澁谷智子のレビュー一覧

  • ヤングケアラーってなんだろう
    本人の体験も書かれ、さらにいろいろな例から様々な対策まで、高校生にもわかるように書かれているのでとても読みやすい。ヤングケアラーとは何かについて知るためにはいい本である。
  • ヤングケアラーってなんだろう
    ヤングケアラーってなんだろう。澁谷 智子先生の著書。ヤングケアラー問題がメディアに取り上げられるようになって久しい。ヤングケアラー問題を知る人が増えたかもしれないけれどヤングケアラーが本当に救われるようになってきたのかどうかは私は疑問。ヤングケアラーがヤングケアラーとしての責任から少しでも解放された...続きを読む
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    ヤングケアラーについての基礎的な知識を与える本である。日本がまだ実態調査も行われていないということで、初めての調査である。それと同時にすでに取り組むを始めているイギリスの例について筆者が説明している。最初の部分だけでも読めば、ヤングという年齢をどこでとらえるか、ということが参考になるであろう。
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    「大介護時代」
    少子高齢化が進んで
    単身高齢者
    が激増している今
    家族が多様化する中で
    ひとり親家庭
    障がい者家庭
    も増えています。
    そうなると介護の中心が大人では賄いきれなくなるのは当然といえば当然の流れです。
    共働きが当たり前になって介護の担い手が激減してる中で介護保険がちゃんと機能してないのは...続きを読む
  • ヤングケアラーってなんだろう
    ヤングケアラーについて知りたい、と思ったとき、最初に手に取る本としてオススメしたい本だと感じました。

    1時間くらいでさくっと読めて、ポイントがわかりやすくまとめられています。

    ヤングケアラーの当事者の方の声のところは、胸に響くものがあり、思わず手をとめて、目を閉じてしまいましたが。。

    ヤングケ...続きを読む
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    気になるテーマではありましたが、予備知識はそれ程ない中、読みました。制度政策の充実が求められることは勿論、かつ現状現在においてどのような支援が可能なのかと、考えさせられました。
  • ヤングケアラーってなんだろう
    ヤングケアラーについて初めて学ぶ人向け。とても分かりやすくて読みやすい。実体験として唯さんの経験談はとても貴重で興味深いものだった。養護教諭やスクールカウンセラー、ソーシャルワーカーなどもヤングケアラーとの関わりとして取り上げられています。子供と関わるお仕事をされている方にはおすすめの本です。
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    去年の24時間テレビのドラマを見て知った「ヤングケアラー」の存在。
    学校に遅刻せずに来て、宿題をやって、テスト勉強をしていい点数を取る事が正解とされていて、それができないと困った子として見られてしまうことがほとんどの現在の日本社会。
    今まで自分も、そういった事ができていない子にはあまり良い印象を抱い...続きを読む
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    ◯昔で言えば、家族同士でこなしていた家事も、核家族化や経済面での要請に応じた共働きの発生により、実はヤングケアラーのような人たちはかなりいるのではないかと思われる。
    ◯しかし、この本でも言及されているように、なかなか顕在化しにくい。その理由を分析するに際して、実際のケアラーたちの生の声を聞くことがで...続きを読む
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    高齢化や高齢出産や非正規共働き低賃金長時間労働等々…で祖父母の介護を担う子どもが増えてるのかな?と思って読んでみたら、教員へのアンケートによると、子どもがケアしている相手は祖父母という場合もあるけど、それよりも父母やきょうだいという場合が多いらしい。(お金のない高齢者はこれから増えそうだから祖父母の...続きを読む
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    そうか、私もヤングケアラーだったんだな。そういう意識がなかったし、言えない感じは今から思ってもある。そうだよねえ。日本ケアラー連盟。
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    少子高齢化ということは、いずれ必ずこれが常態化するんだろうなぁ、ということを念頭に、いざそうなった時にどうしようかと考えた。
    子を持つ親としては、健康に生きられなくなった段階で死にたい。
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    家族にケアを要する人がいるために、家事や家族の世話など、大人が担うようなケア責任を引き受けている、18歳未満のこども、ヤングケアラー。社会状況を踏まえた課題意識、調査レビュー、調査後の支援体制の現在、ヤングケアラーの語り、先進地イギリスなどから提起される具体的な支援、まさに新書としてわかりやすく網羅...続きを読む
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    「ヤングケアラー」という言葉を知ったのは、最近のことです。恥ずかしながら、それまで家族の介護、世話をする子どもや若者がいることを知りませんでした。

    ヤングケアラー当事者のなかにも、自身と同じように家族の介護、世話をしている子どもや若者がいることを知らないでいる人も多いといいます。

    だとしたら、ヤ...続きを読む
  • ヤングケアラーってなんだろう
    最近耳にする単語なので、一冊読んでみようと思って手に取りました。

    ヤングケアラーだった方の体験談を読むに、これは大変でも表面化しづらい事例だろうなぁ、と思いました。
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    ヤングケアラーの概要、日本の現状

    ここ何年かで認識した問題だけど、日本自体もいま支援体制を整えていってるような段階なんだなあ
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    家族の介護を行う18歳未満の子どもを指すヤングケアラー。
    家族の世話をするのは当たり前とされてきたが故に、これまで存在が可視化され難く行政の支援が行き届いていなかった。
    しかし、現代の子どもはそもそも家族の世話をすることを前提としていない。これは相対的貧困の議論にも重なる問題である。
    いかに彼らの存...続きを読む
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
     Cさんは在籍していたのが大学院であったため、詳細は、小学校や中学校、高校と違うところもあるだろう。ただ、自分が学校のルールを逸脱していてそれが低い評価につながっているという意識を持ち、なんとかがんばろうとするものの自転車操業で疲れていき、到達可能なゴールが見えずにあきらめる、というプロセスは、他の...続きを読む
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    昨今問題になっている「ヤングケアラー」について取り上げた本書。

    介護を担う18歳未満の子どもたち。
    介護というと親の介護を連想するが、難病を抱える兄弟姉妹の介護に追われる若者・子どもたちも大勢いる。

    本書は2018年出版で、この当時は、まだ「ヤングケアラー」という言葉は聞き慣れなく、新鮮で、その...続きを読む
  • ヤングケアラー―介護を担う子ども・若者の現実
    (主に家族の)介護を担う18歳未満の子どもが、日本にも一定数いるというこは、あまり知られていない。
    介護のために学校に行けなかったり、同世代との交流が図れなかったりして社会から孤立していく。また社会資源を知らないため、どのような支援が受けられるのかを知らずに苦労を重ねていく若者も多い。
    この分野では...続きを読む