小松亜由美のレビュー一覧

  • 遺体鑑定医 加賀谷千夏の解剖リスト

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    現役の解剖技官の方が著者だけあって、解剖の様子がとてもリアル。医療業界で働いてる人間としては法医学も興味があったのでこんな感じなのかと想像しやすかったです。話は短編4作品で淡々と進んでいく感じ。

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    2024年05月07日
  • 誰そ彼の殺人

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    解剖技師の女性が主役の法医学ミステリーです。
    主人公の上司がめちゃくちゃな記憶力や知識を持って事件の真相を導きだす感じで、女性自身は学ぶ側の目線でした。

    登場人物は同じミステリーが4本、短編集です。いわゆるミステリーほど起伏はなく淡々と進んでいきます。そのくせ法医学の知識が詰め込まれているので、ミステリーというよりは新たなジャンルなのでは?と読んでて思いました。

    人間模様もそれほど複雑ではなく、さくっと読めるので、軽い推理小説を読みたい方におすすめです。

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    2023年12月23日
  • 遺体鑑定医 加賀谷千夏の解剖リスト

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    小松亜由美『遺体鑑定医 加賀谷千夏の解剖リスト』角川文庫。

    医学部法医学教室で現役の解剖技官を務める著者による法医学ミステリー。4つの短編とプロローグを収録。

    無味乾燥。まるでノンフィクションのようなドラマ無き法医学ミステリーという感じだ。いずれの短編も面白いテーマであるのにミステリーの要素が希薄で、主人公を中心としたストーリーに山谷が無いことが残念でならない。

    『エクソシズム』。全くミステリーは感じられず、まるでノンフィクションのような短編である。主人公は遺体鑑定医としても普通の仕事をしただけに過ぎないように感じた。交通事故死を切っ掛けに娘に悪魔が取り付いたと悪魔祓いを主体とする怪しげな新興宗教に嵌まった母親による娘の傷害致死事件。遺体鑑定医の加賀谷千夏は娘の遺体を解剖し、真実を暴く。★★★

    『梟首』。遺体となった暴力団関係者の背景には余り触れられず、死亡原因が明らかになり、めでたしという感じで、ドラマの無い無味乾燥の短編。河川敷で首の無い遺体が発見される。遺体には刺青があり、小指も欠損していることから、暴力団関係者と見られた。暴力団が見せしめのために殺害したのではと刑事は先入観を持ちながら、司法解剖に立ち会うが、加賀谷千夏が再び真実を暴く。★★

    『紅い墓標』。加賀谷千夏が極めて司法解剖により掴んだ事実にのみ目を向け、刑事たちの先入観を一蹴する。それはそれで良いのだが、余りにもドラマが希薄だ。美術大の裏山から発見された切断された両足。足の爪にはペディキュアが施され、女性の足ではないかと思われた。また、バンパー痕があることから、交通事故の疑いもあった。司法解剖と刑事たちの捜査から浮き彫りになる事件の真相。★★★

    『腐爛と凍結』。やはり加賀谷千夏は司法解剖にだけ徹するのみ。余り物言わぬ主人公にその人物像が見えて来ない。精肉店の夫婦が遺体となって発見される。夫の遺体は腐爛していたのに対し、妻の遺体は凍結していた。★★

    『エピローグ』。冒頭の花火師夫婦殺害事件の新聞記事に触れたものの、余り進展は無い。殺害された花火師夫婦とは主人公の加賀谷千夏の両親だった。

    本体価格720円
    ★★★

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    2023年03月13日
  • 遺体鑑定医 加賀谷千夏の解剖リスト

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    法医学に携わってる作者さんなので、遺体の解剖シーンがリアル。
    ミステリというよりかは異状死体がどうしてでてきたのかを暴く話で、内容は難しいけどどういうふうに検死をするのかの参考になるのかも。

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    2023年03月01日
  • 誰そ彼の殺人

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    誰そ彼の殺人/小松亜由美

    *
    法医学系のミステリー

    主人公は解剖技官の梨木楓
    法医学教室准教授の今宮貴継

    死体となって発見された人の原因を、
    検死(屍)で解き明かす。

    亡くなった人の身体が語る死因を、
    法医学の知識が解明する。

    物言わぬ命がこぼれ落ちてしまった体、
    死人の身体はその死因を雄弁に語る。

    二人のコンビが軽快。

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    2022年01月28日