廣津留すみれのレビュー一覧
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公立高校からハーバード大学とジュリアード音楽院へ現役合格し、IT起業家・バイオリニストとして働く日本人女性の著書。
勉強法、効率的時間管理術のほか
マインドやモチベーションの保ち方や
集中力やコミュニケーション術までが記されている。
人生100年時代では学生・社会人の時間配分が長くなるので、生き残っていくには度重なる学び直しやスキルと経験の増築が必要不可欠。
IT化が進むことで生活における世界融合はもはや当たり前かつ避けられないため、世界に通じる人材を形成する方法はとても面白く興味深かった。
能動的で行動的で前向きでムダのない思考力は、仕事や対人関係ではもちろん人生にも大きく影響する。グロ -
Posted by ブクログ
何故か読者の評価が低いですが、自分が常識だと決めつけていた(誤った)知識やマナーや思考を微調整するのに役に立ちました。
廣津留すみれさんは、若くしてアメリカで音楽コンサルティングの起業をされていますし、バイオリニストとしても世界で活躍できるレベルです。
実際に多国籍の人々と密に関わりながら「グローバルに活躍する」道に踏み込んだ人です。
想定している読者は、廣津留すみれさんと同じように、世界を相手に活躍しようとしている若者だと感じます。
日本にいて海外の人々とは接することのない生活をしている人には、自分とは直接関係ない話題ばかりでしょう。
既に海外を相手にしているビジネスパーソンにとっては -
Posted by ブクログ
生真面目さもありながらおいしいところどりの合理性を肯定するしたたかさ。世の中生き抜く経営センスを持つ世渡り上手な芸術家。完璧な人生を送りそうだけど、どこからこの発想が生まれたのかな?この先どんなサクセスヒストリーが待っている?
まだ読んでいる最中です。
読み終わりました。
終章で最も印象に残ったのは愛想のある演奏です。芸術家は自分の好きに演奏すればいいと思いますが、食べていくことも必要です。それには愛想も必要ということでしょう。すべてのミュージシャンには言葉にしないでもこのことは必須のことではないかと思います。ただ、口には出さないだけ。そしてその愛想に至るまでの多大な練習量と努力を聴衆の面前 -
Posted by ブクログ
著者は大分の公立高校(偶然だが義父の出身校)からハーバード大学、ジュリアード音楽院を共に首席で卒業した。
ただ著者は自分は超人ではない。と言っている。
やっていたことは「ごく小さかなことの積み重ね」であり、具体的に下記の3つを繰り返すことで、「普通の人」が「天才」に匹敵する成果を出せるといっている。
1.時間の無駄をなくす
2.時間を濃く過ごす
3.淡々と努力する
気に入った言葉
1つ1つの仕事を丁寧に行うこと(誠実、几帳面)の大切さ
試験勉強は概要→反復が最強
明確な目標は集中力に欠かせないもの
スタディバディがいれば頑張りが効く
最低条件として練習量がものをいう
その日の目標を決めるこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ感想
えげつない経歴の著者。その著者が提示する「考える力」。考える力の真髄が覗けるような気がして手に取った。
TODOリストなど意外と地道な内容で少し拍子抜けしたところもあったが、むしろこれほどの能力の方がこういったことを大事にされているということは、やはり基本的なことが1番大事だと再確認できた。
著書の内容を実践して成長したいと思う。
以下、覚えておきたいところ雑まとめ。
第1章
成績=存在価値
ハーバードでは発言しなければ評価されない。
同じではだめ。意地でも人と違う発言を。
第2章
問題解決の「2つの準備」と「4つのステップ」。
準備1 直面している課題についてできるだけ多くの情報を