六四五年への過去わたり 平城の氷と飛鳥の炎

六四五年への過去わたり 平城の氷と飛鳥の炎

1,540円 (税込)

7pt

4.0

平城京に置かれ、占い・天文・時・暦にたずさわる部署、陰陽寮。天文博士のもとで星図をかく星読みの青年、言祝にはとくべつの秘めた務めがあった。
大化の改新がはじまる直前まで、飛鳥の地には、『日本書紀』をまとめるために欠かせない書物があったという。蘇我氏が滅びる乙巳の変によって、一族とともに焼失したそれを探しだし、炎にまかれる直前に持ちかえってくるようにとの命を受けた言祝。ありかをつきとめるため、蘇我の邸にまぎれこませる女の子として、言祝が見こんだ少女、沙々。
平城京と飛鳥、およそ70年離れた時をこえて過去わたりをする二人に訪れた結末は……。

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六四五年への過去わたり 平城の氷と飛鳥の炎 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年10月27日

    70年前の飛鳥の地にある史書を持ち帰る使命を受けた言祝(コトホキ)と、姉を救うために言祝を手伝う沙々。2人は氷室からタイムスリップを繰り返し情報を集めるのだが、過去に干渉してはならないと言われていたのに、沙々はある女の子と知り合ってしまう。
    壮大な話だが、身近な縁も描かれていて読みやすい。挿絵もいい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年08月02日

    とても面白かった。ひょんな事から90年前へ「過去渡り」をすることになった沙々。90年前へ旅立った沙々は少女「弥乃売」と出会う・・・。
    この弥乃売との再会のシーンで感動した!

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年12月18日

    成長と我慢して理不尽な事に耐えるのではなく闘う強さを教えている気がする。
    こういった迷いながら、どん底から這い上がる強さの本をたくさん読んでいたと思うけど本を読む事は現実逃避でしかなかった自分は今になって本の大切さや学ぶことはたくさんある事を知る。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2023年08月03日

    何が書きたかったのかな、が正直な感想。人々の生活なのか、過去渡りなのか、歴史についてなのか…。児童書なのだから、目くじらを立ててもしょうがないし、これはこれで面白い。最後の沙々と弥乃売の再会で、弥乃売が薬のプロになっていたのや、最後のモノローグは取ってつけたようなのは、気になる。

    0

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