笠井道子のレビュー一覧

  • ダークエルフ物語12 夜明けへの道

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    ああ、面白かった!久しぶりに本でわくわくした。本書で最初に登場して以来、最後の最後まで明かされなかった死王魔族エルトゥの囚われ人は、あの“彼”ではないかと密かに思っていたのが的中し、感激した。いつかは…と思っていたので。これが完結編で、もうドリッズトや黒豹のグエンワイヴァーに会えなくなるのかと思うと非常に寂しい。楽しみがひとつ減ってしまった。余談だが、ドリッズトの肌の描写が黒から茶色になっていたのは何か理由があるのだろうか?

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    2011年05月21日
  • ダークエルフ物語12 夜明けへの道

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    ドリッズトの一行が最高にかっこ良い 様々試練をカイクグリ新しい旅路へと赴く一行 新シリーズの続刊の発売が待ち遠しい 面白過ぎます

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    2011年03月27日
  • ダークエルフ物語9 ドロウの遺産

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    アンダーダークの話になると宗教が絡んでくるので、どうしても理不尽さを感じずにはいられないのだが、今回の話は手に汗握る闘いの連続で、理不尽さを上回って余りある面白さだった。しかし胸痛む出来事に涙を禁じ得ない部分もあって、ドラマチック。登場人物達が死力を尽くすには、悲劇がなければならなかったのか…。

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    2010年06月04日
  • ダークエルフ物語9 ドロウの遺産

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    ネタバレ

     あー、こういう形で、おさまるところにおさまるのか。という感じ。
     ウルフガーが、死んだ瞬間から、俄然輝きだした気がします……お話の構成的に。でも恋愛まわりは、ちょっと盛り上がりに欠けたかなー。恋に生きる系のキャラがいないので、そっち方向の関係性が展開する要素がないんだよねぇ。
     せめてキャッティ・ブリーが、ちゃんと恋をする女の子だったらなぁ。この子の恋は感情のステータスって感じで、ときめきとは違う。作者がそういう書き方をする人なんだというのはわかるのですが……。情の描写は生き生きとしているのに、恋愛の描写は固いんだよなぁ。

     とか、そういうのはともかくとして。
     お兄ちゃんとお姉ちゃんが出

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    2016年09月11日
  • ダークエルフ物語11 暗黒の包囲

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    メンゾベランザンの家系争いとかルロス神とかいった話は、正直うんざりな部分もあるのだが(明らかな悪の世界の話はおぞましい)、ドリッズトとグエンワイバーは今回もカッコ良かった。戦闘シーンは指輪物語を彷彿とさせる。

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    2010年10月17日
  • ダークエルフ物語10 星なき夜

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    ダークエルフのドリッズトがだんだん人間らしく(?)なって来た。あくまでもクールなドリッズトが好きだったので、いいような悪いような複雑な気持ち。しかし、あの人はなぜ生きていたのか…それに関しては一言も触れられていないので謎。

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    2010年10月08日
  • ダークエルフ物語10 星なき夜

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    前作『ダークエルフ物語 ドロウの遺産』で還らぬ人となったバーバリアンのウルフガー。その死をもたらしたのが自分を追ってきたドロウの仕業であると知ったドリッズトはこれ以上愛すべき仲間達を失わないため一人アンダーダークへ旅立つことを決意する。
    またそれを知ったキャッティ・ブリーはドリッズトの後を追い、ドワーフのブルーノーはいまだウルフガーを失った衝撃から立ち直れずにいた。
    一方でアンダーダークではミスリルホールを狙ってドロウが襲撃の準備を整えつつもあり・・・

    ウルフガーの死はそれぞれの心に暗い影を落としていた、ドリッズトは迷いのうちにウルフガーの死が自分のせいだと思いこみ、ただ一人苦難に立ち向かう

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    2010年01月21日
  • ダークエルフ物語9 ドロウの遺産

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    時系列としては『アイスウィンド・サーガ 冥界の門』の続きに当たる

    前作で救出されたレギスは盗賊ギルドのギルドマスターの座を占め、ブルーノーはミスリルホールの奪還を果たして王となり、ウルフガーとキャッティ・ブリーの結婚の宴も間近に控えるなど、エントレリへの妄執も乗り越えたドリッズトにはかつてないほどの平穏な日々が訪れていた。
    しかし、ドリッズトの生まれ故郷アンダーダークでは、ドリッズトを巡ってのある陰謀が持ち上がっていた・・・

    ドリッズトは残酷なドロウの社会に馴染むことができず、半ば身を守るように地上世界へとやってきたのだったが、ドリッズトの家系である、ドゥアーデン家はドリッズトの裏切りによ

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    2009年12月03日