ろるあのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
地上で生活する地獄の王の第108子である西島俊。彼の望みはただ1つ地獄に堕ちた彼のヒーローであり守りたい相手の桜花櫻を救うこと。力のない彼は地獄に戻り第7子のネロに協力を仰ぐ。
個人的に綾里けいしはこういった暗い舞台と暗い主人公の設定の方が合っていると思う。暗い世界の中でほとんど救いもないけれど、それでもわずかな可能性にかけて足掻く主人公は魅力的だ。
そして登場人物のメインは俊、ネロ、櫻の3人の絞ったのがよかった。今回は敵であるエンドレアスを含め、ネロ以外の王の子たちの描写は必要最低限で抑え、継承戦でもそれは同様であった。どうも作者は複数人を同じ舞台に上げることが苦手な印象を何作か読んで思う。 -
購入済み
バカ過ぎるw
展開もストーリーも問題無し(?)
シリアスっぽいんだけど、間抜け過ぎる。
だけど、それが逆に面白かったかと。
全員ポンコツなのでは?w -
購入済み
期待が高すぎたのか…
黒姫さんの奥手さに読者がツッコミをいれる話かと。
そもそも設定やスパイの小道具的な描写力は高かったけど、ストーリー展開はあまりひねってなかったのが唯一の不満点。 -
Posted by ブクログ
あぁ、なんだか瑞々しいなって思うような女の子たちの物語
たまに共感出来ない…と言うよりは価値観の理解できない女の子の物語もあったけれど…
そして若い頃は、こんなにキラキラした感情を持ち合わせていたっけ!?と思ったり笑
それぞれの女の子の、誰かへの感情や自分自身との自問自答
大人になっても悩みは尽きず、若い頃も若い頃で悩みに溢れて迷子になるよな〜とか不思議な感情にさせてくれる
どれも甘酸っぱく無い青春的な雰囲気で良いなって思った
私にも甘く酸っぱくほろ苦い時間もあったのだろうか…
今回の物語の中では『この列車は楽園ゆき』という作品が私の中ではとても心に残る作品であった
愛ではないけれど、それは -
Posted by ブクログ
紅玉いづきさんの全5話構成の少女+αの短編集。
「15秒のターン」:前後半15秒の高校生カップルの心の機微。悩んで迷って、踏ん切りつけて次に進む。感情の疾走感が心地良かった。
「2Bの黒髪」:浪人生そのものを見事にまとめた話。やりたくないけどやらなきゃ、でも息抜きしなきゃ頑張れない。それが人からしたらはなんの価値がなくてもそれで自分は救われる。
「戦場にも朝は来る」:共依存、1人が覚めれば一人きり。覚めた方の罪悪感、残されたものの孤独感。
「この列車は楽園ゆき」:リアル中二病少女とそれを危惧する少年。頭にそれぞれが浮かぶならそれはもう恋だと思う。
「15年目の遠回り」:妹が15秒で決着をつけ、 -
Posted by ブクログ
これは世界観をしっかりと作り込んだ作品だね。こういった傾向のライトノベルを読むのは久々なものだから、最初はどうにも取っ付きにくさを感じてしまったな
でも、人の想いや願いがそのまま世界構造や人の在り様に影響する世界観なのだと理解できてからはそれなりに楽しめたような気がする
島民から迫害を受けるかがりの状況は酷いの一言。
石を投げられ家を焼かれ罵られる。それらはまるで世界そのものが敵に回ったかのよう。
そんな世界に救世主として現れるだろうと伝わる彭寿星の予言。かがり達を不遇の立場に押し込める天颶をあっさりと消し去ってしまう彩紀の姿はまさしくかがりにとっても救世主。世界全てが敵であっても彼が味方 -
購入済み
ありがち、普通です。
どこかで読んだ設定、展開です。
別に下手というわけではないですが、逆に飛び抜けたところもなく、設定、展開はありきたりですから、まあ読まなくて良いな、と思いました。
頑張って1巻は読み切りましたが、書き下ろしは、もういいや、という感じでした。