「セイバーメトリクスの落とし穴」と同様に多くのデータが示されており、これまで見えていなかった部分にも興味を引き付けられた。
監督の采配、球場の広さ、選手の補強と育成、DH制とユーティリティプレーヤー、フライボール革命など他書ではあまり分析されていない話題が新鮮だった。
今年からメジャーに行くことに
...続きを読むなった、山口、筒香、秋山についても触れられている。
山口については、前田、田中タイプでメジャー適正が高いと言っている。ならば10勝程度は見込めるのか?私は疑問ありだけど。
筒香、秋山にはチャンスがあるという程度の評価だがとりあえずメジャー入りできたので期待する。
過去のデータと見比べると筒香は福留、秋山は青木タイプといえるのかな?
筒香と秋山は久々の野手なのでぜひとも活躍して欲しい。
筒香はホームラン20本、秋山は打率3割を達成できるかを念頭において観ていきたい。
著者がメジャーでは厳しいだろうと評価していた菊池は結局オファーなく広島に残った。これは結果オーライだと思う。
予定どおりにシーズン開幕までに本書を読み終わったが、問題は対策失敗で蔓延してしまったコロナだ。
日本のプロ野球は開幕延期が必至だし、メジャーリーグも怪しくなってきた。
この閉塞感が払拭されて、早く普通に野球が楽しめる日常に戻れますように!