プリヤ・パーカーのレビュー一覧
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ネタバレありがちなタイトルから想像できないほど強いエピソードトークが散りばめられた、イベント運営の本。やりがちなことがアンチパターンとして忠告されていたりして学びになった。満足感のあるイベントづくりの参考にしたい。
【ポイント】
・集まった人が「自分の居場所」を持てたと感じられるのが、筆者の理想
・集まりの極意は、企画する人が、深く考えて準備し、(目に見えない)仕掛けを組み入れ、好奇心を持って、広い心で、熱心に挑戦すること
・意味のある集まりを開くための一歩は、「はっきりとした、ゆるぎない目的を掲げること」。何のためにではなく、何故集まるのかを大事にする
・深く考え、意図を持って誰かを「お断り」する -
Posted by ブクログ
面白かった
年々友人との集まりがつまらなくなってる感覚があったので改善のヒントがないかと探しているところでした
とりあえず集まって飲もうの悪さが十二分に分かった
目的も無ければテーマもないので話題は霧散して結局思い出話だけになってしまう
友人との集まりレベルでも事前にどういう展開にしたいかを考えるだけでも変化をもたらしそう
ボブを呼ぶなはマジで同意
集まりに関係ないひと呼ぶとどうしてもその人に割くリソースが多くなってしまう
また話す内容も前提を共有してないとだめな場合は他の人にとっては冗長な説明になってしまうのでテンポがまだ悪い
場所のチョイス、終わらせ方など意識した事ないところへの指摘 -
Posted by ブクログ
ネタバレ企業のイベントに関わる仕事をしていますが、とても良い本でした。
これまで、パーティーや座談会などを企画してきましたが、勉強のために本を読んでも、タスクが書いてある本ばかりでした。
これは、本文にもありましたが、ヒトよりもモノを優先するイベントタスクにならないように、どう感動的な場を作るかを、実例を交えて語っています。
海外の話でも、自分のイベントに置き換えて理解できます。
要点は以下のようなものです。
•目的を深掘り、独自的で具体的に
•目的に応じた人以外は断る
•場所が人の振る舞いを変える
•入り口と出口のデザインにこだわる
•乾杯で心を解放する方法など
同窓会や飲み会、結婚式二次会 -
Posted by ブクログ
場作りをする人は必読の本。
どうやって人が集う場を作るか、どのような手立てをうてばよりよい人が集う場になるのかをこの本の中では紹介している。
一貫して、人が集う場をデザインする上で重要なのは、
「この場をつくる目的は何なのか?」
つまり「何のために場をつくるのか。」
ということ。ファシリテーターがこのことを意識していないと良い場はつくれない。
以前、全国規模のフォーラムの運営に携わらせていただいたときも、
「このフォーラムは何のために行うのか?」
「ターゲットは誰なのか?」
「参加者をつなげるために何ができるか?」
というように、この本で書かれている、「最高の集いの場」をつくる上で大切なこ -
Posted by ブクログ
以下、本書より抜粋。
「そこでとりあえずゲストに、その年の幸せな思い出の写真を送ってくれないかと急いでメールを送った。ゲストがミシェルの家に足を踏み入れると、そこには24枚の写真が丸く切り取られてクリスマスツリーに飾られていた。スキューバダイビング、『売却済み』の看板を持って家の外に立つ人、パフォーマンス前にアクロバットの装具をつけている姿。ゲストたちはツリーの周りでカクテルを飲みながら、お互いの幸せな思い出の1枚に目を輝かせていた。『その瞬間に突然お互いが赤の他人でもなく、仕事仲間でもなく、1人の人間だと感じられた。おかげで、ディナーが楽しく始まった』とミシェルは言う。」
「食事のメニュー -
Posted by ブクログ
めちゃくちゃおもしろかった。
集まりということでイベント企画する仕事や、パーティー大好きな人にももちろんおすすめだけど、日常をちょっと素敵に変えたい人、いつもとちがった体験をしたい人にもおすすめ。
著者はファシリテーターのスペシャリスト。企業の課題解決から、国と国との扮装解決の話し合い、ちょっとした家族間のパーティーまで、幅広いケースの経験と事例を知っている。
その著者がイベントを企画する上での心得をとく。それは、何を準備をするのか(モノ)ではなく、どうやって人をもてなすのか、という観点であり、そもそも、何のための集まりなのか?というところから、徹底的に考える。
その目的達成のためには、