嶋水えけのレビュー一覧
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絶大な人気を誇っていたアイドル・但馬ソラの死を受け入れられない女子高生が、推しに成り代わり、”但馬ソラ”という神様の存在を世間に証明しようとするヒューマンドラマ。
ある意味、究極の推し活とでも言うべきか……正常な思考で異常な行動をしてるのが推しに対する溢れんばかりの狂愛を際立たせてる。道徳心や倫理観が常軌を逸しているとは言え、主人公の伝えたいメッセージは分からなくもない。むしろ、アイドルでもアニメでも自分を支えてくれるような”推し”がいる人なら、ぶっ刺さるテーマだと思う。
ファンとしての禁忌を侵した主人公の辿り着く場所が非常に気になる作品。彼女に振り回される周囲の反応と自分勝手な偶像を創り出す人間のエゴに注目しながら読み進めたい。 -
購入済み
甘酸っぱい百合アンソロジー
「トリビュート(敬意、感謝)」と「百合」とかけ合わせたユリビュート。
これから育んでいく女の子たちの甘酸っぱい百合の詰め合わせ。 -
ネタバレ 購入済み
色んな気持ちになれる
私の百合はお仕事です!がホントに良かった、ずっとしんどいターンだったから2人の抱く気持ちが重なってほんとうによかった
と思ったのもつかの間、君に綴るうたかたがかなりしんどい。幼さゆえの過ちが、心に刺さった。かなりしんどい。 -
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但馬ソラの”アイドル”に懸ける想いや橘ミズウミとの関係性が明かされたことで、曖昧だった物語の輪郭が鮮明になり、一気に物語の奥深さへと引き込まれていくのを感じた。ポラリスに込められた意味を含め、人の息吹が伝わってくる秀逸な”アイドルジュブナイル”であったことは間違いない。
ただ、広げた風呂敷を畳むためにサブキャラクターたちの深掘りをカットしてしまった点は残念だったかな……作者のあとがきによれば、もう少しスケールの大きい物語を構想していたみたいだから、なおさら惜しいと思ってしまう。
何にせよ、嶋永先生、素敵な作品をどうもありがとうございました。 -
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ミズウミの”但馬ソラ”に対する狂気的な信仰は世間だけでなく、かつてのポラリスメンバーや何事にも執着してこなかったレンジュの心までもを呑み込み、さらに次の舞台へ駆け上がっていく。
ミズウミの言動はどこか破滅的に思えるものの、目を逸らさずにはいられない蠱惑的な魅力もあって不思議と心が奪われてしまう。本人が自分の存在を薄くなるように努めているとは言え、橘ミズウミと但馬ソラの境界が曖昧になっていく過程には、静かに侵食していく毒みたいでゾクゾクさせられたね。
亡くなった人気アイドルの存在を証明したいミズウミとその物語をビジネスに利用したい戸塚。狂気を孕んだ彼女らの思惑がどんな結末をもたらすのか……心して最終巻に手を伸ばしたいと思う。 -
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ネタバレあの流れでラジオ局から無事に帰れてしまうのか……。警備がザルなのか、誰もミズウミが作り出す世界のスピードに付いて行けないのか……
しかもその流れで更にゲリラライブをしようとなれば、もはや心臓が鋼鉄で出来ているんじゃないかと思えてしまうよ……
ソラに擬態してソラを知る者の心をギッタンギッタンにしていくミズウミ。その破滅的なアイドル道が何処へ至るのか全く見えてこない。それが恐ろしくて、そして魅惑的
ただ、個人で動画上げてゲリラライブする程度じゃ限界が有ったのも確か。そういった意味ではアイドルプロデューサーの力を借りるのは時間の問題だったし、リスクを恐れないプロデューサーがミズウミに注目するのも時間の問題だった
そうして時間が容赦なく進んでしまうなら、本来は騒動の渦中にいるわけではないレンジュが弾き出されてしまうのも自明の理
だからここでレンジュに求められるのは弾き出されても渦の中に戻る覚悟と理由。でもレンジュはミズウミの事なんて何も知らないし、ソラに夢中だったわけでもない
レンジュの中にあるのは人の心をぶっ壊すミズウミに魅了された魂だけ。だから自分の価値を証明しなければならない場面でも出てくる言葉は薄っぺらい
でも、そんなレンジュをミズウミは必要とするのか……。ミズウミは雰囲気や思想はソラにそっくりだけど、持っている素養までは擬態できない。だから欠けている部分を他から補う必要があって、それがレンジュとなるのか
まるで神様に救われたみたいな展開。でもレンジュ自身の力で勝ち取ったものでない限り、いずれ限界はやってくるよなぁ……
同時に描かれるのはミズウミと戸塚が作り出す渦に巻き込まれることになった元ポラリスの心境だね
スバルはこの状況を面白がっているというか自ら飛び込もうとしているようだけど、常識人的な部分を持っているらしいナギサはこの状況についていくのが難しそうだ。まあ、難しいだけで渦の中に入れている辺り、この人はこの人でアイドルなんだろうけど
戸塚プロデュースにより刻々と近づくポラリス再結成。その時に人々は何を見て何を感じることになるのだろう……
現代においてはロボットやAI、バーチャルアバターがアイドルのように歌唱する場も増えてきたし、長寿バンドの亡くなったメンバーを映画の企画で役者が補う場合なども存在する
けれど、あるアイドルの死を社会的に認知した状態でそのアイドルに一般人が擬態した時、それでも人々はそのアイドルを偶像として愛することが出来るのだろうか?本作が何処を目指しているのかまだ判らないけれど、このゾクゾクした恐ろしい感覚が自分の期待している光景を形作るのか、それとも上回ってしまうのかどうにも期待してしまうよ
そういや、ヒマワリが指摘していたミズウミがこれまでの活動を許されていた理由や背景って何か有ったりするんだろうか?
考えてみれば冒頭のラジオ局から何事もなく帰れている下りも可怪しいし、ヤバい活動を繰り返してきたミズウミがあっさり事務所に入れているのも可怪しい
また、未だ明かされないソラの死がどのようなものであったかも気になってしまうね -
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ディープフェイクの何がヤバいと言えば、他人の顔を自分や別人に貼り付けた上でその人物が言いそうに無い発言をしているかのように偽造できる点。それはネット上だからコストは抑えられ、リスクも低いように錯覚できる
だからこそ変装なんてアナログな方法で他者に成り代わって、その状態で衆人環視の前に躍り出る人間が居たとしたらそれは紛れもなく、そして掛け値無くヤバい奴となる
本作の主人公、橘ミズウミはそういったヤバさを持つ少女だね。但馬ソラを忘れて欲しくない、ただその一心で『世界』に大混乱を巻き起こした
それに比べたら準主人公の立ち位置に居るレンジュは内面的なヤバさを持つ少年だけど、他者に影響を与えないという意味では無害で控えめな存在
だからこそ、フィクションの中で街をぶっ潰す怪獣に焦がれたのだろうし、現実の中で人心をぶっ潰すミズウミに魅了されてしまったのかな
でも別の見方をすれば、この他者に影響を与えまくるミズウミの在り方は本人の心情に反して途轍もなく『生きている』と言えるのかも
2年前に死んだソラを『生きている』と『世界』に誤認させる為の破壊活動。それは現実的にはミズウミが代行しているのだから、本当に『生きている』と言えるのはミズウミだけ。けどミズウミは自身を不要と考えている。それはとんでもない矛盾だね
でも、矛盾を突き破ってしまう程にミズウミがソラに擬態して、ソラを忘れようとする『世界』に楯突くものだからレンジュだけでなく読者すら魅了されてしまう
駅前でゲリラライブするという段階でも突き抜けたヤバさを披露していただけに生放送のスタジオに凸するなんて常識どころか、現実すらどこかに置き忘れてしまったかのようだよ……
読んでいると「ヤベェ……」という感想ばかり口から飛び出てくる本作。既にミズウミの破滅は避けられぬ未来となっている気もするけれど、ミズウミが破滅したとしてもソラが何らかの形で再誕を遂げそうな気もしてしまう
「ポラリスは消えない」と豪語するミズウミを中心にこの空恐ろしい作品はどのような『世界』を創り上げてしまうのだろう…… -
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ネタバレ表紙がとても淡くて綺麗だったので惹かれて買いました。1週間フレンズ、最終回なんですね。付録のクリア下敷きも素敵です。ほかの付録はきせかえブックカバー。
1週間フレンズ(葉月抹茶)
藤宮さんの記憶が戻ったらしい。長谷くん、よかったね。これから友達以上になれるかなあ。
賭けグルイ(原作:河本ほむら 作画:尚村透)
面白そうな設定。ギャンブルが公認の学校ってすごいな。作画とても綺麗です。駆け引きは難しくてあまり理解できませんでしたが、問題なくスリリングな感じを楽しめました。
かつて魔法少女と悪は敵対していた。(藤原ここあ)
白夜がとても可愛い。ミラと一緒に悶。彼女に何もされてないのにダメージくらいすぎだ、ミラ。
アカメが斬る!(原作:タカヒロ 作画:田代哲也)
アニメで知ってました。面白くてキャラクターも魅力的です。エステスじゃなくエスデスだったのか。ブドー、強いですね。ナイトレイドもイェーガーズも、バンバンキャラが死んでいくので、安心して読めないのがいい。マインは、戻ってくるのかな…?
繰繰れ!コックリさん(遠藤ミドリ)
こひなはカップメンが大好きなのですね。茶の湯に見立ててカップ麺をつくるお話は良かったです。
高橋さんが聞いている。(北欧ゆう)
絵だけ見た時は、そに子かと…違うんですね。盗聴ネタは今までなかったなあ。同じクラスなんだから、盗聴するまでもないとおもうんだけどねえ。
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い。(谷川ニコ)
短い!けど、面白い!アニメキャラの目って、全然実用的じゃないよね。やってみなくても分かるだろ!
その吸血鬼は正しくない夢を見る(葉月めぐみ)
少女マンガのように繊細な線。ルイは、春夢のことが大好きで独り占めしたいのに、あろうことか新しい友達ができてしまった。
制服のヴァンピレスロード(松本トモキ)
絵が特徴的。これも吸血鬼モノか!吸血鬼になっても、弱点も少ないようだし、能力がアップしていいことづくめなんじゃ??
恨み来、恋、恨み恋。(秋タカ)
十二支もの。といえばフルバでしたが。。猫と鼠の因縁の二人が、恋に落ちる的なやつか?閃さんがかっこいい。自由に動物の姿になれるみたいですね。
アラクニド(原作:村田真哉 作画:いふじシンセン)
いきなりあやしい展開。蟲の能力を持つ殺し屋?最初から読みたい。
エイス(河内和泉)
巻中カラー。初めて読んだので人間関係もストーリーも良くわからないけれど、絵が結構好きなのと読みやすいのとで、さらりと読めました。
魔女に与える鉄槌(原作:村田真哉 作画:檜山大輔)
面白かった。この拷問具、本当にあったというのが一番怖い。即死できないから、ずっと苦しいなんて…。これが本当の祈りだというセリフは響きました。
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア(原作:大森藤ノ 作画:矢樹貴)
ゲームの世界という感じで楽しかったです。武器を鍛えたり、アイテムを集めたり、パーティーを組んでダンジョンを攻略したり…楽しそうですね。と思っていたら、宿屋で殺人事件が発生?!モンスターではなく、人間の仕業のようです。
ヤンデレ彼女(忍)
四コマ?のようです。もうちょっと可愛いデフォルメ画だったらもっと良かったかな。
うみねこのなく頃に散(原作・監修:竜騎士07 作画:夏海ケイ)
作画好きです。キャラクターも素敵。ラスボスっぽい少女と戦ってますが、初見なので赤き真実とか設定がよくわからない。。見開きのカラーページをこんなところにもってくるなんてビックリ!これは新しい。マンガの途中で紙質が変わったので何事かと思いました。
殺意の戦鬼(小林大樹)
超能力バトルっぽい?ヴェノムの顔が怖い。
ラブプリズム(針義孝)
新人漫画賞佳作の作品。新人さんの作品だからまだいろいろと惜しいかんじでした。絵やキャラクターやストーリーにこれという特徴がみられませんでした。特に、なぜ主人公が卓球をやらないのか、理由が良くわからない。というか、共感できないのでストーリーに入り込めないまま終わってしまった感じです。構図は面白いなあと思いました。どんどん描いてほしいです。
漫画のCMが多い雑誌だなあと。設定も、日常にファンタジーがいい感じに混ざり合ったものが多くて、こんなのあったら面白いな~とか思いながら楽しく読めました。読者プレゼントの景品、複製原画100人にプレゼントとか、プレゼントにも力を入れている印象です。 -
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本物ではないのに但馬ソラに成りきってポラリスとしてデビューしようとするミズウミ
ファン心理を超えたそれには歪さしか無い。でも真っ直ぐな想いに拠るものだから時には人を惹きつける事も有る。ミズウミが自身の在り方をどう捉えようと、その時点で一種の物語が成立している。なら芸能に魂を売った戸塚が目を付けない訳はなくて
戸塚の遣り方はミズウミを裏切るものだったけど、あの局面で話題性を持った状態でポラリスを復活させるには最良の方法であるのも確かなんだよね…
ただ、純粋なまでに橘ミズウミではなく但馬ソラを世に出そうとしていたミズウミとは相容れなかっただけで
結局、問題と成ってくるのは、但馬ソラは既に死んでいて舞台に立とうとしているのは橘ミズウミだというどうしようもない事実
ミズウミが自身を否定してソラを復活させようとしても、現実に復活できないならミズウミはミズウミとして世に出るしか無い
どうしようもない矛盾に出会った時、意味を持ってくるのはミズウミの過去か…
前々から疑問視されていたミズウミとソラの関係。過去に出会っていたのは予想内だったけど、昔のミズウミはソラっぽくてソラがミズウミっぽいのは完全に予想外
こうなってくると色々と認識は変わってくるね
ミズウミがソラのファンとして彼女を奉っていた。それが今に繋がっている
同様にソラもミズウミのファンとしてポラリスの活動に繋がっていった
二人の在り方はリンクしているから、ソラが語るアイドル像はミズウミも抱くもの
二人の道は不幸にも分かたれてしまったけど、ソラは変わらずにミズウミを意識してポラリスをしていたのようで
ミズウミがステージ上のアイドルを見上げていたように、ソラも観客席に居るアイドルを瞳に宿していたのか…
ソラがミズウミのアイドルで居られたように、ミズウミもソラのアイドルだった。ならミズウミはソラというアイドルにこだわらずとも誰かのアイドルに、生きる希望に成れるという事なのだろうね
破滅的な思想や言動で但馬ソラに成ろうと暴走していたミズウミが辿り着いた一つの終着点
ミズウミが焦がれていたポラリス再結成は短期間に終わり、本人は次のステージへ。物語が始まった頃には全く想像できなかった終わり方を迎えられた本作には拍手を送りたくなるね
勿論、終盤の展開にはもっと色々と描きたかったのだろうなと感じられるのだけど、それでも自身を否定していた橘ミズウミという少女がアイドルの偶像から抜け出して自分の道を手に出来た最終話は喜ばしいものだったのだと思うよ