眞島めいりのレビュー一覧

  • みつきの雪

    Posted by ブクログ

    何の気なしに読み始めたけど、美しくて、でもちゃんと匂いや手触りを感じる文章に引き込まれた。
    文学的な感じと親しみのバランスがちょうどいい。

    0
    2022年08月27日
  • 夏のカルテット

    Posted by ブクログ

    バラバラな4人が、たまたま図書委員になったことをきっかけに音楽でつながっていくお話。
    友達って、案外こういう始まり方で出来ていくんだよなと思い出した。
    みんなに居場所ができてよかった。

    0
    2021年12月05日
  • 夏のカルテット

    Posted by ブクログ

    たまたま図書委員で当番が一緒になった四人が、
    夏休みの課題のために、
    バンドを組む。

    それだけで、今っぽい。

    しかも、そこにネットが絡んでくる。

    ますます、今っぽい。

    でも、人間関係に悩んだり、
    気の合う仲間との時間を守りたいと思ったり
    する気持ちは、不変なんだよなあ。

    0
    2021年07月22日
  • みつきの雪

    Posted by ブクログ

    「わたし、あした高校を卒業式する」
    満希は行人との出会いから今までを振り返る。満希の住む村に山村留学生として行人がやってきたのは小学5年生の冬。唯一の同級生の行人との距離感に戸惑いながらも、惹かれていく満希の気持ちの揺れが美しい言葉で丁寧に表現されている。
    行人もまた繊細で他者の気持ちがわかる、よくできた子。だからこそ抱えてしまう辛さも後からわかってくるのだが…。
    自分の言動が相手にどう受け止められるのかを考えてしまうふたり、そんなふたりの関係が切なくて愛しい。
    冬の雪がふんわりとふたりを包み、雪が溶け春に向かう気持ちの良い物語でした。

    0
    2020年03月30日
  • バスを降りたら

    Posted by ブクログ

    ある中学に合格した女の子と不合格だった男の子。同じバスに乗り合わせるふたり。それぞれの視点から心情を綴る。

    0
    2024年03月06日
  • 文通小説

    Posted by ブクログ

    引越した友だちとの手紙を通してのやり取りが、電子媒体が当たり前の時代に新鮮味がある。
    中学生ならではの思い込みや独占欲が、日々のイライラと共に伝わってきて、思春期の不安定な気持ちが伝わる。短くて読みやすい物語。

    0
    2023年09月20日
  • 文通小説

    Posted by ブクログ

    児童書。
    親友が中2の終わりに突然転校することに。
    引っ越し後は、この時代にあえて文通をする約束をする。
    一昔前だとそれが普通だったけど、若い子にとっては手紙を送ってから返事がくるまでのタイムラグがまどろっこしく思えたりするのかな。
    ちさとと貴緒の関係は親友というより恋人同士のような雰囲気。
    お互いの気持ちをぶつけ合いながら、ずっと仲良しでいられたらいいねと、親のような気持ちで読んだ。

    0
    2023年07月13日
  • みつきの雪

    Posted by ブクログ

    山村留学生として田舎に来た少年と、元々その村に住んでいた少女の交流、成長が爽やかにつづられています。描かれた描写ひとつひとつは、他愛ない日常ですが、その都度主人公たちの心の動きを丁寧に表現されていて、読んでいてあたたかい気持ちになりました。

    0
    2022年02月09日
  • 夏のカルテット

    Posted by ブクログ

    カジュアルな文調で読みやすく、内容も爽やかです。問題提起や葛藤といったテーマ性は薄いので、お子さんの考える力を育むというよりは、趣味、息抜きの本として読むのにおすすめです。

    0
    2022年02月09日
  • 夏のカルテット

    Posted by ブクログ

    図書委員として集まった男女4名が、夏休みの課題のためバンドを組んで、オリジナルの楽曲を作ることにする。最後の歌詞のところにそれぞれの名前が入っているのがなんだかよいですね。

    0
    2021年10月27日