末永幸歩のレビュー一覧
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「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考
著:末永 幸歩
作品をじっくり鑑賞するというのは、案外けっこう難しい。
「自分なりのものの見方・考え方」などとはほど遠いところで、物事の表面だけを撫でてわかった気になり、大事なことを素通りしてしまっている。そんな人が大半である。
いま、大人の学びの世界でも「アート的なものの考え方」が見直されている。「アート思考」とは、自分だけのものの見方で世界を見つめ、自分なりの答えを生み出し、それによって新たな問いを生み出す。
「美術」はいま「大人が最優先で学び直すべき科目」である。
本書の構成は以下の8章から成る。
①アート思考ってなんだろう
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Posted by ブクログ
どんなことでもいい。
ふと心に浮かんだ「問い」に、もっと敏感でありたい。そんな思いが芽生えたのは、本書『13歳からのアート思考』によるものだ。
この本は、単に「有名な画家の功績」や「絵の見方」といった美術の教科書的な内容にとどまらず、「いま、あなたが何を感じているか」という心の動きに寄り添ってくれる。そしてその“感じる力”を、そっと育んでくれる。そのあり方に、私は並ならぬ価値を感じた。
私は今月、徳島県の大塚国際美術館を訪れる予定があり、少しでもアートの楽しみ方を深めたいという思いで本書を手に取った。しかしページをめくるうちに、惹かれていったのは「アートの知識」ではなく、「問いとどう向き合 -
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再びこの本を読みましたが、1回目とは違った発見があったり、理解が深まったりしました。とても刺激的で、固定観念が覆されました。
「すばらしい絵=上手な絵」という価値観に縛られていましたが、本書を読んで「すばらしい」の基準が広がったような気がします。これまでは、「美しさ」や「うまさ」で絵の良し悪しを判断していましたが、これからは、それだけでなく「何を伝えたいのだろう?」と考えたり、考えたことは「どこから思ったのか」、気がついたことに対して「そこからどう思うか」など、考えを頭の中で巡らせたりしながら、作品を見てみたいと思いました。
美術に関する知識も学べました。
20世紀のアートの歴史は、 -
購入済み
中学校の美術教師である著者がアーティストのように考える方法を教えてくれる本。中学生でこの授業を受けられるのは羨ましい。
この本でお勧めされている方法で絵画を鑑賞すれば、世間で評価されている作品を同じように素晴らしいと思う事はできないかもしれないけど、自分なりに作品と向き合ったという実感は持てるように思う。 -
購入済み
楽しい
私は美術の成績はあまり良くなかったのですがこの本を読んで、アートに対するハードルが下がり以前より楽しめるようになりました。
美術館で一生懸命説明文を読んで理解しようとしていたのですが、自分なりの解釈で鑑賞するというスキルがつきそうです!
少しだけ世界が広がったような気がして読んで良かったです。 -
Posted by ブクログ
20世紀のエポックメイキングとなる作品を取り上げ、アートについて理解し、考え、更には感じる手掛かりとなるような6つの講義
ワークを織り込みながら中高生向けの優しさで書かれた社会人にも役に立つ
Connecting the dots. と、ジョブス好きっぽい
常識や正解にとらわれず、自分の内側にある興味をもとに、自分のものの見方で世界をとらえ、自分なりの探求をし続けること
カメラのように目に映るとおり→アートにしかできないこと
遠近法→多視点での再構成
具象物→何が描かれているかわからないものに惹きつけられる→見る人の解釈
視覚芸術→思考、触覚
イメージ→物質そのもの
アートという枠組み→