レイ・ダリオのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんとか読み切った。疲れる。
世界秩序は直線的に進むのではなく、長期のビッグ・サイクルで動く。
国家は、教育や生産性、競争力、軍事力、金融力を高めて台頭し、やがて債務拡大や格差、内部対立、外部対立によって衰退していく。
歴史を振り返りながら、オランダ、イギリス、アメリカ、中国を中心に、その国がどのような流れでこのサイクルを踏んでいくのかを詳述しているため、分かりやすくその全体像を捉えることができる。
加えてそのサイクルを5つのステージに分けることにより、その国家が興隆期なのか衰退期なのかをわかりやすく示していく。
著者のレイ・ダリオは投資家なので、このビッグサイクルに照らし合わせて自分がどの分野に投資をしていくのかを考え、ポートフォリオを構築しているらしい。
世界情勢の流れを改めて認識させてくれる良書だと思う。
ただ、質の高い紙を使用しているのは良いのだが、この手の紙質、光をかなり反射しテカテカするので、どうしても目がチカチカしてしまいとても読みにくい。
これはどうにかならんもんかね。 -
Posted by ブクログ
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歴史上の覇権国のアップダウンを一般化して、
現在の米中関係について語ったもの。
覇権国は力と金が全てで、通貨は重要な位置付けされており、
基軸通貨含めた全ての通貨は、
ハードマネー→兌換紙幣→不換紙幣
と流通性が増し、債務のインフレにより価値の切り下げや最悪の場合破綻まで進む
受け取る金利がそのリスクに耐えているかは常に確認する必要あり
(切り下げは偶発的かつ非漸進的に実行される)
産み出した債務が生産性向上や投資収益獲得に有効的な場合のみ、健全的に世界が回りバブルにならない
債務サイクルの観点からは、米国が覇権を維持するのは厳しく、中国に抜かれるのは時間の問題とのこと
(強みは経済軍事教育通貨のシェアが依然首位、という爆アドだけ)
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資本主義のプロパガンダか感情的な偏見か、
中国という社会主義国が世界を牽引する姿が見えなかった
が、
過去の論理展開的にも米国の衰退、つまり中国の成長はなるほどありそうと思ってしまった
因みに人生の中で覇権国が変わる経験はないため、現状からの変化は想像しづらいらしい
米国日本の両国で不健全なインフレが進んでいる以上、
通貨価値や生産性向上上昇も見込める投資をしたいが
それが中国、、、?
本筋ではないがこれを書いてて、
社会主義についても考えさせられた -
Posted by ブクログ
世界最大のヘッジファンドが築いたユニークな企業文化の神髄がアイディア本位主義。
⚫︎原理・原則しか勝たん
意思決定はシステム化され、失敗をもとにアップデートされた原則に従う。
考える→原則→アルゴリズム→素晴らしい決定
最高の成功は自分がいなくても他人がうまく動いてくれる状態。
その次は自分自身でうまくやること。
最悪なのは自分自身でもうまくいかない状態
⚫︎ ブリッジウォーターの変わらない価値観
人生と仕事の両方の原則が一緒になって良い結果が出る。
優れた結果、やりがいのある仕事、かけがえのない人間関係を、徹底的に事実に基づき、徹底的に隠し立てをしない運営で生み出す!
働いている目標にワクワクすることがなければ、働くのをやめたほうがいい。
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Posted by ブクログ
感動した。
これはまさに狩猟採集生活ではないか?ここ最近6000年程度からの一体文明とはなんだろうか?。。。「人生というジャングルでは危険とチャンスを的確に見るためには、異なる視点、異なる能力と異なる意見をもった人の助けが不可欠となる。そういう人たちと生き残るためにミッションを共有する事ほど素晴らしいことはない」。。。これら周辺のことはまさに狩猟採集生活で、人間は食物連鎖の真ん中あたりにいた時代、皆と協力して、日々生きるために食物を狩るためにしていたことと、生きたまま他の動物に食べられないために、一致団結していたこととよく似ているのではないか。。。それが個人を超えた大きな進化のうねりの一部の一体感に包まれる感覚を導くという。 -
Posted by ブクログ
国の隆盛と衰退を経済史から紐解く
資本主義(株式会社と証券取引所)を生み出したオランダ帝国、産業革命からの大英帝国、第二次世界大戦からアメリカ帝国、そして百年国恥を経た中国へ
歴史のビックサイクルからこの先を見通す
「なぜフランスではなくイギリスが覇権をとったか」は大変興味深い。このまま中国が次の覇権国塚になるのか、それとも別の勢力が待ったをかけるのか。ただ台湾は「一つの中国」=レッドラインと思われるし、資源獲得という昔からある典型的な戦争の火種として南シナ海の覇権問題から、このままだと遅かれ早かれ米中の戦争に至るというのが歴史のサイクルから見たメインシナリオであることは恐ろしい。
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Posted by ブクログ
自分なりにがんばってるのに、なぜかうまくいかない、、、という境遇にある人にうってつけな本
以下、人生の原則1章のメモ
1
徹底的にオープンになり、徹底的にさらけだそう
他人はどう思うだろうという不安に邪魔されないように。注目と批判を集めるのは居心地が悪いが、それでもそうするのはそれがベストだと学んだから
マシンのデザイナーである自分と、マシンを動かす自分とを区別する
人が犯す最大の過ちは、自分や周りの人を客観的に見ないこと。そのままだと、自分や周りの弱みに何度も何度もぶち当たることになる。一歩離れて客観的に見ると、変化をもたらすことができる
自分を客観的に見ることは難しい。他のインプットとたくさんのエビデンスが必要
Good
厳しい現実を直視する
目標達成に心を砕く
一次、二次、三次的結果をもとに判断する
進歩を遂げるよう苦痛を上手に扱う方法を理解する
自分にも他人にも責任をもたせる
Bad
厳しい現実を直視しない
よく見せたいと思う
一次的結果で判断する
苦痛に邪魔されて進歩しない
自分にも他人にも責任をもたせない
3
徹底的にオープンになる
狭量な考え方と、オープンな考え方の違いに注意
狭量な人は
考えに異議を唱えられることを好まず
質問して理解しようとするより、意見をいって理解してもらおうとし
他の人の意見をあたまから追い出してしまう
5
効果的な意思決定の方法
近くで見ればなんでも大きく見える
鍵となる20%の情報と努力で80%の価値を得る
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Posted by ブクログ
世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーター創業者であるレイ・ダリオ氏による人生哲学の書。人生と仕事の2つのパートに分かれた原則が記されており、600ページ弱とかなりボリューミーな書籍ではあるが、書かれた一語一句はとても参考になる。ダリオ氏の質実で謙虚で芯のある人柄を感じられる。
さながらヴィトゲンシュタインの「論理哲学論考」のような章立てで述べられる原則はアルゴリズムのよう。いずれも濁りのない厳密な言葉であり、これらを粛々と実行できれば確かに強い。AI盛行の昨今、人間(右脳)とAI(左脳)の新たな働き方を提示くれているよう。「良い」成功を収めたいビジネスマンにおすすめの本。