市川祐子のレビュー一覧

  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    あの大企業が、最初はこんなに手探りでIPO準備をしていたのかと思うとただただ驚きです。
    現場のリアルなエピソードが満載で、面白かったです。

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    2024年07月11日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    楽天の元IR部長による、2005年から2017年にかけての楽天のファイナンス面での歩みを筆者の経験とともに時系列で振り返った本。

    三木谷社長やCFOとのやり取り、IRチーム内の論議の内容、投資家とのコミュニケーションの様子などかなり詳細に描かれており、成長企業におけるファイナンス理論の実践ケーススタディとして大いに役に立った。
    特に東証一部上場やグローバルオファリングの章は、社内意思決定プロセス・ロジックや、東証への説明・投資家向けのロードショーなどプロジェクトの流れが詳細に表現されており、IR業務のやりがい、大変さがよくわかったとともに、業務への興味が湧いた。

    巻末に用語辞典が載っている

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    2020年07月05日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    最適資本構成を検討するって言ってもアンコントローラブルじゃない?と思ってたけど、どの株主・投資家と対話して行くべきか、その内容はもっと買って欲しいのか去って欲しいのかどちらの方向か、そのために誰に話させるべきなのか、を考えれば、企業側が考える「最適」に近付けられるのかなと思った。

    会うべき投資家=上位の株主+同業他社の大株主かつ自社株保有の少ない機関投資家、としてリストアップして、優先度を付けて予算策定時に年間訪問スケジュールと誰が会うべきかを決める。営業が取引先との取組の予定を立てるように、IR部門も資本市場を相手に同様の事をやる。ふむふむ。

    社外取締役・監査役に対してストックオプション

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    2019年12月07日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    IIR活動の裏側がここまで大変とは知らなかった。現在は決算説明会や、投資家向け説明会などを開催していただいている企業が多いが、その準備に向けては相当大変なのだろう。IR担当の方々には頭が上がらない。

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    2025年03月01日
  • ESG投資で激変!2030年 会社員の未来

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    ESGとはなにか、ESG投資の動きが会社にどのように影響を与えているのかを初心者にわかりやすく解説します。今どきの若い人たちはこんな風なことを考えて就職してきてるんだなぁ…と思いながら読み進めました。

    IR担当者としての見聞きした内容や事例も多く紹介されているのも魅力的です。
    序盤は基本過ぎてちょっと退屈…と思う部分もあったのですが、後半には改めてわかりやすい言語化というのは大事だと思わされる内容。

    個人的にはコーポレートガバナンスや今後の企業のあり方に対する私見が少し混ざった文章が好きでしたし、対談も面白く読めてオススメです。
    読み飛ばしたいっと思われたら第5章あたりから読んでいくのもあ

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    2024年03月03日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    2023年28冊目。満足度★★★★☆

    楽天という有名企業のIR部門の中心を10年以上担った経験を踏まえ書かれたもの

    ジャスダック時代の楽天の内部統制が想像以上に脆弱だつたこと、著者の仕事が相当激務だったことなどが印象に残るが、上場企業が公募増資などを円滑に行なっていく上で、いかに腐心しているか、非常に生々しく理解できた

    個人投資家に限らず、広く上場企業に関わる関係者に一読推奨

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    2023年05月17日
  • ESG投資で激変!2030年 会社員の未来

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    ネタバレ

    ESG投資に限らず、株式会社って何なのか?株式投資って何なのか?投資家って何なのか?を、ESGを中心に包括的に学べます。著者が日本人なのもあって、文体も読みやすく、スラスラ進みます。

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    2022年11月20日
  • ESG投資で激変!2030年 会社員の未来

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    2022年59冊目。316ページ、累計16,149ページ。満足度★★★★☆

    専門家による専門家のための議論になりがちなESG投資について、一般の個人投資家やビジネスマンでもわかる様に平易な言葉を使って説明

    一方、わかりやすいだけでなく、上場企業のIR担当者あたりでも「こういう視点があったのか!」という示唆も得られる一冊に仕上がっている

    ただし、本のタイトルだけを見て本書を購入した人は、内容とミスマッチを感じるかもしれない

    2030年の会社員なら、当然、当たり前になっている事項ではある

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    2022年10月04日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    ・IR担当者やCFO含む経営陣が株を投資家に買ってもらう取り組みとして日々何をしているのかかよくわかる
    ・特にグローバル投資家やアナリストとの関係構築、株価と事業フェーズを鑑みた増資に向けた動きは面白い

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    2021年02月15日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    楽天で12年間IR業務を務められた方による、TBSへの統合提案に始まってグローバルオファリングに至る各種イベントを振り返った記録。

    楽天のIRってこんな感じなんだ…と、シンプルに人の仕事ぶりを見ることができた時点で興味深い本でした。
    成長期の楽天だからこそでしょうが、IRの仕事がほぼ網羅されていて、この仕事について具体的に知りたいという人には一番良い本じゃないかと感じました。
    ある意味では「教科書的」ではあると思うのですが、仮にどの会社であっても内実なんてドタバタすぎて書けないはずですし(笑

    資本主義社会の中にいながらも、普通の会社員だと、自社が上場していたとしても、「なんでそんな数字出さ

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    2020年06月27日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    IRという仕事が非常に興味深いことがわかる本です。臨場感があって、公募増資のエピソードは痺れました。金融を志す人はぜひ読んでみてください。

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    2020年04月08日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    企業IR担当の中の人がどのような行動をしていたのかが追えるようになっている。そこについて全く知らなかったこともあり、非常に面白い。

    ではこうやって形成される株価とは何なのかという思いも抱くようになった。市場のコンセンサスの形成ってこうやって作られるんだという話は、個人投資家は本当になにも知らないでやるしか無いんだという感想になる。

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    2020年01月20日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    楽天のIRをゼロから立ち上げた著者による、IRの業務を紹介した一冊。ルーティーンワークだけでなく、一部上場や公募増資にも関わった著者が、楽天での経験をケーススタディ的に臨場感をもって紹介している。
    IRに関する業務を紹介している本が少ないため購入してみた。そもそもIRについてルーティーンワーク、受動的なイメージがあったため、著者のように攻めるIRの内容は新鮮だった。恥ずかしながら、IRがコーポレートファイナンスの観点から会社を支えていたことを初めて知った。マイナス面は、アナリスト個人に対する攻撃など、アグレッシブな姿勢が垣間見えた点。
    個人的な反省点としては、留学以降ファイナンスから離れてしま

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    2020年01月19日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    読後はお疲れ様でしたとつい出てしまうくらいタイトル通りの戦記でした。
    楽天のような多様な事業を抱える企業が、IR活動をすることの難しさや複雑さを知ることできました。
    また巻末に用語も丁寧に記載されているので、わかりにくいといったこともほとんどなくIR活動が何たるかがよくわかる一冊でした。

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    2020年01月01日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    ネタバレ

    「#楽天IR戦記 (「株を買ってもらえる会社」のつくり方)」日経BP、市川祐子著

    ちょうど今日の日経でプロ野球の楽天創立話が載っていたが、「ITベンチャー」時代(若い人は実感ないかも?)から押しも押されぬ「優良企業」となった楽天の「裏方変遷記」。三谷幸喜さんあたりが映画化したらひじょうに面白そう!
    IR情報は、企業が市場と対話する手段…ファイナンスを学んで、頭では理解していたつもりだが、「中の人」の実体験はこころに響く。
    自分の仕事でも、もっともっと分かりやすい語りを実践したい。

    著者は、本当に、市場にわかりやすく語りかけることを意識して来られたのだろう。とにかく文章がわかりやすく、さらに

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    2019年12月30日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    楽天のIR担当を長年務めた著者が、実体験に基づきIRの仕事を書いた本。
    TBS買収、ライブドアショック、公募増資、東日本大震災など、様々な出来事にどう対応してきたかが詳細に語られる。読み物として面白いし、ふだん問い合わせをしている身としては裏側で起きていることがわかり興味深い。
    日常的に機関投資家とミーティングし、既存株主、潜在株主とコミュニケーションし株式のフェアバリューを保とうとし続ける姿勢が頼もしく、こうした姿勢が他の日本企業にももっと広まるといいと思った。

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    2019年11月23日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    MBA的な「IR」ではなくて、リアルなケーススタディから見る世界は全然違う。

    企業ごとに事情は違うだろうから、そのまま再現することは難しいだろうけど成長過程にある企業のIRってこういうことなんだな!というイメージを具体的に捉えることができたのは面白かった。

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    2019年11月12日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    ネタバレ

    おもしろいけど。
    名前ふせずに出せばいいのに。経営企画執行役員とか書かずに。
    まつーか、楽天の株価まったくのびてないけど、よくこの本出せるな。

    P267 資本コストは何%か
    楽天の株主資本コストは5-6%の間暗いと計算している
    ⇒インターネット企業
    に期待するリターンは一桁後半から10%という期待値と違和感がある。
    MAチームの担当者
    ・ある程度安定して成長しているインターネット企業なら10%前後
    ・ベンチャーで高成長なら20%ぐらい
    ・アーリーなら40-50%とか、
    同規模同業種を参考に決めています。CAPMとか使わない

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    2019年07月15日
  • ESG投資で激変!2030年 会社員の未来

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    ESGとうしで会社が目指すもの、そのものとは?大まかに知ることができた。
    冗長な印象だったが、最後の著名な方との対話が良かった!
    エムパワーの関さんとの対話では、関さんの無計画に動くエピソードがあり、大変勉強になった。
    育児期に弁護士資格取得など、さまざまなことに挑戦されており、無計画さ、3年後なりたい姿を描くなど学んだ。

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    2023年10月06日
  • 楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

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    楽天のIR立ち上げから様々なイベントについて時系列で書かれている。示唆に富むようなものは少なかったが、IRの現場を理解できた。

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    2023年05月22日