レイ・ダリオのレビュー一覧
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歴史上の覇権国のアップダウンを一般化して、
現在の米中関係について語ったもの。
覇権国は力と金が全てで、通貨は重要な位置付けされており、
基軸通貨含めた全ての通貨は、
ハードマネー→兌換紙幣→不換紙幣
と流通性が増し、債務のインフレにより価値の切り下げや最悪の場合破綻まで進む
受け取る金利がそのリスクに耐えているかは常に確認する必要あり
(切り下げは偶発的かつ非漸進的に実行される)
産み出した債務が生産性向上や投資収益獲得に有効的な場合のみ、健全的に世界が回りバブルにならない
債務サイクルの観点からは、米国が覇権を維持するのは厳しく、中国に抜かれるのは時間の問題とのこと
(強みは -
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世界最大のヘッジファンドが築いたユニークな企業文化の神髄がアイディア本位主義。
⚫︎原理・原則しか勝たん
意思決定はシステム化され、失敗をもとにアップデートされた原則に従う。
考える→原則→アルゴリズム→素晴らしい決定
最高の成功は自分がいなくても他人がうまく動いてくれる状態。
その次は自分自身でうまくやること。
最悪なのは自分自身でもうまくいかない状態
⚫︎ ブリッジウォーターの変わらない価値観
人生と仕事の両方の原則が一緒になって良い結果が出る。
優れた結果、やりがいのある仕事、かけがえのない人間関係を、徹底的に事実に基づき、徹底的に隠し立てをしない運営で生み出す!
働いている目標にワ -
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感動した。
これはまさに狩猟採集生活ではないか?ここ最近6000年程度からの一体文明とはなんだろうか?。。。「人生というジャングルでは危険とチャンスを的確に見るためには、異なる視点、異なる能力と異なる意見をもった人の助けが不可欠となる。そういう人たちと生き残るためにミッションを共有する事ほど素晴らしいことはない」。。。これら周辺のことはまさに狩猟採集生活で、人間は食物連鎖の真ん中あたりにいた時代、皆と協力して、日々生きるために食物を狩るためにしていたことと、生きたまま他の動物に食べられないために、一致団結していたこととよく似ているのではないか。。。それが個人を超えた大きな進化のうねりの一部の -
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国の隆盛と衰退を経済史から紐解く
資本主義(株式会社と証券取引所)を生み出したオランダ帝国、産業革命からの大英帝国、第二次世界大戦からアメリカ帝国、そして百年国恥を経た中国へ
歴史のビックサイクルからこの先を見通す
「なぜフランスではなくイギリスが覇権をとったか」は大変興味深い。このまま中国が次の覇権国塚になるのか、それとも別の勢力が待ったをかけるのか。ただ台湾は「一つの中国」=レッドラインと思われるし、資源獲得という昔からある典型的な戦争の火種として南シナ海の覇権問題から、このままだと遅かれ早かれ米中の戦争に至るというのが歴史のサイクルから見たメインシナリオであることは恐ろしい。
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自分なりにがんばってるのに、なぜかうまくいかない、、、という境遇にある人にうってつけな本
以下、人生の原則1章のメモ
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徹底的にオープンになり、徹底的にさらけだそう
他人はどう思うだろうという不安に邪魔されないように。注目と批判を集めるのは居心地が悪いが、それでもそうするのはそれがベストだと学んだから
マシンのデザイナーである自分と、マシンを動かす自分とを区別する
人が犯す最大の過ちは、自分や周りの人を客観的に見ないこと。そのままだと、自分や周りの弱みに何度も何度もぶち当たることになる。一歩離れて客観的に見ると、変化をもたらすことができる
自分を客観的に見ることは難しい。他のイ -
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国家が債務危機に陥った事例を網羅的に挙げて分析していてすげぃ。
「ハイパーインフレは中央銀行による無謀で過剰な紙幣印刷がもたらすもので、それを停止するには紙幣印刷を止めさえすればいいと人々は考え立ちだ。(中略)むしろインフレスパイラルが起こると、紙幣増刷がいくつかの最悪のオプションの中で最もましな方策だと政策当局は見なさざるを得なくなる。(中略)向こう見ずな紙幣増刷はハイパーインフレの原因というよりもむしろ、銀行(およびその他すべての企業や人々)によるデフレ下の債務不履行と経済崩壊を回避するための方策だったと言えた」
とは、なるほどなぁと。 -
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ネタバレ内容は文句無し。膨大なデータに基づいた分析から、債務問題がいかに国家を不安定させるか、議論の余地無く示している。経済にフリーランチは存在しないのだ、と言う当たり前のことを改めて思い起こさせてくれる。当たり前なのだが、この現象から逃れられた国家が存在しない、と言うことは、もう少し重く見られても良いと思う。
国内で消化していようがいまいが、債務問題を抱えていれば、いずれは通貨の価値が下がることは避けられない。だからこそマネタイゼーションが禁じ手とされている訳だし。資本主義、市場主義である限り、"This time is different" などは結局、存在しないのだろう。 -
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ランナーズハイじゃなくて失敗から学ぶハイ。
ブリッジウォーター?
大事なのは、、、
誰かに質問をすれば、たぶん答えてくれるだろう。
だから、誰に質問をするかをよく考えるようにして。
自分の弱みに直面したとき, 4つの選択肢がある。
①否定する
②受け入れてそれを強みに変えようと努力する。
③弱みを受け入れ、それを回避する方法を探す。
④あるいは、追求する目標を変更する。
①は絶対に選ぶな!
個人の変化プロセスは5つの段階がある。
①明確な目標を持つ。
②目標達成の障害となる問題を明らかにし、放置しない。
③問題の根本原因を探るために正確に診断する、
④それらの問題を回避するように計 -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事において大事な心得が記載されていそうな本
メモ
・現実を正確に理解することは、良い結果を得るために絶対不可欠な基礎だ
・徹底的な事実と隠し立てをせずに透明であることを受け入れればもっとやりがいのある仕事、かけがえのない人間関係が得られる
・狭量な考え方とオープンな考え方の兆候
狭量な人は考えに異議を唱えられるのを好まない
心の広い人はなぜ反対か好奇心を持つ
狭量な人は質問より意見を言うことが多い
心の広い人は心底自分が間違っているかもしれないと考える
狭量な人は自分が理解されようとする
心の広い人はいつでも他人の目から物事を見なくてはと思っている
狭量な人は間違ってるかも知