あらすじ
整体指導者・川﨑智子からの呼びかけをもとに始まった二人の対話は、すっかり元気をなくしていた聞き手である鶴崎の目から鱗をボトボト落とし、身も心もグラグラとゆさぶり柔らかく解きほぐして行った。整体の元祖といわれる野口整体の方法をとおして世界の奥行きと元気になるヒントを模索する、三年間の対話の記録。
2017年に「観察と編集」から100部限定で自費出版され、読んでいるだけで効果があるという声が多数よせられた本書に後日談を加えて再編集。整体の入門書としても、どうぞ。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
野口整体、面白い…
本を読んで自分で顧みることを大切にしてくれている本のような気がするので、「生活」が苦手な私には良い内容だったと思う。不思議だなと感じることがあれば、やけにスッと入ってくる言葉もあったな、と、今感想を書きながら気付かされている。
小さなことだけど、鶴崎さんの反応、「ふーん」と「ふうん」の2つある。もしかして、敢えてかき分けている…?耳からの情報だったら、もう少し2人の印象変わっているかも。
Posted by ブクログ
病院に行くほどでもない不調が増えて、整体という言葉に惹かれて読んだ。
身体を整えていくということだけでなく、生活、働くこと、人生と話はどこへでも広がっていく。
気という曖昧なもの。科学的でないもの。だけど、なんとなく分かるという感覚。
聞き手の鶴崎さんの反応が、「ふーん」とか「うーん」とかばっかりで、全部は分からないけどそれぐらいの感じでいいんだなと思わせてくれる。
子育てに関する話の中で、運動を認めていくことで社会を肯定的にみて育つようになるというのが印象に残っていて、この本全体を通して、社会を肯定的に見るための視点のズラしかたというか、整えかたのヒントをもらった気がしている。
Posted by ブクログ
働くこと、つくること、運動、、生きることに関して当たり前のことを丁寧にみる行為が、その話に惹かれるし面白かった。
食べ過ぎてしまうことに"生きてるのが退屈だからよ"との言葉には頷きながら笑った。
読むことが出来てよかった。理解しきれていない部分も多く、繰り返し読もうとおもう。