ロバート・マッキーのレビュー一覧

  • ストーリー

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    体系的にまとめられていながらも、この本自体のストーリーテリングが軽妙で楽しい!
    プロットに対する思考がスパッとインストールできて、
    映画や本を新しい視点でも楽しめるように。
    読書好きの皆さんにもおすすめかもしれない。

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    2023年04月22日
  • ストーリー

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    圧巻。
    帯にあるとおり、まさにストーリー作りのバイブル。

    著者の知識量がすさまじく、そこから引き出される方法論に圧倒される。

    これを読めばストーリー作りが上達する、という簡単なものではないけど、ここが土台なのは間違いない。

    人前で話をする全ての人に読んでもらいたい。


    この本を手にとったきっかけは、昨年プレゼンスキルを向上させたくて何冊か参考書を読んだときに、必ずこの本が紹介されていたから。

    プレゼンで大事なのはストーリーで、ストーリー作りに関してはこの本に書いてある、的な紹介。

    本当にそのとおりだった。

    読むのに1ヶ月かかったけど、それだけの重みがある一冊。

    人生で何度も読み

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    2020年04月28日
  • キャラクター

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    ネタバレ

     アリストテレスはキャラクターより出来事のほうが創作に芸術的技巧を要し、観客にも大きな影響を与えると考えていた。この考え方は二千年にわたって幅を利かせていたが、セルバンテスの『ドン・キホーテ』以降は小説がストーリーのおもな表現媒体へと進化し、十九世紀末になると、執筆に関する本の著者たちがアリストテレスの上位ふたつを入れ替えて、読者がほんとうに求めているのは印象に残るキャラクターだと主張した。彼らに言わせれば、プロットにある一連の出来事は、作家がキャラクター達を並べて掛けておく物干し綱にすぎない。
     この考え方では、プロットを物理的、社会的な平面で展開する数々のアクションやリアクションと見なす一

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    2025年06月19日
  • アクション作品創作バイブル

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    ネタバレ

    「アクション作品創作バイブル」は、映画脚本のテクニックを解説したもの。
    具体的に、「ダイ・ハード」「ミッション・インポッシブル」「ターミネーター」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「メン・イン・ブラック」「マトリックス」「アベンジャーズ」などの作品をベースに、アクション映画特有の約束事、魅力的ヒーロー、特徴的悪役、被害者の人物設計などを比較解説。
    さらに、興奮を引き起こす5つの技巧(権威に抗う、未知との遭遇、障害を乗り越える、制約を克服、禁忌を破る)を説明。
    独創性を出せるかどうかは大事だが、逆にオリジナリティにこだわり過ぎて肝心のストーリーや人物像がハチャメチャでは本末転倒。
    そんな難題をい

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    2025年08月20日
  • ストーリー

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    もちろん、これを読んだからといってストーリーテラーの才能が開花するわけではない。でも、文章を書く仕事をしていると、なんでもいいからもっといいものが書けるようになりたくて、こういう本にも放浪したくなる。で、最後に、簡単じゃないねってことに気がつく。

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    2020年09月14日
  • ストーリー

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    ネタバレ

    物語の創作を目指す人にはとても良い本だと思う。
    脚本を書くための理論を丁寧に解説してくれてるし、何より実例があるのでイメージしやすい。
    (ルールではなく原則、公式ではなく普遍的な型、紋切り型でなく元型が論じられているとのこと)
    ただ、私は映画ファンというわけでもなく、作品も知らないものが多くてピンと来ないところも多かったが。
    海外ドラマで、構成や展開がぐいぐい引き込まれるものが多いなと感じてるけど、やっぱりこういった理論をベースに練りに練った脚本なんだろうな。やっぱりどんなものでも理論って大切。まぁ、それだけでもダメなんだけど。
    人の数だけ人生があるように、映画の数だけストーリーがあるはずでは

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    2020年07月25日
  • ダイアローグ

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    ダイアローグの主原則
    ①ダイアローグがかわされるたびに、シーンを進展させる行動(アクション)や反応(リアクション)が生まれること

    ②そうした行動は語りの表層で具現するが、登場人物の行動の水脈はサブテクスト(言外の意味)から目に見えぬ形で流れている

    潜在的欲求

    欲求の対象

    究極課題

    シーンの課題

    動機

    シーンの支配者

    敵対する力

    シーンの価値設定

    サブテクスト

    ビート

    進展

    駆け引き

    転換点

    真の姿

    真の進展

    テクスト

    明瞭化

    性格描写

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    2018年01月28日