許永中のレビュー一覧

  • 悪漢(ワル)の流儀
    実際の所はやはりわからない。わからないけれど清濁併せ呑む人だったのかなと思う。そう言えばみんなそうなんだろうけど。この人なりに通した筋があったと思う。そういう人は見ていて元気になる。前向きだしめげないし。反骨精神と言えばいいのかな。持って前向きに日々を過ごすって大切だなと思った。
  • 海峡に立つ ~泥と血の我が半生~
    前半の被差別や在日の暮らし、巻末の対談に考えさせられることが多かった。現在、上皇として暮らしている平成天皇の生前退位にも、こんな期待を込めて見つめている人々がいる、ということにも驚いた。もちろんそんな思いでいるひとばかりではないだろうけど。
    やはり、誰でも他の誰かの代弁はできないということだろう。
  • 海峡に立つ ~泥と血の我が半生~
    様々な本で登場するフィクサー、許永中の正体が、少し垣間見えた気がした。
    やはり、バブル、国会議員、ヤクザがはびこった70年代からの話はダイナミックで面白い。
    大学時代、20代、30代、こんな経験、人脈が出来たら、たしかに無敵だったろうなぁとも思うし、義理を重んじ、弱いものを助けるスタンスは、本当にか...続きを読む
  • 海峡に立つ ~泥と血の我が半生~
    存命のうえに本人著作だけあって臨場感が凄い/ 許永中といえばイトマン事件であるが、そのまえに小学生の頃から回想され初恋なども語られる/ 頭のいい人なのだろうし、剣呑な自身の印象をリセットしたかったのかもしれない/ そして〝い聯合〟〝酒梅組審良連合〟〝会津小鉄〟〝菅谷組生島〟〝古川組初代〟〝柳川組〟〝...続きを読む
  • 海峡に立つ ~泥と血の我が半生~
    巻末の歴史学者、崔氏との特別対談。
    日韓関係が何故改善されないのか、に対する視点がとても良かった。どちらが正しいのか、でなく『一緒に負ける』姿勢が大事など、希望が持てる見解。
  • 海峡に立つ ~泥と血の我が半生~
    あんまり興味を持てなかった。銀行もテレビ局も政治家もDAIGOのおじいさんもお相撲さんも野球も永中さんも俳優も同じ穴のムジナ。ってことがわかった。あっ警察も。冤罪なのかもね。