堀口悠紀子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ超感動の物語。
映画『HELLO WORLD』のifの世界。
勘解由小路三鈴の物語。
世界で一番"誠実な失恋"の意味、
そしてサブタイトルにもなっている、
"世界で最初の失恋"の意味。
全てが分かった瞬間、感動が湧きあがりました。
堅書直実、ナオミ、一行瑠璃、ルリ、勘解由小路三鈴、ミスズ…、
この主な6人が、この1冊の物語の中で、どのように混じり合っていくか…?
ネタバレを少しすると、"誠実な失恋"は、直実と瑠璃が最終的に結ばれる、これを未来の自分自身、ミスズと一緒に手助けをする、その中で、三鈴は直実に恋をする(ミスズも違う役割 -
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ネタバレ 購入済み
謎の一部が解けた。
HELLO WORLDの本編映画を3回見たけど、正直ラスト周辺は理解が追いつかなかった。だけどこの小説を読んだことでエンディングに出てくるカットの中の三鈴の行動にも納得がいった(かも?)途中フェードアウトしてしまう彼女は物語的に大した意味が無いはずだが、それでもエンディングカットにある彼女の意味深な行動(例えば主人公達を物陰から覗き見てたりとか)にはちょっと納得いってなかった。彼女は本当にモブ的なキャラなのか?この小説での彼女の設定が映画の中で有効であったから気になってたカットが作られていたのか、別の意味合いがあったかは不明だが、それでも気になっていたことの一部に答えをくれた小説だった。まだ謎
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Posted by ブクログ
映画を観てボロボロに泣いたので即座にこの小説も購入。仕事の合間をぬってやっと読み終わりました。
映画を観たとき「SFでしか描けない感情」が表現されていることに惜しみなく拍手しつつ同時にやってくれたなという悔しさでハンカチ噛み千切る一歩前までいきました。そのくらい大好きな作品。
スピンオフとなるこの小説でも、SFだからこそ表現できた美しい失恋が見事に書かれていました。それに加えて内容への理解も深まったのでありがたいです。映画を観た後に読むことで、より一層HELLO WORLDという作品の魅力をマシマシにしてくれる一作。
帯にもある通り切ないストーリーではありますが、読むと決めたからには中途半端は -
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