若田紗希のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
<本のタイトル>
働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える
<本の紹介>
「なぜ働くか?」「どう働くか?」
――働くあなたがより良い仕事人生をおくるために役立つ視点がきっと見つかります。
<何が書いてあったか(誰でも書ける)>
・仕事はチャンスのかたまり
収入機会、成長機会、感動機会、触発機会、学習機会、貢献機会、財成機会になりうる。
つまらない仕事は無い。仕事をつまらなくしている人間がいるだけ。
・登山型/トレッキング型の2つのタイプによるキャリア形成
登山型:将来像が明確で、目標達成のためにそこに集中して猛進する
トレッキング型:明確な目標は無いが、幅広くいろいろな能力・経験を身に付ける
どちらがとか優劣はない。途中でタイプが切り替わることも普通にあり得る。
大事なことは、山登り自体(=働くこと自体)を楽しんでいるか、それに尽きる。
・「七放五落十二達」の法則
七放:自分の計画や挑戦について、7割程度固まったらまずは行動して、PDCAを回し始める
五落:挑戦が始まると、想定外やトラブルで実質5割レベルまで落ち込んで出直しを強いられる
十二達:苦難を乗り越えることで、当初計画を超える12割レベルの成果を達成する
・結果とプロセス
プロセスはウソをつかない。結果はウソをつくときがある。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
プロセスが良くなくても、まぐれでうまくいって結果が出る場合もあるが、長くは続かない。
プロセスが良ければ、再現性のある結果を生み出すことができ、成功確率が確実に高まる。
プロセス作りに力を尽くし、あとは結果を待つと姿勢でやっていくべし。
結果はコントロールできない場合もあるが、プロセスは自分の意志で積み上げられる。
・人は「無視、賞賛、非難」の3段階で試される
無視:最初は興味を持たれていない状況。しぶとく精進を重ねる必要がある。
賞賛:やっと賞賛されると同時に「謙虚さ」を試される。天狗になっては大失脚を犯す。
非難:非難され始めてやっとプロ。「覚悟」を持ち、非難に負けない強さが偉大さを生む。
・2つのリーダーシップ
1、自分を導く(リーダー本人が何かの理想や信念を持ち、そこへ自己を導く状態を作る)
2、人を導く(集団を導く、組織を導く、社会を導く)
・仕事の最も大事な報酬は「次の仕事機会」
報酬の種類(金銭、昇進/昇格、名誉、仕事そのもの、人脈形成、能力取得、成長.etc
いろいろあるが、仕事の機会が回ってきて、そこで一生懸命やれば、次の報酬が得られる。
そうしてそれを繰り返していくうちに、報酬が増え、そして未来の自分が形成されていく。
・苦と楽の対称性
2の夢を見れば、2の面倒くさいことが降ってくる
5の夢を見れば、5の面倒くさいことが降ってくる
10の夢を見れば、10の面倒くさいことが降ってくる
何も夢を見なければ、何も面倒くさいことにはならない
本当の苦労を経なければ、本当の喜びを味わうことはできない
そこそこの苦労から得られるものは、そこそこの喜びでしかない。
ネガティブに沈んだ分だけ、ポジティブ側に行ける
苦は楽に転換できるチャンスと思えるかどうかが分岐点となる。
<そこから何を学んだか(自分自身のオリジナルの意見)>
・人は「無視、賞賛、非難」の3段階で試される
無視:最初は興味を持たれていない状況。しぶとく精進を重ねる必要がある。
賞賛:やっと賞賛されると同時に「謙虚さ」を試される。天狗になっては大失脚を犯す。
非難:非難され始めてやっとプロ。「覚悟」を持ち、非難に負けない強さが偉大さを生む。
やり始めは周囲の反応が薄いが、無視の状態からスタートしているから当然であること。
そして軌道に乗り始めると賞賛されだすが、それで満足してしまってはそこ止まりであること。
非難されることは辛いことではなく、自分がようやくプロとして相手に認められたということ。
<それをどう活かすか(アウトプットによる実践経験の蓄積)>
少し成果が出たぐらいで偉そうにならないようにする。
非難される=相手にプロとして認められているという意識を持ち、前向きに仕事に取り組む。 -
Posted by ブクログ
用語や考え方に語源やそれを表す図、考え方の例が掲載されており分かりやすい。
専門用語に振り回されず事の本質を考えるためには老若を問わず有用な本であると同時に、働くこと、仕事のこと、キャリアのことを誰かに伝えるのに適している。
たとえばキャリアという言葉を聞いたことは誰しもあるはずだが「キャリアってなんですか?」と新入社員に問われたらどう答えるだろうか。
職務を円滑に遂行するための技能や知識、あるいは夢や希望、人生において成し遂げたいこと、それらの全て…。果たして問いの主はこれで満足するだろうか?
そんな時に本書の図解は非常に分かりやすく説明ができる。
個人の知識習得としてだけみると基本的な用語や考え方がざっと紹介されているに過ぎない。平易な言葉や分かりやすい図解を生かし、誰かと共に考える土台に使うものとして一級品である。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本のタイトル通り、働き方の「観」について、多面的に書かれている。
最初は読み進めるの時間がかかったけど、久々に手に取ってみたところ、意外といい本かも?特に仕事に行き詰まった時に手元に置いておいて読みたいかも?と思った。
★心に残ったことメモ↓
◉登山型とトレック型キャリア
→登頂を目指すか、回遊を楽しむか
→将来像が明確な人は、ひたむきにそこに集中する。将来像が描けない人は、回遊を楽しむという発想で。大事なことは、山自体を楽しんでいるか。
◉智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。(知・情・意のバランスが重要)
◉理想や信念に向かって自己を導いている人は、既に半分リーダーである。
◉人生の特性を決定するのは、日常の小さな事柄であって、偉大な行動ではない。
◉「知っている」が学ぶ心を妨げる
→「それ知ってるわ〜」と思った途端、考えることを止めてしまう。(野に咲くすみれの花も、「あ、すみれだ〜」と思った途端、それ以上考えることはないが、観察を続けることで今まで気付かなかったすみれの一面に気付くことができる)
◉ある一つの目的は、より大きな目的の下では手段となる。目的と手段は相対的に決まる。
◉ABC理論→物事の捉え方が自分の生きる世界を決めていく。
◉苦と楽の対称性→負の体験が生きる厚みを作る。高い山の美しさは、深い谷がつくる。
◉「決意」が人をもっとも元気にする。「癒し」はマイナス状態をゼロに戻すだけの処置。 -
Posted by ブクログ
子育てをしながらキャリアについてずっと考えています。
初めの方は知ってると感じることが多く、何を書いた本なのかな?と思いながら読んでいましたが、後半になるにつれて真剣に読み込んでいました。
シンプルな構図と言葉で構成され、思わずメモを取りたくなる深いことばが散りばめられています。
目標と目的の違い。成功と幸福の違い。人生の苦労の意味とは。自分の選択とは。
そして、ワークライフバランスについて、私が感じていたモヤモヤが言語化されており、それだけでもこの本に出会えて良かったと感じました。
仕事ってどんなこと?と思う方や、他人や同僚とキャリアを比較して無駄に落ち込んでいる社会人、先が見えない務め人、そして私のように自分が大切にしなければならないと思っていることを犠牲にしていると感じながら働くのが嫌に感じている方たちにおすすめです。効きます。