あらすじ
家族の世話や家事を行う子どもたちを指す「ヤングケアラー」。ケアを背負わなければならない背景には何があるのか。実態調査や当事者が語る経験を通じて、彼らがおかれた状況や支援の取り組みを知るための一冊。
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Posted by ブクログ
本人の体験も書かれ、さらにいろいろな例から様々な対策まで、高校生にもわかるように書かれているのでとても読みやすい。ヤングケアラーとは何かについて知るためにはいい本である。
Posted by ブクログ
ヤングケアラーってなんだろう。澁谷 智子先生の著書。ヤングケアラー問題がメディアに取り上げられるようになって久しい。ヤングケアラー問題を知る人が増えたかもしれないけれどヤングケアラーが本当に救われるようになってきたのかどうかは私は疑問。ヤングケアラーがヤングケアラーとしての責任から少しでも解放されたと感じない限りはヤングケアラー問題は何も解決に向かっていない。地方自治体や国が責任をもってヤングケアラーをサポートする義務があるはず。そうでなければ地方自治体や国は何のために存在するんでしょう。
Posted by ブクログ
ヤングケアラーについて知りたい、と思ったとき、最初に手に取る本としてオススメしたい本だと感じました。
1時間くらいでさくっと読めて、ポイントがわかりやすくまとめられています。
ヤングケアラーの当事者の方の声のところは、胸に響くものがあり、思わず手をとめて、目を閉じてしまいましたが。。
ヤングケアラーのことをいろんな方に知っていただくことで、1人でも多くのヤングケアラーの方にサポートの手が届くといいなと思いました。
Posted by ブクログ
ヤングケアラーについて初めて学ぶ人向け。とても分かりやすくて読みやすい。実体験として唯さんの経験談はとても貴重で興味深いものだった。養護教諭やスクールカウンセラー、ソーシャルワーカーなどもヤングケアラーとの関わりとして取り上げられています。子供と関わるお仕事をされている方にはおすすめの本です。
Posted by ブクログ
ヤングケアラーが題材となっている小説を読み、ヤングケアラーについて知りたくなった為、読みました。ヤングケアラーの心情は複雑(親切心で、あなたのやるべき事(ケア)では無いと言われても、逆に傷ついたり)で簡単に解決出来るものでは無いと理解できました。
その上で、どのような支援制度があり、どんな権利があるのか、そんな情報が必要な人に届ける事が大事だと思いました。