椢原浩一のレビュー一覧

  • 会社にお金を残す経営の話

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    実際にあった会社の再興についての話し。
    自分の今の状況の重なる部分が多く、前に読んだことがあったが改めて読んでみました。

    会社の業績が良くないと経費削減をしようとすることは良くあることだと思いますが先代のそれを見ながら何か違うなと思っていました。電気をこまめに消すとか、事務用品の無駄を無くすとか、習慣としては良いかもしれませんが業績に良い影響を及ぼすとは思えませんでした。

    この本にある様に仕事の棚卸しをして根本的な仕組みを効率化していく中で結果的に経費が削減されているという形が必要だと思います。

    また、自分の仕事が右肩上がりの商売ではないので売り上げは下がっても利益は増えるという形に変え

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    2021年05月16日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    読む前は限界利益を意識していなかった。
    読んでみて利益を伸ばすカギは限界利益にあるとあり、
    利益は限界利益と固定費のバランスで決まるとあったので
    今後は限界利益を意識しようと思う。

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    2020年01月05日
  • 今と未来の利益を増やす社長のための経営戦略の本

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    著者・椢原浩一氏は、経営者が「今」だけでなく「未来」の持続的な成長と利益を見据えるために必要な考え方と行動様式を、明快かつ実践的に提示しています。

    特に印象に残るのは、「我が社は何業か?」という問いです。たとえば、「より良い映画を提供する会社」ではなく、「より楽しめる娯楽を提供できる会社」――この視点の転換は、業種の定義を狭義から広義へと広げ、真に顧客のニーズに応える企業であるための戦略的思考を示しています。この問いは単なる哲学的な問いかけではなく、戦略の出発点であり、変化し続ける市場に適応するための核心です。

    また、「なぜ顧客は、我が社から買ってくれるのか?」という問いは、企業にとっての

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    2025年11月17日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    経理として必要な考え方の一つを学べる本だと思います。小説仕立てなのでストーリーとして理解しやすいだけでなく、繰り返し読む際に参考にできるものが物語後半にポイントとして整理されている。何回も役に立つ本だと思う!

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    2021年08月25日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    管理会計を実例を使ってわかりやすく書いてある点は良かった。簿記を勉強している最中で、非常に役に立った。ただ、節税に対する考え方、経営理念に対する考え方も、あたかもそれが正解のように著者自身の考え方を主張していた部分はよくなかった。

    印象に残った点
    ①売上を伸ばしても利益は増えない。経営管理する中で重要視すべきは限界利益である。限界利益とは売上から変動費を引いたものである。変動費とは数量の伸びに従って増える費用のことである。粗利とは違うことに注意。

    ②売上は単価×数量×頻度である。一番やってはいけないことは単価を下げること。これをやると限界利益が劇的に下がり、数量と頻度を上げても改善が難しく

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    2022年02月18日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    まず、この本を読む前に読んだ本が読んでも読んでも終わらない本だったので(笑)一瞬で読み終わってビックリした。一日あれば読めます。
    内容は、売上とは何なのか?利益とは?コストとは?限界利益の重要性など、実際にあった実話をもとに話が展開していきます。
    グラフや表なども所々入ってきますので、わかりやすくまた見やすく、内容終わりには改行も多くありすごく読みやすかったです。
    サービス業である自分の会社に置き換えると、売上=単価✕数量✕頻度の数量は毎回違う仕事なので1となるが、単価と頻度が重要であり、安易に値下げしない、お得意様にまた選んで頂ける仕事をするといったことが大切なんだとおもいました。

    ●この

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    2021年05月19日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    この本の功績は、次の4つだと感じました。
    ①なにより小説仕立てである
    ②限界利益、変動費
    ③売上の構成(単価×数量)
    ④納税>節税

    レベルとしては決して高くなく、ケチを付けたくなる専門家もいると思いますが、そこで非難してはその人は終了です。そんな一個人よりも本書のほうがよほど世の中には有益です。

    「単価×数量」を細分化すると、
    ●単価=価値(D)
    ●数量=集客数×成約率(D)
    ●集客数=広告+紹介
    ●広告=回数×コスト(O)
    ●紹介=品質×依頼回数(O)

    つまりは、「いかに打席に立つか、いかに打率をあげるか」に集約され、両輪が大事なのですが、やはり打席(≒目立つ、発信する)がシリコンバレ

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    2021年05月19日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    プロから見たら色々内容に関して言いたくなるかもしれませんが…

    自分が読むにはすごく分かりやすく、理解度も高かったと思います。長く続いている会社で、仕事の仕方、効率化については、もうないだろうと決めつけていた部分がありましたが、作業内容、事務作業も改めて点検してみます。

    結果的にお金の話につながるのは当然ですが、結果的に経営とはこういうものだよ。あなたちょっと間違ってるよ。と言われているような感覚で読み進めていました。
    沢山参考になる話がまとめられている櫻田ノートはこれからも読み続けたいです。

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    2021年05月18日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    売上と利益を今まで見てました。限界利益をみることはほぼなかったです。売上-変動費=限界利益、売上をあげれば利益が上がり、人件費を下げれば利益が増えるを当たり前に考えていましたが、売上=単価×回数×頻度であることを再認識し今調子の悪い店舗について考え直します。まずはしっかりと限界利益を出せるようにすること、変動費がなんぞやを理解する必要があると思います。経営者としてしっかり数字把握し、利益を出すだけでなくお金を残すことはこれからの予測不能な社会のなかでは持続可能な経営には必要なことだと思います。今日この本を読んで早速定期支払いを眺めて見ました、そこで同じ商品なのに値段がバラバラのものがあったりし

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    2021年05月06日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    単純に読み物として面白い。
    実際の会社をモデルにしているとはいえ、脚色してる部分は多々あるかと思われるが、会社の一生は大抵それなりにドラマチックだったりもする。

    文章は平易で図を用いた解説、簡単なコラムなどが多く載っており、BSやP/Lの読み方を知らず「限界利益」や「収益と利益の違い」が分からないような人にはオススメ出来る。

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    2020年07月05日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    経営コンサルタントである著者が会社にお金を残すために変動損益を使った管理手法を急逝した兄の跡を継いで事業継承した遼を中心としたストーリーとともに解説した一冊。

    限界利益だけをみる、売り上げを伸ばしても利益は増えない、節税しても会社にはお金が残らない。納税すればお金が残るという3つの考え方を松平運送を継いだ遼と経営コンサルタントの櫻田のやり取りから学ぶことができ大変勉強になりました。
    変動費は数量に比例すること、限界利益の状況を社員で共有することや将来のためのお金を持つこと、事業を誰に継がせるかを決めておくことなど実践的かつ効果的な経営において大事なこと学べました。
    また、顧客商品マトリックス

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    2021年05月21日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    限界利益とは、売り上げから変動費を引いたものであり、変動費は売り上げを構成する要素の一つである数量に比例する費用のこと。利益は限界利益から固定費を引いたものであり、限界利益を増やそうとすることだけに注力すれば必ず利益は増える。やみくもに売り上げに注力するなという話です。顧客や商品構成が複雑だと細かい分析が疎かになって問題点が見えなくなるので、本書の内容は有効そうです。ただ、ソフトウェア開発のような人月商売はある意味もっとシンプルに考えて良さそうです。

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    2020年01月19日
  • 会社にお金を残す経営の話

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    ▼ストーリー仕立ての経営再建のお話
    ■一般に当たり前と言われていることが必ずしも正解とは限らない
    ■売上、利益との関係をきちんと把握すべき
    ■税金に対する正しい知識を身につけよう

    ◉経営は自分の目で見極めよう

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    2020年01月01日