鈴木悦夫のレビュー一覧

  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    ミステリー小説を読んでみたいと思い初めて手に取った本
    1989年初刊で自分の生まれた年でもあり思わず手が出てしまった一冊
    感想を一言で言うと
    「家族はいとも簡単に崩壊する」
    それぞれの家族の思惑が良からぬ方向へ進みすぎるとこう言う最悪の結末になりますよが絵がかけれている気がする

    途中で犯人はこの人かな?ってわかり後半には犯人も判明するが本当は誰がしくんだのか?家族全員が仕組んで共倒れしたのか?と考えさせらる本だった

    初めてミステリーを読むには結構胸糞悪い結末で終わるが僕をミステリー沼に嵌めた一冊であることは確かです

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    2025年09月09日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    ネタバレ

    帯に惹かれて購入しました!
    結果的に、主人公のテープを元に作品は公開され、その作品というのが今私たちが手に取っている本だった!というオチなのでしょうか…(読解力なくて申し訳ないです…)
    現代のミステリやホラーの中で考えると目新しい感じはあまり感じなかったのと、犯行動機や犯行の行動などがちょっと無理があるのでは?と個人的には思ってしまいました。
    でも、1日で読み切ってしまうほど、読みやすくはありましたし、物語に引き込まれました!

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    2025年09月08日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    家族の幸せ」とは、なんとなく共通のイメージがあるようでいて、実際には一人ひとりまったく違う形をしているのだと思う。家族であっても他人のような部分がある。

    「幸せ」とは固定されたかたちではなく、立場や視点によって絶えず揺らぐものなのだと、静かに気づかされる一冊だった。

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    2025年09月04日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    大々的にいろんな場所で宣伝してるので読んでみましたが…ん〜
    お話なので自分を納得させますが、犯人が…
    わかっちゃいるけど、ある意味衝撃ですよね。
    しかし、本当にはやった唄があるんですね。
    時代ですかね…

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    2025年09月02日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    始めから何となく犯人はわかるのだけど。多分登場人物も犯人をわかっているのだろうけど。それでも人が死んでゆく。
    子供の心理描写が細かい、と思ったら著者は児童文学の人だった。不思議な小説で何だか悲しかった。

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    2025年09月01日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    テレビで紹介されてて読んでみました。その時、児童文学だけど児童文学ではない…みたいな事を言ってたのかな。それどういう事?と気になって確かめてみました。確かに人が思っている以上に死んでる。主人公の小6の省一がプロローグで"たいくつ病"がどうたらこうたらと言っている時点で、ヤバいなと思った。そして見事に私が思い描いていた児童文学のイメージが崩れましたね。でも何となく結末が分かってしまいました。

    "幸せな家族"というテーマのCM制作のためにモデルになったのが、省一たち家族。読み進めていくとこの家族、"幸せな家族"なのか?と思えてきて、私はイライラします。その原因は男ども。父の勇一郎は有名なカメラマ

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    2025年08月27日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    これって児童文学なのか。
    確かに子供向けでも怖い作品あるもんね。
    ある唄に沿って次々と家族が死んでいく『見立て殺人モノ』だけど、読み始めて早々に犯人の目星がついてしまう。
    おそらく“犯人当て”がメインの作品じゃないんだろうなあ。
    ただ個人的に、姉の一美が一番怖い気がした。

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    2025年08月21日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    児童文学、ジュブナイル・ミステリとされてるが、途中から普通のミステリ作品として読んでいた。本格ミステリではないため、トリック等には重きは置かれてないが、小学六年生の省一の視点は、子供らしい純粋さと冷めた観察眼が混在し、同時に大人社会の偽善や家族の闇に直面する重さが描かれていた。
    ある程度ミステリになれた人ならば想像できるようなオチだが、それでも改めて描かれている真相に、なんとなくやるせなさを感じてしまった。
    独特な読後感は、大人だからこのように感じたのかもしれない。

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    2025年08月18日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    これだけの大事件なら、現代であればネットやメディアを巻き込んだセンセーショナルな展開になりそうなものだが、80年代はまだまだ牧歌的な時代だったのだなぁ。

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    2025年08月14日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

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    2025/08/11 18:25
    ううむ…確かに話は衝撃的な展開を見せ、衝撃的な結末を迎える。でも、なんなんだろうな、“そしてそのころはやった唄”って。そもそもこんな唄が流行るのか?
    もう少し、何か違った展開を見せて終わるともっと良かったのだろうに…

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    2025年08月11日
  • 幸せな家族 そしてその頃はやった唄

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    読むにつれて何となく感じた嫌な予感がそのまま、、、
    動機も何も共感できんくて、結末も悲しすぎる。
    なんでもない表紙やけど、読み終わって改めて帯を外して見たら物語と繋がって怖かった

    面白いけど、後味悪いトラウマ系ミステリー

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    2025年08月08日