吉藤オリィのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレもともと好きな会社だったが、最近のAIの進化や、現職で人手不足による労働市場の課題に直面する中で、「これからはフィジカルAIの時代が来る!」と感じて読んだ一冊。
遠隔でロボットを通じて誰かに何かをしてあげる、そんな体験が、これから数年で一気に浸透していくという話に強く惹かれた。
中でも、「将来自分の介護を自分でできるようになるかもしれない」という発想には痺れた。
老化によって“できたことができなくなる”ことは避けられないけれど、歳を重ねるほどにテクノロジーの力で“できなかったことができる”ようになる、そんな未来が広がっていくとしたら、とてもワクワクするし、人生はもっと楽しくなると思う! -
Posted by ブクログ
ネタバレ分身ロボットカフェのニュースを観て、著者を知った。トレードマークの黒服もユニークで気になっていた。
本書は、著者が中高生にした講義を書籍化したものらしいが、年齢問わず、現在を悩みながらも生きるすべての人に読んでほしい。
ときには語りかけるように、自身の経験談を交えながらこういう考え方・生き方があると教えてくれる。
・弱みを生かす
・我慢したくないことをどうすれば我慢しなくて済むか考える
・自分の心を守るために「逃げる」選択肢を持つ
大切だと思う。今、自分の心が叫んでいるのに、あと3年頑張れるだろうか。
家や学校で会う大人だけが、すべてではない。今いる場所は世界のほんの一部で、ネットも -
Posted by ブクログ
読もうと思った理由
かなりポジテイブな考え方、具体的な本だと思い内容を知りたいと思ったから
気づき
・これからの時代を生きる上で、この世界に存在するモ
ノ、サービス、技術、そして「考え方」までも、あり
とあらゆるものが「ぜんぜん発明が足りていない」
し、「まだまだ山ほど改良点がある」そう思える
・なんでもやってみなければわからないことばかりなん
だ。「でもさ」と問題点を考えるよりも、先に手を動
かしてしまった方が早いことも多い
・あらゆる「我慢」は、人類の工夫次第でなくしていけ
る。これまで「我慢」だったものが、普通よりもうら
やましい存在に化けたりもする。人類はそうやって前 -
Posted by ブクログ
それを知る前と知った後、世界の見え方がガラリと変わることがある。
吉藤オリィ氏の分身ロボットOriHimeも、私にそんな体験をもたらしてくれたものの一つだ。
コロナ禍が始まったころに知ったそのロボットについては、難病やそのほか様々な理由で外出困難な人たちの孤独を解消する手段としてではなく、外出困難なこのご時世にウイルスから身を守るために、それでもコミュニケーションが必要な場面での救世主になるんだろうとただただ感心した。
考えてみればこんな凄い技術、コロナが蔓延してすぐに開発できるようなものではないよな。
この、本には吉藤氏の過去の経験から、OriHimeが誕生するまでの経緯などが読みやすいフ -
Posted by ブクログ
ちょっと前だったか、OriHime-Dの分身ロボットカフェが、TVで特集されてたり、
なにかの拍子に、お、なんだこの黒マントの異色感は、w
とオリィ氏を認識し始めたのが、たぶん1年ぐらい前だったかな?
どうやら、早稲田の学科の後輩だそうで、
で、筆者も研究室時代に少しお世話になった、浜野製作所にもこれまた縁があるということで、なかなかに近い立場にいたのかなと。
更にここ最近twitterなどを遡って知ったが、視力矯正手術"ICL"も経験しているということで、
それに関しても筆者も、ちょうど、去年7月に手術受けました、という時期でこれまた、親近感を感じる。
…まぁ、そ -
Posted by ブクログ
ネタバレ19年23冊目。7.5/10点
面白かった!最初はテクノロジーってより自己啓発のような印象がしてイマイチな感じで読み進めたが後半は普通に面白い。
著者のメッセージは明快で「コミュニケーションの充実にテクノロジーを」というスタンスで、これは合理的で賛同できる。
ホリエモンがしばしば言っている「堀江ボット」のようなものをオリィ氏は既に行っている。多少コンセプトは違うかもしれないが…。
このテクノロジーの何が凄いかと言えば、健常者ならば色々な物事を効率的に進められるかもしれないし、障害者は希望を拡げる事ができるという事。今までの介護などとは違う次元で。
共感できる部分として、著者のコミュ障は割とガ