森稔のレビュー一覧

  • ヒルズ 挑戦する都市

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    アークヒルズの開発の経緯など、さすがに面白い話が色々載っています。
    庭園都市の構想については、悪くはないと思いますが、養老孟司さんだったら、「その緑は自然ではなく、人工である」と言うでしょうね。

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    2021年03月15日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    森ビル社長による都市開発物語。虎ノ門・六本木地区で極めて存在感のある森ビルではあるが、その成功の裏には並々ならぬ苦労があったことがよくわかった。特に、身近な存在であるアークヒルズ付近の谷間地地区が、バラックだらけの取り残された陸の孤島であり、自らの理念に忠実に、反対者の多い500戸にものぼる住民を説得し、近代的空間を作り上げた熱意はすごい。森ビルの総帥なんだから、タダ者ではないとは思っていたが。私も普段から都心を散歩し、今でも小さな木造家屋の多い地区を見てはガッカリさせられるが、都心を快適空間に変える森社長の理念には、完全に同意である。街の姿を一変させる都市開発の力に驚嘆した。六本木地区の変遷

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    2018年11月12日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    垂直の庭園都市と文化・アートのコンパクトシティ構想、長期戦の土地確保、そらをやりきる信念。
    #ヒルズ挑戦する都市 #森稔 #読書記録 #読書記録2018

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    2018年09月25日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    森ビル社長の著書
    これまで都市や建築についてあまり深く考えたことがなかった。
    ディベロッパーの仕事にも興味があった。
    六本木ヒルズなどのヒルズシリーズ、森ビルナンバーシリーズなどを手がけた森ビルの
    都市開発のコンセプトが記されている。

    森氏は工業化社会時に根付いた働く場所と住む場所が分離されている状態から
    職住近接をテーマとして最近のヒルズシリーズ作りをしているようだ。
    その実現の手段が垂直の庭園都市だ。また職住遊の一体化を提案している。
    (これまでの東京である平面過密、垂直過疎状態を脱する。)

    それを具現化したひとつが六本木ヒルズだ。
    詳しくは本書を参照。

    ビルと

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    2019年01月16日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    都市論に興味があって、垂直都市のことを知りたくて、森ビルの考えを知りたくて読んでみた本。予想外に良かった。
    都市開発がリアルに感じた瞬間。関わりたいな~

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    2010年07月01日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    リアルなデベロッパーの視点を学べる貴重な一冊。働き方の解像度が上がった。
    入社3,4年目でまた読みたい。

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    2024年06月27日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    街を単に経済やシステムの効率的推進拠点にせず、街が「生きる」姿を重視する姿勢に強く共感し、また実際の事例とともに楽しく読み進められた。森氏はとくに文化・美術に着目し生きる都市イメージ実現に向かったようであったが、他にも住む者のアイデンティティやノスタルジーへの働きかけなど、「人が生きる=都市が生きる」構想を実現するには手段があると感じた。それ自体が生き、愛され、親しまれるために、都市やその開発にできることはまだまだあると感じさせられた。

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    2021年06月27日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    六本木ヒルズというのは、ヒルズ族というのがあって、
    あぶく銭の館だと思っていたが、
    この本を読んで、全く違っていたことを知った。
    ワーカー2万人、住民2000人、訪問者4000万人。
    森稔の「都市の中に、都市を建設する」という執念。
    住みかつ働く、職住近接。用途限定から用途複合へ。
    巨大フロアー(5400平米)をスペースとする。

    「垂直の庭園都市」というコンセプトで、
    「緑で覆われた超高層都市」そして「天空美術館」がある。
    文化は経済活動に匹敵する産業になると森稔は思っていた。
    クオリティオブライフを追求しながら、住み、暮らし、遊び、文化を創造する。
    都市に小自然を作り出す。緑被率をあげる。

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    2020年04月14日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    日本人は広葉樹の方を好む。
    前例は自分たちでつくる。
    再開発の過程で多くの人に接し、色々な側面を見る。
    六本木ヒルズだけでなく、上海の上海環球金融中心の話もあり興味深かった。
    上海環球金融中心はアジア金融危機で中断していた。その時に撤退をする共同事業者もいたが、それをあきらめず株を引きとった。

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    2019年01月15日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    地縁、血縁、電縁というのは、今まさにその通りで、その中でも新しい電縁というネットを介したつながりをしていて凄い。
    会社自体の成長は、実際はもっとエグいこと多かったんだろうな、と想像できるような。
    割と読みやすいので、オススメです。

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    2017年02月18日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    読んでよかった。感銘を受けた。
    本来公共セクターが持つべき「まちづくり」や「タウンマネジメント」の意識を大変強く持ち、それに根気強く向き合うことで、アークヒルズや六本木ヒルズを形にしてきた――そんなプロセスがよくわかる。地域の人々との接点を大切にし、入り込み、ひとりひとりの人生を巻き込みながら、信念を形にしていく様子は、読んでいて気持ちよくもある。
    アークヒルズのヒルズマルシェや六本木ヒルズのHills Breckfastはもとより、例えば毎週末森ビル社員がパトロールしていることを知る人はあまり多くないだろう。知らないまま「食わず嫌い」せず、森ビルの考え方をまず知ってみること。森ビルの再開発の

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    2014年11月27日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    大学2年の夏、たぶん六本木ヒルズができて1年以内の頃、初一人旅で行った。
    建物自体の大きさ、キレイさ、斬新さに目を奪われて「街」として捉えるまではできなかった。でもその時の衝撃ははっきり覚えてる。森美術館の模型も、景色も。
    この本読んだ上でもう一度行きたい。
    そこにはかつて普通に暮らしてた住民がいて、家があって。当時こんな広い敷地にバカでかい建物たてるなんて、前列ないし大変だったに違いない。それを何十年もかけて実現した。すごい。

    新しいことに挑戦するときいろーんな壁に阻まれるけど、乗り越えたものだけが成功する。

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    2014年07月01日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    ネタバレ

    Vartical GardenCity
    垂直な庭園都市、これは是非是非日本の東京大阪クラスの都市では進めてほしい。
    狭い上に平べったく土地を使うからどうしても広くなってしまい、それが原因で職場と住居が遠くなっている。
    工業経済が中心であれば生活空間と産業空間は明確に分離すべきだが、知識産業化が進んでおりそれが逆効果になっている。
    往復2時間なんて、正気の沙汰ではない。
    大阪のグランフロントの住居部分の売れ行きが好調なことも、それを示していると思う。

    さらに高齢化、人口減少が進むのであればより一層効率を高めるべきだし、環境の回復には人間の住まない土地を増やしていくことも重要だと思う。実際、こ

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    2014年02月26日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    森ビル、森稔氏のこれまでの調整を記した一冊。

    会社に入って、社内調整、社外調整にかかる労力、株主等からの要求といったハードルを少しづつわかってきたからこそ、森ビルのやってきたことがほとんどの会社では実現不可能な事業であることが体感できる。

    アークヒルズ、六本木ヒルズ、上海ワールドフィナンシャルシティ。どれも20年近い歳月をかけて竣工、開業を迎えているが、上場企業ではとても通らない話だろう。
    端から見れば偉大で成し遂げがたい事業は内部から見た採算、経済合理性においては他社がやっている何気ないPJにも劣るかもしれない。

    難しい。

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    2013年03月10日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    ネタバレ

     森ビルは六本木の再開発でなにを実現しようとしていたのか。六本木ヒルズのコンセプト、共同建築、再開発の困難とその克服、上海での挑戦、そして今後森ビルが目指すものについて。
     話題としてはすでに少し古くなってしまったか。六本木ヒルズの好き嫌いはそれとして、新しいことに挑戦し、自らの過去を否定することも厭わない森ビルの都市づくりに対する姿勢はすばらしい。新しい都市づくりに向けた示唆に富む一冊。

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    2012年11月06日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    森ビルの説明会より、この本一冊読んだほう森ビルについてよく分かる。
    森ビルの提唱する垂直田園都市は、都市としての東京の未来を変える可能性のある理念だと思う。
    都市に関するあらゆる批判に対し、森ビルはひとつの答えを提示出来ている。
    そして、六本木ヒルズのようなインパクトの大きい事業を手がけている森ビルが、何故「中堅」ディベロッパーであるのか、読めば分かる。

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    2012年01月18日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    森ビルに行くのが楽しみになる一冊。

    地下の有効活用って、近未来なイメージだったけど、

    今後もどんどん進んで行くんだろーな。

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    2011年07月25日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    2010.10.24
    Point
    1。高層階による居住環境の向上
    通勤時間の短縮
    2。ビルの上に田園
    3。美術館を入れビルの資産価値の向上
    4。逃げ出す街から逃げ込む街の整備

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    2010年10月24日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    400人もの地権者をまとめるという行為はもはや想像できない。
    中国の行政のスペクタクル感も羨ましい。
    満足度7

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    2011年01月31日
  • ヒルズ 挑戦する都市

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    会社研究のために読みました。

    森ビルの社員さん1人1人にも、この本に書かれてる、森さんの信念が行きわたってるんだなーって思った。
    「垂直の庭園都市」って、最初はあんまり共感できなかったけど、徐々に良いなって思えるようになったかも。
    六本木ヒルズも、もう少し年月が経てばこなれた感が出て、もっと六本木という街は良くなると私は思う。

    にしても、地権者との交渉をする粘り強さとか、すごいわー。
    森ビルは、理念が分りやすくて好きです。

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    2010年02月20日