梶野真弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・インダストリー4.0を調べて次のことを理解すること
生産プロセスと生産プロセス管理の仕組み、具体的には、ITや組織構成、役割や権限、社内ルールを整えて、ERP、MES、PLM、プロジェクトスケジューリング、製造IoT
・第四次産業革命の本質は、CPSにより製造業のサービス化を加速するための産業政策としての、国際標準化活動
->インダストリー4.0は、事業の成長機会を失わないために、グローバルな事業展開を簡単にできる仕組みを構築すること。
例えば、外国の企業では調達先を選定するときに、「グローバルに生産技術が移転できるか。生産技術の形式知化、モデル化、システム化ができているか、海外展 -
Posted by ブクログ
ネタバレ率直に思うのは「こんなに上手くいく訳ない」なのだけど、そのあたりのリアルを描くのは下町ロケットの池井戸先生作品に任せるとばかりに割り切っているのだろうコトもすぐに感じた
ほんのタイトルにもある通り「日本の製造業を救え」というコトなので、そのあたりのゴリゴリの現実を書くのではなく、世界はこうなっている、日本はどうですか?それでそうなっている世界に勝てるのですか?というか、それで世界の輪の中に入っていけるのですか?
製造業をやっているあなたの会社はどうですか?
日本が後進国と見ている国の企業は遅れたコトのメリットで欧米系の完成された仕組みを導入していますよ
クラウド技術も発展しているので安く導 -
Posted by ブクログ
第4次産業革命というタイトルに惹かれて読んだが想像していた内容と違った。産業革命以降ある特定の(先進国の)暮らしが豊かになると同時にエネルギー、環境、格差の問題が深刻になってきたが、今ここで人類の選択肢は大きく3つ。①問題をフェイクだと否定し、これまでのように資本主義を突き進むか(トランピズム)、②SDGsやESG投資に代表されるような、問題解決と経済発展の両立を目指すグリーンニューディール的な立場、③両立できないとして先進国の経済発展はあきらめ、その分を発展途上国へ回す極左急進派と言われる立場、モノヅクリ企業に携わる身としては②でありたいが、そのヒントを見つけるために本書を手に取った。
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