高埜利彦のレビュー一覧

  • 英文詳説日本史 JAPANESE HISTORY for High School

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    幕末史が英語でどう書かれているか読みたくて買いました。坂本龍馬は削除されず、ちゃんと何度か登場してくれて嬉しかったです。

    たまに、あれは英語でどう書かれているんだろう?と思う日本史を引くにはちょうどいい一冊です。ただしこれを正確に読むのに必要な英語力のレベルは恐らく難関大入試レベルかそれ以上です。

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    2024年10月20日
  • シリーズ日本近世史 3 天下泰平の時代

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    時代が面白いのか、それとも書き方が良かったのか、おそらくその両方だろう。時代の人々のエネルギーを感じながら、一気に読み切った。大きなダイナミズムというより、個々のトピックが時代とその思想を象徴していた。

    アジアの動乱と平和
    統治の巧さ。デモンストレーションと内容の充実のバランス
    経済と文化
    構造改革。享保の改革と田沼意次
    身分制度の揺らぎ

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    2016年08月22日
  • シリーズ日本近世史 3 天下泰平の時代

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    朝鮮、中国の安定、国内の統一により、天下泰平の時代へと突入した。その中で全国市場の成立、文治政治の確立、新田開発といった大転換が進んでいく。その転換の背景を学べる一冊であり、受験生にも薦められる一冊である。

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    2015年06月04日
  • 近世史講義 ──女性の力を問いなおす

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    ー女性の力を問いなおすーとの副題があるとおり、通史に加えて、女性史の視点からの研究成果がまとめられている。近世になると史料も多くなってくるからか、ここまで分かるのかという思いが強い。新たな角度から生活の実相を見ることができて、たいへん興味深かった。

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    2020年05月25日
  • シリーズ日本近世史 3 天下泰平の時代

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    <目次>
    はじめに
    第1章  東アジアの動乱と平和の訪れ
    第2章  江戸幕府の権力機構
    第3章  新たな価値観の創出
    第4章  豊かな経済、花ひらく文化
    第5章  「構造改革」に挑む~享保の改革
    第6章  転換期の試み~田沼時代
    おわりに  格差社会の広がり

    <内容>
    岩波新書 シリーズ日本近世史の第3弾。全集ものの日本史を多く執筆している著者だけに、とてもわかりやすい文章です。新しい知見も取り入れながら、文治政治から田沼時代までが概観されています。勿論、経済や文化の部分はやや物足りないですが、歴史の流れをつかむなら、この1冊ですね。

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    2015年06月18日
  • シリーズ日本近世史 3 天下泰平の時代

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    中国と朝鮮半島が落ちついたから、文化を優先に。上洛は全国の大名を動員する軍事演習。末期養子。死にそうになってからの養子で家を守るのを許可して、とにかくざわざわを避けた。

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    2015年05月16日
  • シリーズ日本近世史 3 天下泰平の時代

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    江戸時代の朝幕関係の専門家であり、多くの通史・概説書も手掛けられてきた高埜先生の巻。岩波の近世史シリーズでは第3巻。四代将軍家綱から十代将軍家治の時代までが扱われる。思想史的にも面白い時代。それを本書では価値観の転換として第3章で扱う。荻原重秀の貨幣改鋳策も第3章で扱われている。

    最後に身分社会の動揺を「身分の集団化」「身分の周縁化」というキーワードでまとめ、次巻(第4巻・吉田伸之『都市 江戸に生きる』)と次次巻(第5巻・藤田覚『幕末から維新へ』)へとつないでいく。

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    2015年04月20日
  • 日・英 くらべて読める山川日本史 4 近代・現代Ⅰ The Modern & Contemporary Eras Ⅰ

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    明治、昭和の激動の時代。他のボリュームよりもボリュームのある量となっているが、この激動の日本史が好きな方はサラッと読めるのかもしれない。
    産業革命から第二次世界大戦終結までの範囲となっている。使用されている英語は相変わらず難しいのと完全対訳でないところが読むのに苦労する。

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    2025年10月24日
  • シリーズ日本近世史 3 天下泰平の時代

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    ネタバレ

    江戸時代「近世」の泰平の世を説いた高埜利彦先生『天下泰平の時代』は、17世紀半ばの徳川家綱の時代から18世紀半ばの家治に至る約130年を、鮮やかに紡ぎ出す
    17世紀の初め、戦国乱世の記憶が人々にまだ生々しい記憶として残る中、「天下泰平」の基盤がどのように築かれ、文化が花開いたのか、政策の変遷や社会のダイナミズムを通じて解き明かしてくれる本書の魅力は、何と言っても網羅的に社会の出来事を、その構造の明快さと、具体的なエピソードだと言える
    冒頭で家綱・綱吉の治世から始まり、吉宗の享保の改革を経て家治の時代までを追う流れは、まるで川の流れのように武家社会の価値観が「武威」から「学問・文化」へシフトして

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    2025年10月12日
  • 日・英 くらべて読める山川日本史 1 原始・古代 The Primeval & Ancient Eras

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    本格山川の日本史が英語と一緒に読める本。見開きで左が英語で右が日本語の構成だが必ずしも直訳ではなく、英文ではあえて別の説明を入れたり変えたりもしている。
    歴史本は用語が多く、一つ一つの意味を取るのが大変だ。特に日本の歴史では漢字が文字だけでさまざまな意味を補っており、それをそのまま音で英語にしても全然響かなかった。
    やはり日本史の面白さは日本語と共にあると思った。

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    2025年09月10日
  • 近世史講義 ──女性の力を問いなおす

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    「通史としても読める」とありますが、やはり各執筆者の興味に沿った各論的な構成となっており、通史部分は非常にあっさりしています。しかし女性に焦点を当てたテーマは、(中には強引に女性と関連づけているようなものもありましたが)、読んでいてとても新鮮な気持ちになりました。

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    2020年07月20日
  • 近世史講義 ──女性の力を問いなおす

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  織豊政権と近世のはじまり
    第2章  徳川政権の確立と大奥
    第3章  天皇・朝廷と女性
    第4章  「四つの口」~長崎の女性
    第5章  村と女性
    第6章  元禄時代と享保改革
    第7章  武家政治を支える女性
    第8章  多様な身分~巫女
    第9章  対外的な圧力~アイヌの女性
    第10章  寛政と天保の改革
    第11章  女性褒賞と近世国家~官刻出版物『孝子録』の編纂事情
    第12章  近代に向かう商品生産と流通
    第13章  遊女の終焉へ
    第14章  女人禁制を超えて~不二道の女性

    <内容>
    ちくま新書の歴史シリーズ。近世史は女性の視点が入った。まあ短い論文なので面白さに欠けるが、堅実

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    2020年01月24日
  • シリーズ日本近世史 3 天下泰平の時代

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    体制を維持するための政策が、自らを衰えさせていくことになる。江戸幕藩体制の転換点が分かる一冊。
    やっぱり綱吉政権がターニングポイントなんだなぁ。
    今日の勝因が明日の敗因につながるわけだけど、もちろんこれは「歴史の後出しジャンケン」。個人的には田沼意次の政策をうまく継承できれば、時代の変化に対応できたのかな、と思う。

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    2015年05月23日