レイ・ダリオのレビュー一覧

  • 世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか

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    過去の分析により覇権国が興隆するパターン(ビッグ・サイクル)を見出した渾身の一冊。
    著者の真摯な姿勢もひしひしと伝わってきます。

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    2025年11月19日
  • 世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか

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    歴史上の覇権国のアップダウンを一般化して、
    現在の米中関係について語ったもの。

    覇権国は力と金が全てで、通貨は重要な位置付けされており、
    基軸通貨含めた全ての通貨は、
    ハードマネー→兌換紙幣→不換紙幣
    と流通性が増し、債務のインフレにより価値の切り下げや最悪の場合破綻まで進む
    受け取る金利がそのリスクに耐えているかは常に確認する必要あり
    (切り下げは偶発的かつ非漸進的に実行される)


    産み出した債務が生産性向上や投資収益獲得に有効的な場合のみ、健全的に世界が回りバブルにならない

    債務サイクルの観点からは、米国が覇権を維持するのは厳しく、中国に抜かれるのは時間の問題とのこと
    (強みは

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    2025年05月06日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    人を巻き込んでよいシステムを作ること、それを更新し続けることで、上昇スパイラルに乗り続けることが大事

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    2025年02月08日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    レイ・ダリオの人生観がよくわかる。
    原則というより、考え方生き方としたほうが納得できる。
    新しいものよりも素晴らしいものが大事との原則は合点がゆく。

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    2024年08月07日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    世界最大のヘッジファンドが築いたユニークな企業文化の神髄がアイディア本位主義。

    ⚫︎原理・原則しか勝たん
    意思決定はシステム化され、失敗をもとにアップデートされた原則に従う。
    考える→原則→アルゴリズム→素晴らしい決定
    最高の成功は自分がいなくても他人がうまく動いてくれる状態。
    その次は自分自身でうまくやること。
    最悪なのは自分自身でもうまくいかない状態

    ⚫︎ ブリッジウォーターの変わらない価値観
    人生と仕事の両方の原則が一緒になって良い結果が出る。
    優れた結果、やりがいのある仕事、かけがえのない人間関係を、徹底的に事実に基づき、徹底的に隠し立てをしない運営で生み出す!
    働いている目標にワ

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    2024年07月15日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    人生と仕事の原則を明文化し、常にアップデートする大切さを説いている。冒頭にも言及されているように、役立つ原則をレイダリオから学ぶというより、個々人で自身の原則を考え、常にアップデートして意思決定の精度を高める重要性を強調している。自信満々に投資したが、大失敗したエピソード等、エピソードそのものも面白かった。

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    2024年05月06日
  • 世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか

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    ブリッジウォーターアソシエイツの創業者がまとめた世界予測の本。予測と言っても根拠なく未来を予想するのではなく、過去の歴史を振り返り教訓とすることで、未来をあゆむための方策、対策を考えて備えることが大事だとある。
    未来は予測不可能であるが、歴史は繰り返されるどの前提で分析されており、納得出来ることが多かった。今後を生きる上で1番大事だと思ったのは、全ての通貨は切り下げられるか死んでいくと言うこと。円通貨ベースで資産総額を評価することがどれだけ意味があるのか?を考えさせられた。

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    2024年04月29日
  • PRINCIPLES FOR SUCCESS(プリンシプルズ・フォー・サクセス)成功の原則

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    感動した。

    これはまさに狩猟採集生活ではないか?ここ最近6000年程度からの一体文明とはなんだろうか?。。。「人生というジャングルでは危険とチャンスを的確に見るためには、異なる視点、異なる能力と異なる意見をもった人の助けが不可欠となる。そういう人たちと生き残るためにミッションを共有する事ほど素晴らしいことはない」。。。これら周辺のことはまさに狩猟採集生活で、人間は食物連鎖の真ん中あたりにいた時代、皆と協力して、日々生きるために食物を狩るためにしていたことと、生きたまま他の動物に食べられないために、一致団結していたこととよく似ているのではないか。。。それが個人を超えた大きな進化のうねりの一部の

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    2024年03月24日
  • 世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか

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    国の隆盛と衰退を経済史から紐解く
    資本主義(株式会社と証券取引所)を生み出したオランダ帝国、産業革命からの大英帝国、第二次世界大戦からアメリカ帝国、そして百年国恥を経た中国へ

    歴史のビックサイクルからこの先を見通す

    「なぜフランスではなくイギリスが覇権をとったか」は大変興味深い。このまま中国が次の覇権国塚になるのか、それとも別の勢力が待ったをかけるのか。ただ台湾は「一つの中国」=レッドラインと思われるし、資源獲得という昔からある典型的な戦争の火種として南シナ海の覇権問題から、このままだと遅かれ早かれ米中の戦争に至るというのが歴史のサイクルから見たメインシナリオであることは恐ろしい。

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    2024年01月08日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    自分なりにがんばってるのに、なぜかうまくいかない、、、という境遇にある人にうってつけな本


    以下、人生の原則1章のメモ

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    徹底的にオープンになり、徹底的にさらけだそう
     他人はどう思うだろうという不安に邪魔されないように。注目と批判を集めるのは居心地が悪いが、それでもそうするのはそれがベストだと学んだから

    マシンのデザイナーである自分と、マシンを動かす自分とを区別する
     人が犯す最大の過ちは、自分や周りの人を客観的に見ないこと。そのままだと、自分や周りの弱みに何度も何度もぶち当たることになる。一歩離れて客観的に見ると、変化をもたらすことができる
     自分を客観的に見ることは難しい。他のイ

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    2022年08月06日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    前半は読み飛ばしました。いつかまた読み直す機会が来たら読みます。
    しっかりと人を選ぶことや、オープンであること。権力者の個人的な判断ではなく良いアイデアを採用すること。採用のときと同じ熱量で社員を測ること。
    『HIGH OUTPUT MANAGEMENT』(インテルの社長の著書)でもやはり同じ。業態は違っても大事なことは同じ。

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    2022年05月27日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    世界トップの投資家が考える人生の原則
    目標を立てて、マシンを作り、結果が出たらフィードバックすること
    マシンは、カルチャーと人からなり、同じマシンを使っている限り、同じ結果になる

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    2023年12月26日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    PART1、2の内容だけなら、蔵書にしておくのも良いと思える名著。ただ、仕事の原則について語ったPART3はかなり賛否両論があるのでは。ここまでの組織を作り上げたダリオ氏の功績に誰もが疑いはないとは思うが、最近の業績を見ていると、その方法論の限界を感じざるを得ない。

    いきなりネガティブな話から入ってしまったが、本書は「失敗から学ぶ」とおう人生で最も大事な原則を語っているという点で、非常に貴重である。

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    2020年02月20日
  • 巨大債務危機を理解する

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    国家が債務危機に陥った事例を網羅的に挙げて分析していてすげぃ。

    「ハイパーインフレは中央銀行による無謀で過剰な紙幣印刷がもたらすもので、それを停止するには紙幣印刷を止めさえすればいいと人々は考え立ちだ。(中略)むしろインフレスパイラルが起こると、紙幣増刷がいくつかの最悪のオプションの中で最もましな方策だと政策当局は見なさざるを得なくなる。(中略)向こう見ずな紙幣増刷はハイパーインフレの原因というよりもむしろ、銀行(およびその他すべての企業や人々)によるデフレ下の債務不履行と経済崩壊を回避するための方策だったと言えた」
    とは、なるほどなぁと。

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    2025年10月04日
  • 世界秩序の変化に対処するための原則 なぜ国家は興亡するのか

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    ネタバレ

    内容は文句無し。膨大なデータに基づいた分析から、債務問題がいかに国家を不安定させるか、議論の余地無く示している。経済にフリーランチは存在しないのだ、と言う当たり前のことを改めて思い起こさせてくれる。当たり前なのだが、この現象から逃れられた国家が存在しない、と言うことは、もう少し重く見られても良いと思う。

    国内で消化していようがいまいが、債務問題を抱えていれば、いずれは通貨の価値が下がることは避けられない。だからこそマネタイゼーションが禁じ手とされている訳だし。資本主義、市場主義である限り、"This time is different" などは結局、存在しないのだろう。

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    2025年09月15日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    ランナーズハイじゃなくて失敗から学ぶハイ。
    ブリッジウォーター?

    大事なのは、、、

    誰かに質問をすれば、たぶん答えてくれるだろう。
    だから、誰に質問をするかをよく考えるようにして。

    自分の弱みに直面したとき, 4つの選択肢がある。
    ①否定する
    ②受け入れてそれを強みに変えようと努力する。
    ③弱みを受け入れ、それを回避する方法を探す。
    ④あるいは、追求する目標を変更する。

    ①は絶対に選ぶな!

    個人の変化プロセスは5つの段階がある。

    ①明確な目標を持つ。
    ②目標達成の障害となる問題を明らかにし、放置しない。
    ③問題の根本原因を探るために正確に診断する、
    ④それらの問題を回避するように計

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    2025年04月20日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    物語としても面白い。全てでは無いが参考になる内容。ただし、会社や組織運営に興味が無い人は読むとしんどいと思う。

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    2024年04月23日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    ネタバレ

    仕事において大事な心得が記載されていそうな本

    メモ
    ・現実を正確に理解することは、良い結果を得るために絶対不可欠な基礎だ
    ・徹底的な事実と隠し立てをせずに透明であることを受け入れればもっとやりがいのある仕事、かけがえのない人間関係が得られる
    ・狭量な考え方とオープンな考え方の兆候
     狭量な人は考えに異議を唱えられるのを好まない
     心の広い人はなぜ反対か好奇心を持つ
     狭量な人は質問より意見を言うことが多い
     心の広い人は心底自分が間違っているかもしれないと考える
     狭量な人は自分が理解されようとする
     心の広い人はいつでも他人の目から物事を見なくてはと思っている
     狭量な人は間違ってるかも知

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    2023年07月05日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    世界最大のヘッジファンド・ブリッジウォーターの創業者が、生涯を振り返り人生と仕事の原則について記したもの。
    前半の「人生の原則」は、まさに著者その人が人生を生きる上で原則としてきた考え方が知れて非常に興味深く出色の出来。一方、後半の「仕事の原則」は、ブリッジウォーター社のカルチャーを列挙したものという印象が強く、「それは組織によるだろう…」と思う箇所も散見。
    足して割ったら星★★★★かな、という感じ。

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    2022年01月15日
  • PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則

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    最近読んだ本で群を抜いてよかった。時代は揺り戻しを繰り返しながら、弁証法的に変化を続ける。人もまた社会の流れに方向づけられてしまう。けれども、アイデンティティの根っこに、核心に、自分だけのプリンシプルを確立していたのなら、たじろぐことはなくなる。

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    2021年11月03日