お股ニキ(@omatacom)のレビュー一覧

  • なぜ日本人メジャーリーガーにはパ出身者が多いのか

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    前作が面白かったこともあり、新作も手に取った。
    セ、パの特色から始まり、標題の話や最近取り入れられたルールにも触れたりと、内容は結構多岐に渡っている。 前作読んでること前提のところもあるが、興味をそそられる箇所が多く視野が広がったように感じた。

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    2020年01月06日
  • なぜ日本人メジャーリーガーにはパ出身者が多いのか

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    今回も独自の視点で分析され、解説されていた。
    NPBの選手、監督の采配、球団経営についての内容であり、メジャーへ挑戦した選手の見解も書かれていたので彼らが活躍するかが著者の見解通りになるかが楽しみ。
    素人とは思えない分析力に関しては申し分ないです。

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    2020年01月04日
  • なぜ日本人メジャーリーガーにはパ出身者が多いのか

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    最近ネット出身の野球評論家的存在が出現している。死亡遊戯の横溝氏と本書の筆者お股ニキ氏。専門家とは異なる斬新な視点が実は本質を捉える稀有な例。Twitterで人気の筆者のアナライジングに注目!

    「セイバーメトリクスの落とし穴」で衝撃的デビューを飾ったお股ニキ氏の第2作。ほとんどのメジャーリーガーがパ・リーグ出身という観点から両リーグの違いをアナライジングしていく。

    他にも監督の采配を定量化して示したり、西武との先や巨人岡本のような複数ポジションを守れる存在が野手起用に柔軟性をもたらしチーム力を高めていることを指摘したり、前著に続いた独自のアナライジングが楽しめる。

    また将来メジャー入が有

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    2019年12月27日
  • なぜ日本人メジャーリーガーにはパ出身者が多いのか

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    <目次>
    第1章  なぜ「人気のセ、実力のパ」なのか
    第2章  データに見るセパのプレー比較
    第3章  データに見るセパの采配の格差
    第4章  なぜ日本人メジャーリーガーにはパ出身者が多いのか
    第5章  セパの格差を生むその他の要素
    第6章  近年の新ルールを検証する

    <内容>
    『セイバーメトリクスの落とし穴~』の著者による第2弾。少し尺が足りなかったのか、第4章以降は大リーグへ出た日本人の分析をセパの視点からおこなっている。あとがきを読むと多くの協力者がいるようだが、ネット世界ではこの人のような野球愛好家が目立っていくのだと感じた。データを独自の視点で見ていること。それをTwitterに挙

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    2019年12月04日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    10年以上ほとんど見ていなかった野球というジャンルに引き戻す熱量を感じる一冊。自分の知識もセイバーメトリクス(マネーボール)で止まっていたが、この10年、理論がどのように進化してきたかを知ることが出来た。

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    2019年11月04日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    野球好きは必読。野球観がまた深くなる。

    動かすボールの大切さが分かる内容だったが、理想的なピッチャーがヤクルトにいなくね?って思った。

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    2019年06月04日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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     ネットで持ち上げられた人が調子に乗って好き勝手書いてる本なんかな?と軽い気持ちで読み始めてみたが、とんでもない。実にしっかりとした「現代野球論」である。ピッチング、バッティング、キャッチング、采配、球団経営等々、現代野球がどのようなトレンドであるかを踏まえ、興味深く、面白い分析がなされていて、引き込まれて読んでしまう。特にピッチングの章は、著者本人が好き、ということもあり、読み応えがある。
     光文社新書といえば、バッタの本や土の本など、およそ深く気にしたことのない分野の専門家が、素人にその分野を分かりやすく、面白く紹介してくれる本があるが、この本は、野球(特に、「現代野球」)という競技を理解

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    2019年05月01日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    読み終わって、これまでとまた違う観点から野球が楽しめそうと感じた。F個人的に一番楽しめたのはピッチングの章。この本の終盤にも出ているが、自分もパワプロで変化球の軌道をイメージしていた人間なので、ある意味目からウロコな話題だった。Twitterアカウントも見てみようと思う。

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    2019年04月30日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    野球素人ながら多くのデータ分析、試合観戦で気付きあげたMLB、NPBに対する知見を惜しげもなく披露。送りバントは統計的にみても得点につながりにくいなど、現代の野球界にはびこる固定観念をくつがえす記述もみられ野球ファンは楽しく読める一冊ではないかと思います。この人が球団監督やコーチとして就任してもオモシロイのでは、と思わせる内容です。本書のタイトルにある「~の落とし穴」は後半の1センテンスとして登場、データ分析は万能ではないと警鐘を鳴らす点もなかなかにバランス感覚のある著者であると感心させられるのです。

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    2019年04月20日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  野球を再定義する
    第2章  ピッチング編(前編~投球術編)
    第3章  ピッチング編(後編~変化球編)
    第4章  バッティング編
    第5章  キャッチャー論
    第6章  監督・采配編
    第7章  球団経営・補強論
    第8章  野球文化論

    <内容>
    タイトルで損をしている気もするが、野球好き、特にMLB好きなら「セイバーメトリクス」はもう常識なのかもしれない。数年前にベストセラーにもなった『マネーボール』の向こうを張れる本。ただ本人が素人なので、そのあたりで分が悪いが…。しかし中身はかなり本格的。第2,3,4章あたりの技術論はゾクゾクします。ボールの回転やバットコントロールの話。キャ

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    2019年03月28日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    連続ティーと右打ち重視の弊害、1番と3番の間に小者の2番打者を置く弊害、日本人の異常な送りバント信仰、一番いい投手を9回頭から使うのはもったいないなどなど、小生を含む多くの野球ファンが薄々感じていたことをズバズバと指摘して、「数字を見るまでもなく普通の感覚でわかることはある。」とバサッと斬ってくれる。ダルビッシュも参考にしたという変化球論はちょっと難しかったけれど、レベルの高い居酒屋野球論という感じで、プロや学者の本とちがって、とてもおもしろくて読後感もいい。
     そんな著者でも、2016年のファイターズの優勝は、「日米を通じてここまでエンターテイメントとインテリジェンスに満ちたチームは未だかつ

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    2019年03月15日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    ★難しいけど面白い
    ★字だけだとイメージしにくい
    ●何より重要なのは大局観であることをマダックスは教えてくれる
    ●そもそもストライクゾーンは厳密なルール通りの形ではなく縦長の楕円形に近い(?)
    ●スラッターがあることで他のストレートや大きな変化球逆方向への球種が全て活きる
    ●経験鍛錬を積んだ人間の感覚や勘の制度は素晴らしいもの
    ●全てを決め打ちして型に当てはめようとしすぎる監督は問題
    ●監督などの指導者にも波があり、最盛期を迎えたら徐々に衰えていく
    ●日本人が345番に据えるような打者を234番にずらすべき
    ●小技の野球はあくまでも弱者の野球である。王道定石をいった上でたまに意表をつくから効果

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    2023年04月15日
  • データ全分析 ダルビッシュ最強投手論

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    これを読むと、確かにダルビッシュが凄い投手だと再認識できる。
    新書サイズでは無いのでグラフなども見やすく、年度ごとの変化球の割合と成績への影響など発見が多かった。メジャーの代表的投手の傾向も出ており、比較しながら見るのも楽しく感じた。

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    2020年06月30日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    『セイバーメトリクスの落とし穴 マネーボールを超える野球論』/お股ニキ

    著書紹介によれば、野球経験は中学の部活動で野球部に所属するも途中で退部。
    ただ好きが高じて、様々なデータ分析と膨大な試合を見る中で磨き上げた感性を元に、選手のプレーや監督の采配に関してTwitterでコメントし続けたところ、遂には1万4000人のフォロワーを獲得し、遂には、Twitterを通じて、ダルビッシュ有とも知り合ったとのこと。
    そんなプロ素人の初の著書が本書です。ちなみに、著者は大のサッカー好きでもあるとか。。

    そもそも、セイバーメトリクスは、野球においてデータを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略

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    2020年04月21日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    野球好きのための究極の解説本!
    ダルビッシュのTwitterを見て知って、阪神ファンでメジャーリーグ好きな僕にはとても興味の湧く良い本だった。
    すごいスピードで変化する野球界の新常識が、データを用いて論じられていた。
    最近流行りのスラッターが理論的にも凄まじくえげつないとボールだということがわかった。
    最後の方に書いてあった、データ野球が主流になってしまっている中で、エンターテインメント性を失わないようにしなければならない。という言葉が、機械化や形式化が進んでいる近年はどの業界にも言えるなと思った。
    いつになっても、人間味を持って、楽しむことを忘れないでおきたい。

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    2020年04月13日
  • なぜ日本人メジャーリーガーにはパ出身者が多いのか

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    素人とは思えない独自の観点による、数値に基づいた徹底的な野球分析には1冊目に続いて舌を巻く。個人的には1冊目のほうが面白かったと感じているが、この本も新しい野球の見方を読み手に与えてくれるものである。

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    2020年01月29日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    ネタバレ

    私がしらない間に、セイバーメトリクスはずいぶん進んだのだなあと感じた。投手、打者、監督、経営など、いろいろな立場に対して、私がしらなかったり考えていなかったことがいろいろと書かれていて、最初から最後まで楽しめた。

    球種は、結果(軌道)と回転(軸)とは別のものであることというのは、言われるとそうなのだけれど、意識していなかった。それによってファン同士の話(用語の使い方)に食い違いが出るのは頭が痛いところ。

    著者はデータもよく読み、自分で考えて理解しているのが素晴らしい。能力と趣味と時代がうまく噛み合っている感じがする。幸せなことだと思う。

    回転の説明はちょっとわかりにくかった。とくに軸の方

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    2019年07月29日
  • セイバーメトリクスの落とし穴~マネー・ボールを超える野球論~

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    題名通り、セイバーメトリクスを理解した上でのデータを駆使した野球の解説本で、三原脩を書いた魔術師と通じるものを感じました。用語や人名については、その都度解説が欄外に現れるし、ピッチング→バッティング→キャッチャー→監督→経営→文化、と、様々な視点が素晴らしい。勝利至上主義にも物申しているし、栗山監督の手腕についても、自分では成し遂げられないという自分否定の見方もあり、楽しく読める本、ではありますが、細かすぎるきらいがあるのと、私には知らない外国人の選手の名前が多くて、感情移入が滑る場面が多かったです。

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    2019年03月29日