【感想・ネタバレ】リベンジャーズ・ハイのレビュー

あらすじ

スタイリッシュな近未来SF×復讐譚。

第13回小学館ライトノベル大賞 優秀賞受賞作!!

砂塵という有害物質による“塵禍”で文明が一度滅びた近未来。
砂塵を取り込んで異能力に変換できる“砂塵能力者”が力を持つようになっていた。
ここ偉大都市において、チューミーは、因縁の復讐相手“スマイリー”の行方を探りながら、復讐のためにその日暮らしの生活を送っていた。
情報を追って踏み込んだとある教会で、チューミーは治安維持組織である“粛清官”の大物、ボッチ・タイダラに身柄を拘束されてしまう。
絶体絶命のチューミーだったが、ボッチからの意外な提案を受け、一時的に粛清官に協力することに。パートナーとしてあてがわれたのは「これまでバディを解消されてばかり」というワケありのシルヴィ。正反対の性格と出自を持つ二人は、はじめは反発し合うのだが……。

小気味よい筆が紡ぎ出す、唯一無二で圧倒的な世界観!!

バディものの王道でありながら、「異端」である二人を見事に描き出し、斬新なキャラ設定には舌を巻くこと間違いなし!
実力派新人による近未来SF復讐譚をお楽しみあれ!!

※「ガ報」付き!

※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

有毒の砂塵にまかれる世界で、みなが防塵マスクをつけて暮らし、砂塵が持つ特殊なエネルギーを、特殊能力で変換できる人たちが活躍する・・・という世界観がとってもよくできている。「復讐」に生きる主人公の動機づけもわかりやすく、その復讐にからんでくる組織と、敵の造形も良い。
教科書通り的な展開ではあるのだけれど、読んでいて気持ち良い。
この話は完全にこれだけできれいに落ちているのだけれど、この続きがシリーズ化されているようだから、読んでみたい。

0
2025年09月16日

Posted by ブクログ

1冊。ここから次作『楽園殺し』に繋がる。
シリーズものの前日譚であるが本作品は、この作品単体でも楽しめる、壮絶な復讐劇。
コメディ要素や爽快感ほぼないけど、最後の公園のシーンはジーンとした。
イラストのろるあさん、シルヴィの217pの絵ありがとう。

0
2024年01月23日

「男性向けライトノベル」ランキング