細川英雄のレビュー一覧

  • 対話をデザインする ──伝わるとはどういうことか

    Posted by ブクログ

    「デザインする」という言葉にひかれて読み始めました。

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    相手との対話は、他者としての異なる価値観を受け止めることと同時に、コミュニティとしての社会の複数性、複雑さをともに引き受けることにつながります。だからこそ、このような対話の活動によって、人は社会の中で、他者とともに生きることを学ぶのです。(pp.23-24)
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    「自分」とは、「私」の中にはじめから明確に存在するものではなく、すでに述べたように、相手とのやりとり、つまり他者とのインターアクションのプロセスの中で次第に少しずつ姿を現すものです。(p.34)
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    本当の自分とは、はじめから「私」の中にはっきり見えるかたちで存在

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    2020年03月10日
  • 対話をデザインする ──伝わるとはどういうことか

    Posted by ブクログ

    東日本大震災後、地域に関わる取り組みをやっていて、よく目にする「行政と市民の対話が必要」といったフレーズ。しかし、対話と言いながら、お互いが自分の主張をぶつけあうだけで、最終的にはパワーバランスで勝っている方(この場合は、権力や決定権を持つ行政ということになる)の意見が「対話によって決定された」という結果だけが残る。それは、対話じゃないよなぁと思っていたので、本当の対話、理想的な対話とはなにかを知りたいと思い手にとった本。

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    2019年11月17日
  • 対話をデザインする ──伝わるとはどういうことか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分とは、私の中に初めから明確に存在するものではなく、相手とのやり取り、人とのインターアクションのプロセスの中で姿を現す。

    自分を語る
     =自分に向き合う

    この世で生きていくこと
     自分のやりたいことを「テーマ化」して他者とともに実現していくこと。

    情報あっての自分
     諸情報をどのように自分の目と耳で切り取り、
     自分の言葉で語ることができるか?

    ステレオタイプ的思考
     コミュケーションが阻害され、信頼を損なう。
     社会の中心は自分自身。自分以外は異文化。

    目が合ったら微笑む。
    相手の言うことを受け止める。高圧的=恐れ。

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    2019年11月23日
  • 対話をデザインする ──伝わるとはどういうことか

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    自分と異なるひととどのように分かりあうか。自分らしさって何か。対話はお互いを認めあい幸福を追求する手段。常識に縛られて自分はこうあるべき論から解放されるためにも、自分だけができることや自分がやりたいことを探す。
    問題のほとんどが人間関係であると考えたときに、きちんと相手に向き合い話し合うことも大切だと思いました。

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    2019年07月09日