林千勝のレビュー一覧

  • 【新書版】近衛文麿 野望と挫折

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    近衛文麿について今までは、歴史上の一総理としか思っていなかったのですが、読み終えるとなんとも言えない不快感、嫌悪感を近衛文麿に抱きました。
    歴史観が戦前と戦後を切り離した考えから一つの流れとして感じられるようになりました。

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    2025年07月16日
  • 近衛文麿 野望と挫折

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    本書で昭和史の歴史観が変わった。歴史を「事実の羅列」としたり「記憶力のテスト」とするのは歴史への冒涜と思う。歴史から学ぶ機会を奪ってしまう。「失敗の本質」の教訓。特に日本史の教科書は酷い。
    1.陸軍主犯説に反対 太平洋戦争主導したのは海軍
     米国からの輸入がなければ戦争は出来ない
    2.真珠湾攻撃は世界史レベルの愚策
    3.近衛文麿は昭和天皇を対等視していた
    4.三国同盟に勝機「対英」に絞り「対米」回避
    5.近衛は暗殺 「天皇に戦争責任」の主張を排除
    cf「愚かなる開戦」鈴木壮一はもっと過激のようだ

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    2025年03月09日
  • 世界で動きだす国民運動 プランデミックの衝撃 WHOの大罪 トランプ圧勝で仕組まれたパンデミックが明らかになる

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    <目次>
    まえがき
    第1章日本人への3発目の原爆か
    第2章パンデミックはつくられたのか
    第3章ワクチンというグローバルビジネスの正体
    第4章200年前から世界を支配するNWOという旧秩序
    第5章グローバリストと対峙するトランプとケネディ
    第6章次のパンデミックは仕掛けられている
    第7章世界と連携する国民運動の衝撃

    2024/12/31第1刷

    著者の林氏が、一般公開の動画で発信されていることの
    まとめ本的な、内容。
    2024年のワクチン反対のデモ3回などの記載もあり。

    2025/1/20に就任したトランプ大統領は、即日、
    WHOとパリ協定脱退の大統領令にサインをした。
    日本のマスコミは、そ

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    2025年01月25日
  • 【新書版】近衛文麿 野望と挫折

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    歴史観が変わった 日本滅亡→革命=天皇制廃止
    近衛文麿は昭和天皇を廃し、自分が天皇になろうとしたという仮説だが
    三国同盟の強行、日米戦争の強行と無謀な暴走に一貫したロジックはそれしかない
    本当になるほどと腑に落ちた 松岡洋右・東條英機・陸軍・海軍を時々に操った
    最後は自死ではなく暗殺 天皇=大元帥戦犯説をGHQは受け入れられない
    ゾルゲ事件・尾崎秀実も重要な鍵だが日本史の正史には出て来ない

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    2023年09月12日
  • 日米戦争を策謀したのは誰だ!

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    林千勝さんの著書を読むのは初めて。この人は、本物のプロだと思わされた。(会社役員をしているそうだけど。)
    ところで、詳しい方に質問です。「独ソ戦開始の頃に、北進論をとれば、日本は勝てたんじゃないのか?」と友人に言ったら、「日本軍の戦車では、ソ連の戦車に勝てない」と一蹴されました。本当にそうなのでしょうか?

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    2023年01月07日
  • 日米戦争を策謀したのは誰だ!

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    ◆どんな本?
    日米戦争を開戦に引きずり込んだのは誰か?を日米双方の内情を踏まえつつ解き明かした本。

    ◆所感
    近現代史の歴史観で、今最も共感できるのが林先生の歴史観。

    なぜ、日米戦争は起きたのか?そもそも、日本とアメリカは戦う必要があったのか?

    その疑問に対して様々な証言や一次資料をもとに答えを提示している。

    戦う必要は、まったくなかった。当時の日本・アメリカ双方で非戦論が主流だった。

    ではなぜ、日米は開戦に至ってしまったのか?それは、戦争を起こさせようと企んだ勢力があったからだと林氏は主張する。

    その勢力とは、ロックフェラーに代表される国際金融資本家たちと、ソビエトやコミンテルンに

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    2021年03月23日
  • 日米戦争を策謀したのは誰だ!

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    私たちが教わっている日本の近代史は、とても表面的で一方的。しかも根本的に間違っていることが分かりました。私たち日本人が知らなくてはいけない太平洋戦争の真実を教えてくれる本でした。読み進めるうちに、底知れぬ怖さと沸々とした怒りが湧いてきます。ですが、真実を知らなければ次にも進めない…今の日本の停滞は、自分たちの歴史を知らないことから来ているようにも感じます。日本人なら必読の書だと思いました。

    付け加えると、これが世界の真実なら、アメリカ大統領選や中国の動向など、ニュースを見るだけでは本当は何が起こっているのか分からない、ということが分かります。私たちが思う以上に、闇は深い。でも、そういう世界に

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    2021年02月06日
  • 近衛文麿 野望と挫折

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    近衛文麿 林千勝 WAC
    副題を「野望と挫折」
    かなり面白い
    これを読んで
    近衛文麿についての印象が
    随分と変わったし
    戦前戦中戦後の常識にも
    新情報となって考えさせられる
    ただし
    著者の林千勝さんが
    尊皇思想に固まっているが故の
    偏見を考慮する必要があるだろう

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    2024年05月15日
  • 日米戦争を策謀したのは誰だ!

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    正直な感想を述べると、言葉が難しく理解するのが困難な本でした。
    しかし、それ以上に衝撃も大きい内容でした。今まで学校教育で戦争の歴史を学んできましたが、日本が一方的に悪いというような教育をされてきました。しかし、あの太平洋戦争は様々な思惑や陰謀によって仕組まれたものであるとこの本に書かれてありました。この本の内容がどこまで真実を捉えているか分かりませんが、今まで教育で習ってきた内容は何だったのか疑問に思いました。

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    2021年01月30日
  • 近衛文麿 野望と挫折

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    ネタバレ

    近衛自身の真意や死の真相は作者の推論通りかどうか分からないけど、それを除外しても以下は不勉強ながら目からウロコ。


    ・朝日新聞の戦前・戦中と戦後のスタンスが180度違うというのは間違い。戦前・戦中共、日本の敗戦を契機に赤化する意図があった。戦後も? また、本書では余り触れられていないが、恐らく他の新聞社も同様なのだろう。
    ・アメリカ・日本共にコミュンテルンに操られ、戦争に突き進んだ。そう言われてみると、大政翼賛会なんて、旧ソ連・中国・北朝鮮と同様の一党独裁。共産党のやり口。
    ・GHQの統治にも共産勢力の意思が働いている。その際に策定された今の憲法って?共産党が頑に改憲を否定するのも当然のこと

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    2019年09月30日
  • 近衛文麿 野望と挫折

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    P107〜の尾崎秀実の分析の正確さに驚嘆したと共に、日本が共産主義化せず今日に至っていることは、極めて奇跡的であると強く感じた。
    また、こうした一級の資料を丹念に読み込み繋げていく筆者の労力に敬意を表したい。

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    2018年02月14日