吉田和代のレビュー一覧

  • 愛の円舞曲 三人の求婚者 II

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    ヒロインが結婚したいときはヒーローがトラウマから結婚には及び腰で、ヒーローが結婚に前向きになるとヒロインは彼の段階を踏んだ求愛に情熱を感じられず「どうして愛を信じて前に進まないんだろう」と思ってしまうため、気持ちがすれ違う。お互いメロメロなのは読み取れるだけにもどかしい。かなり放蕩者だったと思しきヒーローにはちょっと引いてしまう。でも、エンディングでヒーローがヒロインへのメロメロ度を全開にするので、読後感は幸せに浸れる。これで0.5プラスして☆3.5かな。

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    2011年03月29日
  • 愛あればこそ

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    ジェヌヴィエーヴは婚約者のある身でディラン・ディレニアに恋をした。婚約者とは言っても父親ほども年の離れた見たこともないような男性。『ディランはきっと私のためを思って身を引いているんだわ。私が何とかしなくては。』と思いこんだジェヌヴィエーヴは、真夜中大胆にもディランのベットに忍び込み、契りを結んだと嘘を付いた。その結果ジェヌヴィエーヴは婚約は破談となり、めでたくディランの花嫁となることに・・・しかし、ディランはジェヌヴィエーヴを愛していないと話し合いの最中に言われ呆然とする。「あんなに先生に男の事を教えられてきたのに、私はあっさりと騙されてしまったのだ・・・」ディランは近隣でも有名な放蕩者で彼女

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    2009年10月04日
  • プリンスの花嫁 ツイン・ブライド I

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    コーリとアンは双子の姉妹。でもアンは女優志望、コーリは獣医と、顔は似ていても正確はまったく別。そんなアンがコーリに助けを求めてきた。「王子様と結婚したいのは誰」というコンテストに、世間に顔を売りたいがために参加してしまったアンは何と優勝してしまいヨーロッパの王子と結婚することになってしまったという。それも期間は1ヶ月。嫌ならそれで別れても良いという。そんな時アンは映画の大役に抜擢され急きょ撮影に入らなければならなくなったという。で、アンはコーリに王子の婚約者を代わりに断ってきて欲しいと頼み込んできたのだ。「そんな嫌な役目は嫌よ」と断ったものの結局アンの女優としての夢の成功を思い仕方なく引き受け

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    2009年10月04日
  • 翡翠の涙

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    サンフランシスコの娯楽の殿堂〈ゴールデンドラゴン〉の後継者であるジェイドは、父オニキス・ジュエルの訃報を受けてテキサスにやってきた。そこで3人の異母姉妹に会ったことから、ハンギング・ツリーの町に根を下ろして生きていこうと決意する。ところが、故郷と同じ遊興施設を建てるという彼女の計画に町中が猛反対し、若き牧師ウェイド・ウェストンが両者の折衝役をかってでた。聖職者でありながら情熱的で、謎めいた魅力にあふれるウェイド。どこか危険な雰囲気を漂わせ、彼女を落ち着かない気分にさせる。しかも、彼を見ると、ジェイドはなぜかある人物を思い出した。三年前、16歳の誕生日に彼女にキスをした黒ずくめのガンマンを。

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    2009年10月04日