岩崎邦彦のレビュー一覧
-
高品質な農産物というブランドが、ヨーロッパでは空いているという視点が非常に興味深かった。スペイン企業との座組みについてもっと知りたいと思った。
農産物という違いを見せにくい商品のブランディングのお作法という点で非常に参考になる書籍だが、「さいごに」のところで書いてあった通り、絶えず品質向上とブランド...続きを読むPosted by ブクログ -
ワイナリーツアーを企画したくて手にとった本。
観光のブランドづくりについて統計を使用してわかりやすく書かれているが、読み進むうちにセルフプロデュースやビジネスにも応用ができる汎用的な内容と感じた。Posted by ブクログ -
情報オーバーロードや何でもtoo much 気味の昨今には、大変に共感できる引き算思考。
無条件にもりもりがベターではなく、ほどほどに簡潔に、無駄のないという価値の大切さをリマインドしてくれる一冊です。Posted by ブクログ -
物事を単純化していくことはおすすめです。3から7までが人間として理解できる数字ときいたいことがあります。
それ以上の数になるともう頭がついていかないのでは。
Posted by ブクログ -
気づき
・今までの自分は、売り手目線で観光地を見ていた。しかし、それでは、消費者からは選ばれず、地元が豊かになることはないと気づかされた。大事なのは、お客様の目線であり、行きたいと思ってもらえるかが大切だと学んだ。
to do
・明確なイメージを持ってもらうために、1番を考える
・消費者の目線で、...続きを読むPosted by ブクログ -
観光ブランドということに興味があり、この本を読みました。
この本を読んだ後、「そうだ、京都、行こう。」といえば、この本の内容を思い出すことができるような気がします。
この本では観光ブランドに関して書かれていますが、これを自分ブランドに置き換えても、おもしろい内容だと思いました。自分でビジネスをす...続きを読むPosted by ブクログ -
地域観光をブランド力から解説したいい本です。観光にかかわる人はもちろん、地域のトップにも行政職員の方々にも読んでいただきたいと思える内容でした。私の住む福井県もブランド力がある地域ではないです。来てもらうではなく引力を高めることを第一に考えないといけないです。「カニ」でしょうか?「恐竜」でしょうか?...続きを読むPosted by ブクログ
-
2023.04.21
異動して人間関係に悩む中で読んでためになった。自分の志向が間違っていないことが確認できたため。「引き算」、しかも、ポジティブなそれには勇気、意思が必要であるということ。
若いひとにも読んでもらい、10年後に再読するともっとよくわかるのでは、と思う。
私自身も5年前に出会いたかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
「アメーラ」はトマトのブランドである。しかし、品種名ではない。独自の生産方法により、高糖度なトマトができるそうだ。
本書はアメーラを題材にブランドの確立、維持について解説されている。
ブランド力と知名度は違うとの点、同感である。
ブランドネームを商標登録して、そのことを宣伝すればブランド力は付くと考...続きを読むPosted by ブクログ -
観光ブランドの教科書
「誘致発想」から「地域引力の向上」へー。
消費者調査をもとに、「観光客目線」での観光ブランドに関する提言をまとめた、研究を実践に結びつけるための一冊。随所で調査結果が紹介されていておもしろい。
観光振興の真の目的は、観光客を増やすことではない。地域を元気にすることである。「量...続きを読むPosted by ブクログ -
強いブランドには、尖りがある。
京都は、「伝統」で尖っている。北海道は、「おいしい」で尖っている。沖縄は、「海」で尖っている。東京は、「活気」で尖っている。
(中略)
尖。「大」の上に「小」が乗っている。小さな地域が、大きな地域を超えるには、尖りが欠かせないということを、この字が教えてくれている。...続きを読むPosted by ブクログ -
『農業のマーケティング教科書』『観光ブランドの教科書』の著者の2021年末に出版された最新刊。
ブランドやマーケティングについては前著と重なる部分があるが、日本のブランドトマトの世界進出のプロセスが書かれていて、読み物として面白い。
『アメーラ』というブランド名の由来は、静岡の方言とのことで、静...続きを読むPosted by ブクログ -
”強いブランドには「引力」がある”をテーマに、消持続可能な「質の観光」を実現させ、「地名」を「ブランド」にする方法を書いた教科書。
消費者アンケートなどの調査を客観的な裏付けとしているから、わかりやすいし、読みやすい。
ハッとさせられたのは、「食」のブランドづくりについて。
「生産量日本一」「漁獲...続きを読むPosted by ブクログ -
直接、観光に携わっているわけではないが、地域を盛り上げるために何が必要なのかを考える機会があって、手に取った。
消費者調査の統計解析に基づいたストーリーの展開はわかりやすく、腹落ちがよかった。おや、と思ったのは、非リピート志向の観光客の求める観光スタイルに、「体験型」が含まれていたこと。コト消費が叫...続きを読むPosted by ブクログ -
自分達の売りはここだ!として 観光客に押し付けるのではなく 明確なイメージを作り上げ、あくまでも観光客の視点でブランドや広報をしていくことが大切だと学びました。そのため、ごちゃごちゃさせずにシンプルに、引き算の考え方(個人的には選択とブラッシュアップと思います)をしていくことを意識すしようと思います...続きを読むPosted by ブクログ