七原しえのレビュー一覧
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成長と我慢して理不尽な事に耐えるのではなく闘う強さを教えている気がする。
こういった迷いながら、どん底から這い上がる強さの本をたくさん読んでいたと思うけど本を読む事は現実逃避でしかなかった自分は今になって本の大切さや学ぶことはたくさんある事を知る。
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全てが分かったら芯夜君が神隠しにあっていた期間は怪異の方が良かったと思ってしまう。
叔母さんも従兄弟も矢鳥家に否定的のようでいて十分矢鳥の人よな。
矢鳥家がただただおぞましい。
笙さんと芯夜君を責めるけど二人は矢鳥家の勝手な考えで攫われただけやのに。
矢鳥杏なんて優しそうで何も優しくない。Posted by ブクログ -
幼少期を共にすごし、崖崩れに巻き込まれて行方不明になった幼なじみが9年後、記憶を無くして戻り『生き神様』と崇められ、怪事件を推理していく……
最初は妖に見せ掛けた事件の連作と思ってたんですが、まさか最後にあんな仕掛けがあるなんて!
面白くて読み進めてたらまさかの展開に驚愕
登場人物たちの背景が重す...続きを読むPosted by ブクログ -
美しくて怪しくてかっこいい”和”のイラストが盛りだくさんですごく満足
神様や妖怪や架空のものや花をモチーフに外の国の人が根の国の“なにか”に取り込まれていくストーリー仕立てのイラスト集
インタビューも興味深かったPosted by ブクログ -
70年前の飛鳥の地にある史書を持ち帰る使命を受けた言祝(コトホキ)と、姉を救うために言祝を手伝う沙々。2人は氷室からタイムスリップを繰り返し情報を集めるのだが、過去に干渉してはならないと言われていたのに、沙々はある女の子と知り合ってしまう。
壮大な話だが、身近な縁も描かれていて読みやすい。挿絵もいい...続きを読むPosted by ブクログ -
とても面白かった。ひょんな事から90年前へ「過去渡り」をすることになった沙々。90年前へ旅立った沙々は少女「弥乃売」と出会う・・・。
この弥乃売との再会のシーンで感動した!Posted by ブクログ -
何が書きたかったのかな、が正直な感想。人々の生活なのか、過去渡りなのか、歴史についてなのか…。児童書なのだから、目くじらを立ててもしょうがないし、これはこれで面白い。最後の沙々と弥乃売の再会で、弥乃売が薬のプロになっていたのや、最後のモノローグは取ってつけたようなのは、気になる。Posted by ブクログ