あらすじ
今も昔も、私たちは猫と暮らすだけではなく、祭り、祈りを捧げている。
全国から集まっている東京・豪徳寺の招き猫、ネズミから米倉を守った秋田の忠猫、宮城の大漁の守り神猫、寺の住職を助けたのは静岡の恩返し猫、長野にはへそを出してふんどしをした猫像。
悪徳奉行をたたった猫がいたのは徳島、鍋島藩のお家騒動が生んだ化け猫像は佐賀、なで猫像2体があるのは鹿児島。
各地の猫像を訪ね歩き、猫を祭るいわれを紹介して、昔話や伝説として語り継がれて地域のなかで生きている姿を200枚のフルカラーの写真とともに描く。
猫像めぐりへと誘い、民話・伝説の背景や人間との意外な関係も伝える紀行エッセー。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
全国の犬像を巡った筆者が今度は猫神の像をめぐる旅へと出かけた。魔除け、守り神として各地に鎮座する姿はユニークで写真を眺めるだけで楽しい。どうして祀るのか。各地の伝承も楽しく日本人の大らかで猫好きな民俗性を感じる。猫神を巡る旅をしてみたいと感じる1冊だ。
Posted by ブクログ
日本各地に存在する猫神様をめぐる24の旅で知った、
その来歴や伝承を200点のカラー写真と共に紹介する。
・はじめに
・各地の猫神様
第1話~第24話
引用・参考文献・ウェブサイト一覧有り。
「全国の犬像をめぐる―忠犬物語45話」
「犬像をたずね歩く あんな犬、こんな犬32話」の2冊で
犬像を訪ねた著者が、今度は猫神様の像を訪ねてくれた。
猫碑・猫像・猫札・猫絵馬など、猫に関する由来や伝承が
ある寺社や場所が日本各地に点在している。
東日本に多い、養蚕の守り神や鼠除け祈願の対象。
宮城県丸森町には77基の猫碑と7体の猫像がある。
猫の祟り封じ、猫の伝承や民話に纏わる像もある。
忠義の猫を祭った猫神社、報恩の猫淵様、
猫を大切にした田代島の猫神社、木島社には狛猫と御朱印。
招き猫の数に圧倒される豪徳寺や猫と島津家の関わりが
判る仙巌園の猫神社など、大名家との縁もある。
また、お松大権現や秀林寺の猫塚などの化け猫伝説の地も
めぐっている。
猫に対する思いは様々。
故に、祭られる猫神様も様々で、その姿はどれも個性的。
実際に見てみたい猫碑や猫像が多くあって興味津々です。
Posted by ブクログ
青森県つがるの高山稲荷神社から鹿児島市の仙巌園まで全24話。
けっこうな割合で猫が絵馬に描かれている。
どれもカワイイ。持って帰りたくなる。
なぜか東北地方に多い。
主に養蚕を生業にしていた地域が、ネズミ対策で猫を身近に置くようになったらしい。
昔の猫はちゃんと働いてたのね。ウチのコに爪の垢。