青柳健二のレビュー一覧

  • オオカミは大神 弐 狼像をめぐる旅

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    何かあるときに頼りにしたくなるのは今も昔も変わらない。




    江戸時代にコレラが流行したことがあった。安政5年(1853年)に流行した際、コレラ封じに狼信仰が盛んになった。




    狼信仰で有名な神社といえば、埼玉県秩父市にある三峯神社だ。公式記録「日艦」によると、安政5年8月になると御眷属(けんぞく)、つまりお犬さまの拝借するための登山者が急増した。





    12月には13000件にも及び、東海道各地と江戸から多くの人々が参拝した。





    当時は、コレラについてよくわかっていなかっ
    たので、お犬様に頼らざるを得ない事情があった。




    三峯信仰は、北は北海道や東北、南は四国までに広

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    2021年10月30日
  • 全国の犬像をめぐる 忠犬物語45話

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    妻・愛犬と日本一周の旅に出た、著者の目に映った犬の像。
    全国各地の犬の像、約60体とその物語を綴った本です。
    神、忠犬、愛犬、救命犬、盲導犬、消防犬・・・
    なんとまぁ様々。
    あ、お伊勢参りの代参犬まで紹介されている!
    像になった犬の物語は、神話、伝説から実話まで様々。
    建立したのも、神社、個人、団体と様々。
    引用・参考文献もしっかり載ってるし、
    紹介されなかった犬の像も一覧になっている。
    なによりも、像になった犬たちの佇まいの良いこと!
    また、こういう視点で本ができる・・・目の付け所に感心しました。

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    2018年01月29日
  • 全国の犬像をめぐる 忠犬物語45話

    Posted by ブクログ

    <目次>
    省略

    <内容>
    全国の犬にまつわる銅像、石像、石碑を巡ってきた記録。銅像好きとしては、目を通すしかない。半分以上は知っていたり、訪問していたりしていたが、知らないものも(例えば、鹿児島県薩摩川内市にある「ツン」像。これは上野公園の西郷隆盛像が連れている犬の単独像)。まだまだ全国を回らないといけないなと思ったし、古くからの人間を助けるイヌの姿を知って、ますますイヌが好きになった。

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    2017年06月28日