI研究者の大澤正彦さんが、人とロボットの未来論を語った一冊。タイトルの「ドラえもん」は著者の目指すロボットの理想像的なもの、本書では人間とロボット(AI)との共存を指す概念であるHAIをもとに、AI・ロボット単体ではなく、「人とロボットの共存を目指す」思考で未来の世界が語られる。認知的不協和などの心理学的要素だったり、「ロボットいじめ」等のあまりなじみのない用語がでてきたりと興味深い一冊だった。Youtubeで大澤さんの動画がいくつかあるので本と合わせて見ると面白い。

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    2020年03月28日