西野智彦のレビュー一覧

  • ドキュメント 日銀漂流 試練と苦悩の四半世紀

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    日銀を通して四半世紀の金融状況、ゼロ金利、量的緩和、リーマンショック、東日本大震災、欧州債務危機、インフレ目標、異次元緩和などのドキュメント本です。ドラマチックでした。
    印象に残った文章
    ⒈ 我が国で最も高いと言われている総裁の給与、年収、総裁が5133万円、副総裁が3714万円、ちなみに内閣総理大臣が4488万円・・・
    ⒉ 肖像画は一千数百円と聞きました。
    ⒊ 「異次元緩和」「黒田バズーカ」の異名が広がっていく。

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    2020年12月31日
  • 平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで

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    バブル崩壊からアベノミクスまでの政治経済状況と金融政策とそのインパクトを編年体で記述。多くのインタビューに裏付けられた記事だが、日銀関係者からの聞き取りにややバイアスがあるきらいがある。

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    2020年04月27日
  • 平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで

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    バブルの後始末に失敗したところから始まり、黒田バズーカの失敗(あるいは中毒化?)までを関係者への取材を交えて振り返る。
    当時のニュースを見ていてもわからなかった裏面についての証言が盛り込まれているので、貴重な史料になりうる一冊。
     
    ただし、ニュースソースの秘匿がなされているので信憑性については評価が難しい。
    いまは無理でも数十年後には誰がどう証言したのかオープンにできると、この本の真価がわかると思う。さて、それができるのだろうか。

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    2019年11月11日
  • 平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで

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    20190706- 0805バブル経済真っただ中から、その崩壊、経済不祥事から住専問題、不良債権問題と金融危機、公的資金、ゼロ金利政策から量的緩和、異次元緩和へ・・平成の金融史は激動と失政の連続、そして令和へと続く新たな金融政策と政治対応、行政の在り方を生み出してきているのだと思う。それぞれのトピックにおけるキーパーソンへの新たな取材による証言が新鮮。

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    2019年09月07日
  • 平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで

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    とても重厚な本。失われた10年と呼ばれる原因はバブル崩壊だけでなく、その対応の混乱や不祥事があったことなどが何となくわかった。住専と農協マネーとか、宮沢喜一が小渕内閣の蔵相で頑張ってたことなど勉強になることが多かった。拓銀と山一とか。

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    2019年06月15日
  • ドキュメント 異次元緩和 10年間の全記録

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     内田発言は、極めて重要なシグナルだった。いずれ来る異次元緩和の出口では、まず日銀当座預金に付利している金利水準を引き上げることで短期市場金利を底上げし、長期金利についても「二%水準に見合ったレベル」に誘導するため日銀のバランスシートを適宜圧縮していく、 と初めて示唆したからだ。


     日銀にとっては、売出手形を出さなくても余剰資金を回収できる便利な仕組みであり、付利制度が持つ「自動吸収メカニズム」が働いた結果、当座預金だけが大きく膨らんだとも言える。 ただ、当座預金が二〇〇兆円を超えると、○・一%の付利は金融界に年間二〇〇〇億円程度の補助金”を与える計算になる。また、長期国債の買い入れについ

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    2025年03月01日
  • ドキュメント 異次元緩和 10年間の全記録

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    第一歩目から大惨事の結末しか予想されなかった安倍政権による日銀財布計画(モラルハザード)
    2013年から2023年末までを詳細に追ったドキュメント。

    読んでて止まらない(半日で一気に読みました)
    臨場感っていうんですかね、そういうものもあってもっと星が多くてもいいのでは?とも自分でも思うんですが星3です。

    というのも

    10年間の安倍、黒田を中心とした「刹那主義政策」が詳細に書かれてて読んでて楽しいんですが、いかんせん「実はそうだったのか!」「あの失策にはこんな熟慮が!」「万分の1の不運で失敗した戦略だったのか!」「こんな自身の信条をかけたバトルが!」という驚きはあんまりなくて。勿論知らな

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    2024年05月13日
  • 平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで

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    バブル崩壊から後始末に費やした15年。本書のキモもその平成前半にあたる15年で、後半戦については日銀の金融政策を中心として、あとリーマン・ショックを軽く扱う程度。東電救済、サラ金規制、地銀の苦境など、おもしろいテーマは他にもあった気がするけれどね。ジャーナリストが(おそらく)自分の取材をベースに書いているものなのでやむを得ないか。まあ、バブル後始末に比べればネタが小粒と言われるとそうかもしれない。

    時系列で起こったことをひたすら連ねていきながら関係者の証言で多少の味付けをしていくジャーナリスティックなスタイル。自分がほぼリアルタイムで知っている出来事を歴史として読み返すので、つい自分史と重ね

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    2021年07月04日