湯進のレビュー一覧

  • 2030 中国自動車強国への戦略 世界を席巻するメガEVメーカーの誕生

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    2019年と今となっては少し古くなった情報だが、筆者は長年現地取材を重ねているほんとうの専門家で、中国自動車発展の概観と内燃機関自動車では果たせなかったブレークスルーがEVによって成し遂げられようとしていさまを知るのに最適。製造業大国だった日本に学んだ叩き上げ型(BYD、CATL)、アメリカのIT、ソフト開発から学んだ新興ブランド(NIO、シャオペン)、それに国家政策で成長した国営自動車産業(日米欧の合弁企業含む)の3つに大別されるようだ。自分は現在の中国は私有を否定したマルクス経済学の世紀の失敗を経て、経済的には成功したドイツ型の国家社会主義の運営だと思っているが、この本でも国家政策がまず基

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    2021年03月22日
  • 中国のCASE革命 2035年のモビリティ未来図

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    CASE(Connected/Autonomous/Shared/Electric)の世界的潮流と動向、その中心に君臨する中国の次世代モビリティ覇者への戦略がわかる一冊。網羅的なのに細部まで隈なく述べ尽くす著者の知識量と調査能力に驚かされる。本書を読むと世界の工場として始まった中国が部品・素材・応用技術・基礎研究と触手を伸ばし、国家の大号令で法改正や実証実験を行い、米国と双璧を成すEV超大国に成るべくしてなった様がよく分かる。米国を代表するEVトップのテスラもいまや中国なくしてはビジネスが成り立たない。中国が段階的かつ戦略的に国内を動かし海外でのプレゼンスをあげて四隅を取っていくしたたかさと凄

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    2022年11月26日
  • 2030 中国自動車強国への戦略 世界を席巻するメガEVメーカーの誕生

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    ネタバレ

    2つの100年 「中華民族の偉大な復興」
     2021年 共産党創設100年
     2049年 中華人民共和国建国100年
     
    中国製造2025 10大産業の発展
     ①IT ②NC/ロボット ③航空宇宙 ④海洋設備 ⑤鉄道/交通
     ⑥省エネ ⑦電力設備 ⑧農業設備 ⑨新素材 ⑩バイオ/医療

    2022年 中国自動車産業の外資への開放 合弁規制撤廃
     年間3000万台生産(日米各1000万台) 3.2億台保有(2019年)
     シェア VW17%、GM15%、日産7%
      中独連合
       中国 :AI、メガEVメーカー
       ドイツ:スマートファクトリー、メガサプライヤー
     2005年~
      中国自主ブ

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    2021年04月07日
  • 2030 中国自動車強国への戦略 世界を席巻するメガEVメーカーの誕生

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    ①中国は自動車産業中長期発展計画を発表し、中国初の世界ブランドを育て、自動車強国入りを実現させようとしている。

    ②中国は自動車産業においてドイツと手を組み世界を狙いに行く。

    ③地場サプライヤーの発展が遅れ、外資系サプライヤーによる寡占状態になっている。

    ④その中で中国はまず、NEVの導入を進めている。

    EV革命においては電池が大切な要素。
    自動運転に関しては百度が圧倒的トップで、アポロという自動運転プラットフォームを作成している。
    雄安新区
    燃料タンクから車輪へから、油田から車輪へに変化
    水素を水の分解から作るFCVが大切

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    2020年01月13日
  • 2040 中国自動車が世界を席巻する日 BYD、CATLの脅威

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    ネタバレ

    中国自動車業界をこれほど鮮明に描いた本は他に無いかも。
    文章が多くて、読みづらいところは有るが。
    マツダの苦戦の理由も良く理解出来る。

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    2025年10月20日
  • 2030 中国自動車強国への戦略 世界を席巻するメガEVメーカーの誕生

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    登録漏れ。復習的に読んだ記憶がある。マークラインズなどでとれるデータと中国人らしく中国の一次資料からとった情報を日本人にわかりやすくまとめている。中国に行く前の予習、復習レベル。

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    2020年08月15日
  • 2030 中国自動車強国への戦略 世界を席巻するメガEVメーカーの誕生

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    ネタバレ

     2015年に李克強首相が全国人民代表大会で提起した「中国製造2025」、「2025年までに世界の製造強国の仲間いりを果たし、2035年までに世界の製造強国の中位に到達、2045年までに製造大国としての地位を固め、世界の製造強国のトップレベルへ躍進」を掲げた。IT、先端NC工作機械・ロボット、航空宇宙設備、バイオ医療・先端医療機器等、10大産業の発展を計画。その大きな柱の一つが省エネ・新エネルギー自動車。エンジンが電池に置き換わることで、タンク、マフラー、ラジエーター、トランスミッションといった多くの部品が不要になる。ここで日米欧との技術的な遅れを克服し、電動化とITの融合で、「カエル跳び型(

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    2020年03月27日