鶴崎いづみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
病院に行くほどでもない不調が増えて、整体という言葉に惹かれて読んだ。
身体を整えていくということだけでなく、生活、働くこと、人生と話はどこへでも広がっていく。
気という曖昧なもの。科学的でないもの。だけど、なんとなく分かるという感覚。
聞き手の鶴崎さんの反応が、「ふーん」とか「うーん」とかばっかりで、全部は分からないけどそれぐらいの感じでいいんだなと思わせてくれる。
子育てに関する話の中で、運動を認めていくことで社会を肯定的にみて育つようになるというのが印象に残っていて、この本全体を通して、社会を肯定的に見るための視点のズラしかたというか、整えかたのヒントをもらった気がしている。 -
Posted by ブクログ
お金とうまく付き合えている感じがしなくて、漠然と悩んでいたのでこの本が目に留まって買ってしまった。
この本読んで言語化されたけど、自分はお金を喜んで使うことができてないんだと思った。お金は貯まっていたり、安心できるだけあるのが正解で、毎月地味に、こんだけ使っちゃったなーと感じていて、それがストレスだったのだ。お金とうまく付き合えてる感じがしないのはその辺なんだろう。
お金は動きだ、というのも確かに!という感じだった。働くことは動くことであって、その動いたことが、毎月手にするお金に変わっていく。動きたいと思えることで動いて、それでお金が動いて、使いたいと思えることに使っていく。なんかシンプルにそ -
Posted by ブクログ
本屋さんで独特の絵が気になって立ち止まったら、その裏表紙に書かれているものすごいたくさんの仕事に興味を惹かれて読みたいと思った。
読んで思ったのは、辛いと思う自分の感情に対して、ここまで素直になっていいものなんだなということ。自分はもしかして辛いと感じることに麻痺していて、知らない間に色々耐えているのかもしれない。それで得られるものもあったと思うけど、でもそうしなくても、人ってちゃんと生きていけるようだ。
自分の奥底には、小さいときから、仕事がなくなって家もなくなって食べていけなくなったらどうしよう、という気持ちがある。なに不自由なく育ててもらったのに、どうしてだろう。ご先祖さまにもしかして、