大杉豊のレビュー一覧

  • 大杉栄自叙伝

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    大杉栄、20歳過ぎまでの前半生。どこかルソーの『告白』を思わせる。
    幼い時から喧嘩好きと女好き、早熟な性体験、権威に対する反抗、猫殺し、陸軍幼年学校での騒動や男色とドロップアウト、中学編入の替え玉受験、東京外語での勉学、などなど、いろいろなものが詰まっている。これを読んでゆくと、彼のアナーキーさはその性格由来なような気がしてくる。
    新潟の新発田で4歳から14歳までを過ごした。その町の様子が詳しく出てくる。新発田は城下町の風情を残しながら、陸軍連隊がおかれた軍人の町(栄の父も職業軍人だった)。当時は相当に雪深かった。ほかの土地にあって、彼はつねにこの「新発田の自由な空」――いわば彼の原風景――を

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    2025年05月08日
  • 手話を知ろう1 知ろう!あそぼう!楽しもう! はじめての手話

    Posted by ブクログ

    手話のことだけでなく、耳の聞こえない子どもたちの日常など、手話をとりまく話も載っています。
    手話の説明もわかりやすくて良本だと思いました。

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    2024年06月05日
  • 手話を知ろう1 知ろう!あそぼう!楽しもう! はじめての手話

    Posted by ブクログ

    (2022-12-07 0.5h)

    もともと手話に興味はあったものの、行動に移せず
    ドラマ『Silent』(2022)から発起してこの本を借りました。


    児童向けの本で、大判の絵本のようなものですが、
    だからこそ平易で読みやすいです。
    お子さんの読み物にはもちろん、大人が読んでも
    楽しめる本です。
    最近の本なので新しく馴染みやすい印象です。

    きこえと言葉の教室やロジャーの存在は
    この本を通して初めて知ることができました。
    シリーズ1冊目で簡単な手話も載っています。

    手話の由来などにも触れていて、覚えやすいのも
    手話の入門として最適です。

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    2022年12月07日