電ファミニコゲーマー編集部のレビュー一覧
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伝説のゲームについてのインタビュー。
収録されているのは
・ゼビウス
・桃太郎電鉄
・不思議のダンジョン
・コーエー「信長の伝説」「乙女ゲーム」
非常におもしろい。インタビュアーもゲームのことを熟知しており、良い質問を投げかける。そのことも、このインタビューが熱を帯びる一因となっているのだろう。
たとえばゼビウスの製作者とポケモンの製作者によるインタビュー。
それぞれがとても熱意を持って語っており、その根源がゲームセンターの文化にあることがわかった。また、日本とアメリカのゲームの作成スタンスの違いなど、非常に興味深い。登壇者たちが、非常に熱意を持って語っているのが伝わってくる。昔を振り返り、 -
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あとがきにあるように、後ろを向いたただの「過去語り」や「懐かしコンテンツ」になっていないところが良い。
ゲームには、バグ技や都市伝説という文化がかつてはあった。しかし、インターネットや開発技術が進歩した今ではそういう楽しみ方というものがなくなってしまった。その検証をすることを目当てにパワーを使っていたのが懐かしい。今の時代の子供たちにそういう体験を楽しんでもらうサービスを作ったりできないかな、とか考えてた。逆に新鮮さがあると思う。
ゼビウスの謎が、ポケモンの謎に繋がっていたというのは面白い。簡単には他人と共有できなかった時代を、自分は面白いと感じる。そして、自分はやはりゲームが好きだというのを -
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ネタバレ<目次>
第1章 伝説のアーケードゲーム『ゼビウス』
第2章 国民的ゲーム『桃太郎電鉄』
第3章 1000回遊べる『不思議のダンジョン』
第4章 「信長」から「乙女ゲーム」まで
<内容>
テレビゲームの作成はどんな感じなのかな?と思っていたら、こんな本が出ていた。そんなにはやらない私も知っているゲームばかり(「信長の野望」はけっこうやったが)。
第1章では、ゲームの仕様書部分まで。第2章では、いかにゲームをやらせて、バグや面白さを求めて作り変えていったか、第3章では、他のゲームをいかにして移植していったか、第4章は、天才夫婦の軌跡かな? -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 『ワニワニパニック』から会長までのぼりつめた男
第2章 『パワプロ』『みんゴル』スポーツゲームの本質
第3章 日本ファルコムたった50人の人気ゲーム会社
<内容>
「電ファミニコゲーマー」連載の記事の書籍化第三弾。そしてこれでひとまず終わりらしい。
今回は、第1章では人物に、3章で会社にスポットを当てたつくりである。ゲーム業界は詳しくないが、関わっている人物たちの発言や行動、そして発想は素晴らしい。第3章の「日本ファルコム」の会社の考え方(それは創業者会長の考え方でもあるが)も素晴らしい。自分自身は、ゲーム業界に行きたいという生徒を、どう考えさせるか、のヒントをもらお