細川英雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ことばで自分の考えを表すということに昔から苦手意識を持ってきたが、この本を読んで、苦手だからだめということはなく、この世には世界の人口分のオリジナリティや考え方があり、それを深めたり表現する権利は誰にでも平等にあって、それはいつからでも磨くことができるのだということに気づかされた。
今は何でもぱっと調べられて情報収集が容易にできる時代だが、まず内側に意識を向けて自分の持っているテーマに気づくこと、またそのテーマについて人と対話してみることで、自分の気持ちや意見が明確になってくというプロセスが表現することにおいては大事である。
レポートを書く学生さんや社会人、何かを表現したいと思っている人全てが -
Posted by ブクログ
■ この本のテーマ・キーワード
言語化、伝え方、コミュニケーション
■ 心に残った一文・言葉
自分にとってもっとも重要なこと、大切だと思われる事柄を決めるのは、自分の好きなこと、自らの興味•関心による
トピックを自分の問題として捉えること。ここにあなたが表現するときの出発点があります。
■ 特に印象に残ったことや小さな変化
自分の「好き」を知ることが、人生を楽しくさせる一番の近道であることを学んだ。
毎日ふりかえりをする中で、自分が大切にしているものや価値観は何か?を自分に問いかけているが、続けるうちに自分の軸が分かってきた。
■ 感想や読書メモ
自分が何か意見を持った時、「なぜ?」と -
Posted by ブクログ
自分の〈ことば〉とは、自分の興味・関心を「なぜ?」という深掘りを経て、問題意識を持ち、それを他者との対話を繰り返して出来るもの。
読後の感想としては、これらは普段やっているようでまだまだ足りていない部分があったなと感じた。
特に
・興味・関心の「なぜ?」の深掘り
・他者に公開することで対話を繰り返すこと
この2点をもっと意識したほうがいいと感じた。
現代ではSNS等を使えば気軽に自身の問題意識を表現することは可能だ。しかし自分のことばとして表現をするためには他者との対話が必ず必要であると筆者は述べている。
表現は自己完結させずに、他者の意見からさらに思考を深耕し、自分の言葉を作ってい