作品一覧

  • 2040 中国自動車が世界を席巻する日 BYD、CATLの脅威
    3.0
    1巻3,520円 (税込)
    【現場主義の産業エコノミストが急成長の舞台裏を徹底解明】 BYDの実力、群雄割拠の各社の戦略、CATLが見ている未来……。 知能化でどう変わるのか、産業政策の実態は、日本企業は2040年の市場で勝てるのか――。電動化を追い風に爆発的に成長した中国自動車産業。本書は、成長を生み出した産業政策の展開および有効性、中国企業の強み・弱みおよび世界展開、SDV 化など業界トレンドを分析。現場目線で、これからの中国自動車産業のあり方、中国企業の可能性を探る。現場ルポの形で日中の自動車関連企業12社も取り上げ、現場の生の情報を分析する業界関係者必読の重厚なレポート。 【目次】 序 章 自動車業界でDeepSeekショックが起こる   第I部 電動化シフト 第1章 中国自動車の世界競争の幕開け 第2章 なぜ中国車が急速に進化を遂げたか 第3章 中国自動車業界の地殻変動 第4章 「1000 万台クラブ」を目指すBYD  第II部 知能化シフト 第5章 世界競争の底力――サプライチェーンの構築 第6章 CATLが築き上げた電池帝国 第7章 中国車が知能化で世界を席巻する  第8章 中国自動車の世界戦と日本企業の対応 終 章 2040年の日本車が世界市場で勝てるか
  • 中国のCASE革命 2035年のモビリティ未来図
    4.0
    1巻2,200円 (税込)
    ●3つのステップで進む中国のモビリティ革命  中国は、2035年に近代化国家の形成をめざし、電動化シフト、スマートカー戦略、スマート交通とスマートシティの構築の3つのステップで国家戦略を推進しています。 第1ステップ:クルマの電動化(E)をベースとし、コネクティッド技術(C)等を備えたスマートカーを生産・普及 第2ステップ:5Gやデータセンターなどニューインフラの整備により、交通事故の減少と交通渋滞の緩和を実現するスマート交通が普及し、シェアリングサービス(C)、自動運転(A)を含む中国版のMaaSを確立 第3ステージ:スマートモビリティや、スマートグリットなどプラットフォームで都市・町・コミュニティを管理・運営するIoT社会を実現し、中国独自のスマートシティを構築  本書は中国版のCASEやMaaSを軸とし、5Gとニューインフラ、スマートファクトリーとAIの推進など、様々な角度から中国のモビリティ革命を描き、日系企業の対応を議論します。筆者の前著『2030 中国自動車強国への戦略』はアナリストや研究者も得にくい中国自動車産業の現場情報を盛り込むことで高く評価されています。  前著刊行後の読者の多くの質問は「中国ではどのようにCASE革命が進行しているか」であり、本書はその要望に応え、日本企業の抱える課題についても解説します。  日中の自動車メーカー、サプライヤー、電池・材料メーカー等、直近3年間で約300社にのぼる訪問を重ねてきた中国自動車界を知り抜いた著者による情報満載の本です。
  • 2030 中国自動車強国への戦略 世界を席巻するメガEVメーカーの誕生
    3.8
    1巻1,980円 (税込)
    本書は、中国の自動車強国戦略の実態を解明し、2030年に到来する中国のモビリティ社会のシナリオや日本自動車関連企業のあるべき姿を大胆に議論します。 中国政府は自国の製造強国戦略、「中国製造(メイド・イン・チャイナ)2025」の中で、自動車産業の成長こそが先進国にキャッチアップするためのキーになると位置づけ、「2025年に世界自動車強国入り」する、との目標を掲げています。過去100年にわたり形成されてきた世界の自動車産業構造を変革しようとする中国政府の“戦略”は、電気自動車(EV)を核とする“新エネルギー車革命”で自動車産業のパラダイムを転換させようとする大胆な試みです。それは今後日本の自動車産業界にも甚大な影響を及ぼすこととなります。 安倍晋三首相はG20大阪サミットで来日した中国の習近平国家主席と会談、来春に国賓として習主席の訪日を招請し、習主席も原則としてこれを受け入れました。これは日中関係が「正常な軌道に戻った」ことを表す象徴的な出来事です。現在日本自動車大手3社は中国を最重要市場に位置づけ、EVの生産能力増強に取り組み、これに追随するサプライヤーも中国戦略の策定を急いでいます。いかに中国のEV革命の実態を正確に把握しつつ中国戦略を練るかが、各社喫緊の課題となっているのです。 その一方、昨年来、EV、コネクティッドカーなど次世代モビリティ関連の書籍は多数発売されているものの、中国のEV革命に伴う自動車産業政策の変化、電池・新興EVメーカー、自動運転、スマートシティの動向全体を俯瞰する書籍は皆無です。本書は中国で進められているEV革命の全体像と日本へのインパクトがわかる待望の本です。

ユーザーレビュー

  • 2030 中国自動車強国への戦略 世界を席巻するメガEVメーカーの誕生

    Posted by ブクログ

    2019年と今となっては少し古くなった情報だが、筆者は長年現地取材を重ねているほんとうの専門家で、中国自動車発展の概観と内燃機関自動車では果たせなかったブレークスルーがEVによって成し遂げられようとしていさまを知るのに最適。製造業大国だった日本に学んだ叩き上げ型(BYD、CATL)、アメリカのIT、ソフト開発から学んだ新興ブランド(NIO、シャオペン)、それに国家政策で成長した国営自動車産業(日米欧の合弁企業含む)の3つに大別されるようだ。自分は現在の中国は私有を否定したマルクス経済学の世紀の失敗を経て、経済的には成功したドイツ型の国家社会主義の運営だと思っているが、この本でも国家政策がまず基

    0
    2021年03月22日
  • 中国のCASE革命 2035年のモビリティ未来図

    Posted by ブクログ

    CASE(Connected/Autonomous/Shared/Electric)の世界的潮流と動向、その中心に君臨する中国の次世代モビリティ覇者への戦略がわかる一冊。網羅的なのに細部まで隈なく述べ尽くす著者の知識量と調査能力に驚かされる。本書を読むと世界の工場として始まった中国が部品・素材・応用技術・基礎研究と触手を伸ばし、国家の大号令で法改正や実証実験を行い、米国と双璧を成すEV超大国に成るべくしてなった様がよく分かる。米国を代表するEVトップのテスラもいまや中国なくしてはビジネスが成り立たない。中国が段階的かつ戦略的に国内を動かし海外でのプレゼンスをあげて四隅を取っていくしたたかさと凄

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    2022年11月26日
  • 2030 中国自動車強国への戦略 世界を席巻するメガEVメーカーの誕生

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2つの100年 「中華民族の偉大な復興」
     2021年 共産党創設100年
     2049年 中華人民共和国建国100年
     
    中国製造2025 10大産業の発展
     ①IT ②NC/ロボット ③航空宇宙 ④海洋設備 ⑤鉄道/交通
     ⑥省エネ ⑦電力設備 ⑧農業設備 ⑨新素材 ⑩バイオ/医療

    2022年 中国自動車産業の外資への開放 合弁規制撤廃
     年間3000万台生産(日米各1000万台) 3.2億台保有(2019年)
     シェア VW17%、GM15%、日産7%
      中独連合
       中国 :AI、メガEVメーカー
       ドイツ:スマートファクトリー、メガサプライヤー
     2005年~
      中国自主ブ

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    2021年04月07日
  • 2030 中国自動車強国への戦略 世界を席巻するメガEVメーカーの誕生

    Posted by ブクログ

    ①中国は自動車産業中長期発展計画を発表し、中国初の世界ブランドを育て、自動車強国入りを実現させようとしている。

    ②中国は自動車産業においてドイツと手を組み世界を狙いに行く。

    ③地場サプライヤーの発展が遅れ、外資系サプライヤーによる寡占状態になっている。

    ④その中で中国はまず、NEVの導入を進めている。

    EV革命においては電池が大切な要素。
    自動運転に関しては百度が圧倒的トップで、アポロという自動運転プラットフォームを作成している。
    雄安新区
    燃料タンクから車輪へから、油田から車輪へに変化
    水素を水の分解から作るFCVが大切

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    2020年01月13日
  • 2040 中国自動車が世界を席巻する日 BYD、CATLの脅威

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中国自動車業界をこれほど鮮明に描いた本は他に無いかも。
    文章が多くて、読みづらいところは有るが。
    マツダの苦戦の理由も良く理解出来る。

    0
    2025年10月20日

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