穂波了のレビュー一覧

  • 月の落とし子

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    読み始めは『え?SF?苦手なんだけどな』と思い読み続けていると、というかここ10年で最速読!人の気持ちを惹き付けるストーリー展開。ページをめくる手が止まらずあらゆる登場人物に感情移入している自分がいて素晴らしい本に出逢えた事に感謝します。

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    2026年06月20日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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    学生時代の研究で宇宙関係のことをしていたので、興味が湧き、手に取りました。
    専門知識があるとより楽しめるとは思いますが、なくても充分楽しめる作品でした。
    宇宙開発や月面着陸における歴史、宇宙飛行士のお仕事とは何かをミステリと織り交ぜて語られているのでミステリ好きの自分としては好きな作品でした。

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    2025年05月19日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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    中盤までは、正義や覚悟などを順当に問うような話かなと思って読んだが、終盤にかけての選択の連続と結論はなかなか読み応えがあった。

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    2024年11月05日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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    当初から本の題名からどんな内容から想像も出来ず読み始めたが段々本の中に引き込まれて行った。
    宇宙船の中の様子も動画を見ているように鮮明にになってきたし最後には不覚にも涙してしまった。
    心に残る一冊になりました

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    2024年10月25日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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    ネタバレ

    よく都市伝説として語られるアポロ11号の月面着陸フェイク映像説に焦点を当てたSF、いやミステリ、サスペンスなのか。アルテミス5計画のクルー6人に課せられた緊急極秘任務「月面にアームストロングの足跡をつけろ」。当惑するクルー、そんな中、ロシアに情報が漏れ、未曾有の危機が訪れる。内通者は誰なのか、対立するクルー。果たして生きて地球に戻れるのか。1970年に大阪で開かれた万博で、アポロ11号の着陸地点である「静かの海」の着陸地点模型、月着陸船の実物、月の石、宇宙服等が展示されていた。それこそ「信じるか信じないかはあなた次第です」である。

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    2024年09月03日
  • 月の落とし子

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    一気読み必至の一冊。
    実際にこんなことが起きたら、、、と思うと心底怖い。けれど、登場する人物たちが魅力的で希望を持たせてもらえる。
    時系列でつながる三章の物語だが、どの章も想いが込み上げる場面があった。
    それぞれが信念を持って行動する姿は涙を誘う。感想を書いている今もフレーズを思い出すと目頭が熱くなる。
    元船橋住民であり、現場は徒歩圏内のため、舞台が手に取るようにわかり、臨場感もあった。
    船橋の地図を見ながら物語を読むのもリアリティがあり、面白いかもしれない。

    地図の参考に
    プライムタワー→プラウドタワー
    デパート→船橋東武(ロータリーに直結)
    天沼公園→そのまま(駅北口の公園)
    総合医療センター→市立医療センター(但し駅までは徒歩では困難。バス利用必須。丘の上ではなくやや低地。)

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    2022年10月29日
  • 月の落とし子

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    ネタバレ

    宇宙に関する専門的なことは理解しきれないところがあっても十分楽しかったし、
    未曾有の感染症が広がっていく恐怖は、あの頃体感したコロナを想起させる緊迫感があった。

    前半と後半で主人公が変わるのも印象的で、どちらかは救われるのかと思いながら読み進めたが、それを外した展開だったことも興味深く読めた一因。
    ただ、終盤の民衆の大合唱が出てきて白けてしまったのと、ふんわり余韻を残す幕の引き方にはちょっとがっかりだったので⭐︎3.7ぐらい。

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    2026年06月26日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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    SFミステリ。私は宇宙開発に浪漫を感じたことなくて、海底とか人体とかと同じように凄い科学にしか思ってなかったけれど、そこ浪漫を信じる科学者によって守られてるんだなって

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    2025年04月29日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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    何年か前にふと『あんな時代に月から動画送れるとかおかしくない?』と思って以来の疑問がそのままタイトルになった本だったけど、内容はそこに焦点を当てたものではなかった。人間ドラマで、宇宙飛行士の矜持の話。国民性や、母国への想いもあるだろうけど、スキャンダルではあるにしろそれが『子供の夢を壊す』ことになるとは思わないので、ちょっとだけ違和感はあるものの、面白かった。

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    2025年03月15日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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    こちらでの評判が良かったので手に取ってみました。単行本ですが厚みも薄めで読みやすいのでサクッと読めます。

    本の紹介のところにサバイバルミステリーとあったので、てっきり宇宙船という閉じられた空間で1人また1人とナイフでブッスリ…みたいなものを想像してましたが、そういうのではないです。

    途中までは単純にドキドキハラハラしながら読んでましたが、交信イベントの辺りからは涙涙でした。宇宙という過酷な状況を乗り越えるために宇宙飛行士達が下した決断。ストーリー半ばで船長が語った言葉が印象的でした。「国境のない宇宙で結ばれた絆」は祖国が地球上で何をしていようと変わることはない。彼らの決断に途中からは涙腺崩壊してました。

    最後の最後でのどんでん返し?にはびっくりしましたが、よくよく本を見返してみると最初の章と最後の章の名前が対になっていてその前後のページに付随する文言がそれに対応してました。なるほど。キレイに出来ている。

    文章も読みやすく、ページ数もお手頃。サクッと読めるのでオススメです。

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    2024年11月27日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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    窒息しそう…です。
    読むと……酸素不足に…なります…。

    *
    宇宙でパニック状態になる。考えただけでも恐ろしいことです。

    読み終えて…。胸が痛いのは酸素不足のせいだけではないかもしれません。

    〈ここは嘘つきが来られる場所じゃない。〉

    家族とは何か
    真の宇宙飛行士とは
    主人公が下した決断とは…

    果たして月面にアームストロングの足跡は存在するのか!?

    *
    読み終えたら深呼吸して酸素のありがたさを堪能しましょう。


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    2024年11月04日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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    ネタバレ

    月の上空50kmの”周回軌道”を飛行する有人の宇宙ステーション。月軌道プラットフォームゲートウェイ-『LOP-G』。月面や火星の深宇宙探査を目的とした軌道基地。

    宇宙開発の資金集めの為、開発の様子のリアルを地球に配信するというミッションを受け、民間人のキャスター1人と5人のクルーはLOP-Gに3週間滞在する。

    しかし、宇宙飛行士の航太たちに NASAから突然言い渡された本当のミッションは驚くべきものであった-。

    「月面に足跡をつけてもらう」


    ✎┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    『月面にアームストロングの足跡は存在しない』

    月面着陸はねつ造だ!といううわさは世界で数多くささやかれていますよね。それだけ宇宙は謎が多く神秘的で たくさんの人が宇宙に憧れを持って宇宙飛行士を目指したりもするんでしょうね。

    しかし、この6人のクルー達は アームストロングの足跡をめぐり まさに命を懸けたとんでもないミッションに巻き込まれていきます。

    1950年後半から1960年前半 アメリカとソ連の冷戦時代。ソ連による世界初の人工衛星「スプートニク」の打ち上げ成功によって始まった宇宙開発競争。1969年7月 アメリカはアポロ11号により人間が月面に着陸するというアポロ計画を成功させる。

    それがこの現代で、そして宇宙空間で 第三次世界大戦に進みかねないミッション遂行を課されるとは…。

    動揺する6人は ミッションをやるかやらないかで意見の相違からギクシャクしだし

    そこへ思いもよらないアクシデントが起き

    1人、また1人と命を落としていく…。

    アクシデントは誰のせい?
    疑心暗鬼になる船内…

    残量の減る酸素…

    一人一人に渡される安楽死薬…

    再び地球の土を踏める者はいるのか-。

    月を目指して切磋琢磨してきた6人の絆は壊れてしまうのか。

    極限状態で選択を迫られた時の 宇宙飛行士 一人一人の行動がかっこ良くもあり切なくもあります。

    もう、く、苦しいーー!
    酸素の薄い部屋で読書させられてるような感覚でした(×○×)プハー


    ☆。.:*・゜

    『子供たちはこのレポートタクスを目を輝かせて見ているだろう。これを観ている子供の中から、未来の宇宙飛行士が生まれていく』

    「地球のあなたへ。見えますか。あれが豊の海です-」

    ⟡.·*.

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    2024年10月02日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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     資金調達を目的として、宇宙開発の現状を地球に伝える任務を目的としたアルテミス5計画、軌道基地〈LOP-G〉の乗員六名に、新たな任務が課せられる。実際はアームストロングは月面に降りておらず、その栄光を捏造して欲しい、というものだった。政治の思惑が強く絡んだその任務をめぐって、乗員は対立する。やがて不審な事故が起こり――。
     というのが導入。極限の環境、極限の心理状態の中で、他者を信頼することができない、というかなり怖い状況下で、宇宙飛行士も人間だ、という挟み込まれるエピソードが心を抉ってきます。泣けることが、必ずしも優れていることの第一条件としてイコールで結べる、とは考えてはいませんが、こういうのを読むと、泣いちゃうんだよなぁ、という作品。

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    2024年09月11日
  • 月面にアームストロングの足跡は存在しない

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    タイトルに引かれて読んでみたが、なかなか面白い話だった。近年においては完全にSFと云えなくなった月宇宙船を舞台にしており、ある事件の真相を追い求める推理物でもあるが、内容的にはハートフルな小説。エンディングの方向が個人的に好きじゃないので、少し評価を落としたが、それでも大変面白かった

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    2024年08月27日
  • 月の落とし子

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    月で土壌サンプル採取中の飛行士の突然の死。月往還船の中でのウィルス感染。そんな一見あり得ないと思われるシチュエーションから始まる物語です。ウィルスを抱えながらも地球帰還を目指すパートと、その船が墜落して以降のパンデミックのパートに分かれます。解説にも書かれていますが、後半パートがよくあるパンデミック小説になっているのがちょっと残念かな。

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    2021年11月30日
  • 月の落とし子

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    コロナと闘っている今だから、この作品は刺さったのかもしれない。未知のウイルスに対する恐怖。薬もワクチンもなく、医療従事者も足りない中で、毎日感染者数と死者が増えていく。

    どれだけ苦しくても、みんなが同じ方向を向くこと。普通なら何十年もかかるワクチンがわずか一年足らずで作られ、こうして感染者が減ってきているのは、みんながコロナを終息させたいと同じ方向を向いたから。この作品は、フィクションのようで、リアルを見ているようだった。

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    2021年11月10日
  • 売国のテロル

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    宇宙からの細菌テロ、ありえない想定と言い切れない現実が怖い。コメディぽい会話はいらない。グイグイ引き込まれるが、人物造形が中途半端だったり、あまりに短絡的な行動だったりで、虚構がばれてしまうのが残念。

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    2020年10月15日
  • 忍鳥摩季の紳士的な推理

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    ミステリ。SF。ファンタジー。
    特殊設定ミステリ短編集。
    西澤保彦さんのイメージで読みました。
    事件の状況も特殊だが、主人公の設定も特殊。
    基本的には軽く読めるエンタメ作品。
    「怪物とコントロール」が一番好み。ちょっと潮谷験さんの雰囲気を感じた。
    表紙のデザインとイラスト、とても好きです。

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    2026年10月02日
  • 忍鳥摩季の紳士的な推理

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    特殊設定ミステリー。超常現象が起こる事が有り得ると人々に認識されている世界が舞台。
    空間が一部だけループしたり、時間が止まったり、タイムリープしたり…。主人公も、途中から超常現象鑑定士なる資格を取得しているし、現実ではない世界観が楽しい作品でした。

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    2026年09月25日
  • 忍鳥摩季の紳士的な推理

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    超常現象が起こる世界での特殊設定ミステリ短編集。忍鳥摩季とその背後にいる”先生”が超常現象がからんだ謎を解く。
    空間が別の場所に繋がってしまう”ループ”、30分間一定範囲の時が止まってしまう”ストップ”などかなり危険な超常現象が頻発する世界が怖いが、そのルールを理解しての謎解きは面白かった。

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    2026年04月10日