鈴木悦夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
おもしろかった!
ミステリーという意味では、わりとすぐ犯人の予想はついてしまうし、一つ一つのトリックもそんなにビックリするようなものではないけれど、この本のおもしろさは、ミステリーという枠ではなくて「トラウマ児童文学」っていうのはピッタリだと思う。
雰囲気の不気味さとか、ちょっと雨穴さんの世界に似た感じ。
歌の不気味さも、日本の童謡の不気味さに似てる。
「かごめかごめ」とか。
こういう生まれつきサイコパスな子どもはきっと実際いると思う。
これが児童文学で、小学校の図書室に置いてあって、サイコパスな子が呼んでしまったらと思うとちょっとこわい。
お姉さんも、自分が弟に殺されるとわかってて止め -
Posted by ブクログ
謎解き系ミステリ…ではなく
謎解明系ミステリ。
そんなジャンルがあるのかないのか…
知らんけど。┐(´-`)┌
保険会社のCMモデルに選ばれた、絵に描いたような“理想の家族”。
著名な写真家の父
家庭的で控えめな専業主婦の母
美しく聡明な姉
目立ちたがりの兄
そして語り手の「僕」。
そこへ撮影クルー4名が加わったところこら、不穏な事件が次々と起こり、理想の家族の形が崩れていく。
鍵となるのは〝その頃はやった唄〟
「子どもは父を憎んでた〜」
ん?
どう考えても流行りそうにない歌なのだけど(笑)これが物語の種明かし。
面白さはある。
けど——
大人には物足りず、子どもには読ませにくい。
な -
Posted by ブクログ
いまやミステリーの金字塔と位置づけされている海外ミステリー仮にその二作品をAとBとして、その二作品を読まずにこの作品を初めて読んだのであれば、相当なトラウマになるでしょうね。
海外ミステリーのAとB、とさせてもらったのは、ソレを明かしてしまうとすぐにこの作品の犯人とオチがみえてしまうからなのです。
なので、実はすぐに犯人わかっちゃいました。まぁ、容疑者が少なめだし、どんどん死んでしまうので嫌でも加害者が特定されてくるんですが。
驚いたのは、見立てとなる曲が実在することです。ほんとにあるんですね。しかも聞けちゃう。
読後、いやーな気分になること必至です。